高校のころはステレオという言葉は知っていたがそれはLPを聴くことのできる大きなスピーカーのついた音響機器のことだった。
まだそのころは家にはステレオはなく、ステレオで音楽を聴ける環境にはなかった。
大学に入いる時に祖母からお祝いにと買ってもらったラジカセが初めて音をステレオ再生できる機器だった。
初めてステレオサウンドを実感として感じたのはそのラジカセにつないだヘッドフォンから耳に伝わったサウンドによってだった。 それはマジックカプセルのライブの一曲め、まさしくマジックカプセルその曲。 下宿生活が始まった最初の日の夜に、ヘッドフォンを頭にかけ、電気を消し布団に入ってラジカセのスタートボタンを押した時、誤って狭い下宿の部屋中にスピーカーからの大音量を流してしまったとビックリした瞬間だった。いそいでヘッドフォンを取り外したところそれはスピーカーからではなくヘッドフォンからの音だと知った。
それは驚きでした。ステレオサウンドがこのような迫力のあるものだったとは。
最近はヘッドフォンで音楽を聴くことがほとんど。コンパクトCDプレーヤーとちょっとはりこんだヘッドフォンこれが私のお気に入りのサウンド環境だ。
特にゴダイゴはボーカルだけでなく
演奏そのものがすばらしいので、Steveのベースの響きや、ミッキーの鍵盤を叩く音を聴きとるためにはヘッドフォンがいい。そんなことを私に思わせるのはゴダイゴだけだ。
でも将来的には自分のオーデイオルームをもってゴダイゴを聴きたいと思っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます