これは岩手地学教育研究会会員の七田清さんが採集した「海リンゴ」の化石の写真です。
「海リンゴ」とは古生代オルドビス紀中期(約5億年前)に出現し、デボン紀末に絶滅した棘皮(きょくひ)動物です。
そもそも「海リンゴ」の化石が日本で最初に報告されたのは1987年(昭和62年)、ここ一関市東山町からなのです。
当時、高校教諭だった(故)堀込実先生が同町で採集したものを、東京大学理学部地質学教室の助手だった大路樹生先生に鑑定依頼し、「海リンゴ」の化石であることが明らかになりました。
その頃この化石が出るということは、ないというわけではないが、報告例はなかったそうです。
続いて1992、3年頃七田さんもこの化石を発見し、堀込先生に鑑定してもらったとのことです。
現在七田さんは町内で多くの化石を発見していますが、「海リンゴ」は数点ほど採集しているそうです。
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