幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

磐井清水若水送り

2009年12月26日 | 東山町

一関市東山町松川には奥州藤原秀衡公の命により、松川の里人が元朝に若水を汲んで平泉の柳の御所まで運んだとされる「磐井清水」があります。
その故事にならい平成5年800年ぶりに「若水送り」が再現され今年で18回目。
行列の参加者は白装束にひのき材を編んだ「かさ」をかぶりますが、今年も同町在住の佐々木次美さんがかさに筆で「若水」「磐井清水」と書き入れる作業を行っているそうです。

「磐井清水若水送り」は元朝の平安絵巻を再現する行事です。

●期日  平成22年1月1日 元朝

●内容
大晦日夕方  
柳の御所、秀衡公御使者秀衡家臣、長坂城主照井太郎高晴御出立

元朝1時    
受付後、松川公民館より磐井清水に参集

1時10分   
「御使者到達の儀」磐井清水番所守役宅前庭において御使者と大先達対面一礼一食を行う

1時25分   
「若水汲みの儀」藤原秀衡御使者の御諚を拝受

1時30分   
若水汲み(長老の介添えのもとに男子稚児が汲む)

1時40分   
「若水送り出立」行列 ※行列一行は松川から平泉までの約20キロを徒歩する

6時      
中尊寺通り→卯の花清水→坂下→月見坂→黒門→本坊

6時30分   
「若水進上の儀」中尊寺本坊前にて若水到着を通告
本坊玄関式台において、若水進上の儀を行う
本坊より本行列を組み金色堂に進み金色堂内に若水を献上
中尊寺山内白山神社を参拝

8時15分   
犒いの言葉をいただき帰路につく

皆さんもぜひご覧なってはいかがでしょうか?
     

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