夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 5月 9日(土)「陽性率(2)」

2020年05月09日 22時05分19秒 | 「思うこと」
6日の日に「陽性率」という記事を書きましたが、この中で次のように書きました。
「感染拡大が続いているとき、陽性率は下がっても陽性者数は累計としては増加をします。
しかしこの時、検査数が多ければ多いほど陽性者を発見できるのですから隔離をすれば感染拡大のリスクが小さくなります。より多くの検査を行いより多くの陽性者を発見して隔離していくことの繰り返しから感染拡大の縮小となり、検査件数に対する陽性者数が減少します。するとこれば分子の数を減らすのですから飛躍的に陽性率を下げるでしょう。
そして最終的には急速にゼロに近づく。」
朝日新聞の記事に「PCR検査を倍にすれば接触5割でも終息可能?」という記事があります。
やはり記事の中身ではPCR検査の拡大を強く訴えています。
新規感染者数を10分の1にするには
「検査数が倍増するなら接触機会が5割減でも14日ですみ、検査数が4倍増なら接触機会をまったく削減しなくても8日で達成する」(引用)
現在の検査数で8割の接触を行うとされていますが、これが達成されたとしても23日かかるという計算です。
日本は運よく連休で下から8割減を実現できた場所は市街地を中心に多くありましたが、仕事関係の接触が少なくなったわけですから8割減もややしやすかった。しかしその分話題となったパチンコ屋も含め、スーパーなどの生活圏ではなかなか達成は難しかったようです。また8割減にするには休業補償が貧弱なん赤での飲食店の休業や学校の休校そして失業や様々な国民の犠牲においてでしか8割減は達成ができない状況です。
これで来週から規制されているとはいえに経済活動が採火されますし、政府は「新しい生活様式」を発表して緊急事態宣言の中身を緩ませようとしています。
今後は8割減がさらに困難になるでしょう。
接触5割減でPCR検査を2倍4倍にし、陽性者を多く発見した方が経済面から見ても得策なのです。日本は連休というまたとない酔い条件の中で検査数を2倍程度行えばよかったのです。
ここに緊急事態宣言の失敗の懸念が残ります。
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池に浮かぶ月836【5月 9日】

2020年05月09日 18時18分47秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は政治的多数派と民主主義
選挙で多数派となるのはある意味民主主義ですが、その多数派がその数の力を無制限に利用するとすればそれは民主主義からの逸脱になる。
そうならば多数決というものも民主主義ではなくなる。
多数派が常に正しいとは限らないことはこれまでの安倍政権を見ればわかる。少数派が正しい場合も多数決で間違った多数派の意見が通る。
決められる政治の怖さである。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「5月 9日という日」

【2019年】ツイッターつぶやき「民主主義国家では政治家が死に物狂いで多数派形成を行うのが常」立憲主義は「民主主義と多数決はイコールではない」(アゴラより)すごい論理のすり......

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