夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2024年 4月28日(日)「政権交代 二大政党制」

2024年04月28日 22時14分49秒 | 「政治・経済」
東京、島根、長崎の補選で立憲民主党が3議席とった。
自民党の政治資金の問題が司法でも玉虫色で解決され、政治資金規正法改正もまた抜け穴だらけになるのではないかとされている。
経済も国民生活を豊かにする方向には進まない。
自民党批判が今回の補選につながったことは確かですね。
しかし立憲民主党が強くなった場合、国民生活が大きく改善することはないでしょう。憲法問題も危なくなる。
むかしの民主党ができた時、政権交代を起こすとして二大政党制が言われた。しかしこの間の民主党は右傾化をし、このまま立憲民主党が大きくなっても、保守二大政党制が出来上がるだけでしょう。アメリカやイギリスのように。立憲民主党はイギリスの労働党を目指す?
たしかに55年体制での自民党と社会党の二大政党のぶつかりで社会党が政権をとったのは短命の片山内閣だけでした。しかし政権交代がおきなくても政治と市民運動そして何よりも労働運動の連帯により自民党政治を抑えて社会改良が進んだ。政治は、政権交代ができる二大政党制だけではなく、国民生活と平和を向上させる政党が自民党と対峙することが必要なのです。
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池に浮かぶ月2230【4月28日】

2024年04月28日 21時53分05秒 | 「池に浮かぶ月」
人は喜劇を演じる。
そしてその喜劇から怒りを買うような行動をする。
だから笑いながら怒ることも稀ではない。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2023年 4月28日(金)「川上弘美東京日記 大きな銀鮭」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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「4月28日という日」

2024年04月28日 08時28分30秒 | 「何を思ってた?」(旧ブログまとめ)
【2024年】ツイッターつぶやき
東京、島根、長崎の補選で立憲民主党が3議席とった。
自民党の政治資金の問題が司法でも玉虫色で解決され、政治資金規正法改正もまた抜け穴だらけになるのではないかとされている。
経済も国民生活を豊かにする方向には進まない。
自民党批判が今回の補選につながったことは確かですね。
しかし立憲民主党が強くなった場合、国民生活が大きく改善することはないでしょう。憲法問題も危なくなる。
むかしの民主党ができた時、政権交代を起こすとして二大政党制が言われた。しかしこの間の民主党は右傾化をし、このまま立憲民主党が大きくなっても、保守二大政党制が出来上がるだけでしょう。アメリカやイギリスのように。立憲民主党はイギリスの労働党を目指す?
たしかに55年体制での自民党と社会党の二大政党のぶつかりで社会党が政権をとったのは短命の片山内閣だけでした。しかし政権交代がおきなくても政治と市民運動そして何よりも労働運動の連帯により自民党政治を抑えて社会改良が進んだ。政治は、政権交代ができる二大政党制だけではなく、国民生活と平和を向上させる政党が自民党と対峙することが必要なのです。

≪過去の記事≫

【2004年】
昨日はすごい風でした。雨はそうでもなかったのですが台風かと思うような荒れ方でした。
なんか日本人的な発想だなぁ。。。。。
3人の人質の個人責任問題。。。。
国や関係各所に迷惑をかけたとか、血税を個人のために使ったとか、これって国の仕事ではないのかな?小泉政権の自衛隊派遣反対をするような言動があったとしても、それは反小泉政権であり、けして反日的ではないのではないかな?
自作自演説などというものもあるけど。
運転ミスで車を電柱にぶつけて怪我をして救急車で運ばれている最中、救急隊員に「あんたの責任で怪我をしたんでしょ。。。。こういうのって迷惑なんだよね・・・・他に病気で救急車を呼んでいる人もいるかもしれないんだから。私たちだって税金で動いているんだから・・・・」なんて言われているようで、自分が悪いことは知っているけど、ここまで言われなければならないのかと憤りは感じますよね。ましてやあんたは反社会的な人間なんだからとかいわれたら。。。。
小火を出したら「火の元にはいつも気をつけれろって消防署でも言っているでしょ。。。。こういううっかりミスは迷惑なんだよね。。。」とか、泥棒に入られて警察に行ったら「鍵をしっかりかけなかったあんたも悪いでしょう。こんなことで泥棒にはいられったって来てもらっても迷惑なんだよね」とか。。。。
少し変なことを書いてしまいましたが、日夜市民の安全を守っている公務員の方は、こんなことは言いませんよね。でも、今回の件では、国や個人の政治家が言っている。確かに人間的な常識として個人的な責任で起こしてしまったことは責任があるわけだから、市民も責任を感じて謝罪やお礼の言葉は必要でしょうが、その言葉を要求することもおかしなものです。ましてや国が迷惑をかけられたと言う意識を持つことそのものが変です。
市民が自己責任で健康管理や事故防止をしていれば、自己責任で戸締りや自己防衛をしていれば、火を使うことに完璧さがあれば・・・・などなど、これは正しいのですが、消防署や警察は、このような個人的な責任に完璧さがないことを前提にしているし、完璧ではないからこそその必要性が問われています。
イラクの取材活動や、個人的なイラク市民への人的支援が、たしかに政府のイラク国外退去あるいは入国するなという勧告があったにしても、それに反して入国をしたとしても、危険だからといってい行かないわけにはいかない市民もいます。国内的にも先ほどのしょうぼうや警察の方々のように自らの危険を感じながら働いている人もいます。民間人でもさまざまな危険の中で働いています。ジャーナリストやボランティアで海外に行く人たちは特殊ですが、危険の中で働いている人たちと同じなのです。
ジャーナリストが、イラクがもっと安全になってから行けばいいという言い方もあるようですが、ジャーナリストは、今が大切なのではないでしょうか。
人質になれば国策にも影響をする。これは確かにその通りです。しかし政府が自衛隊を出すことは、イラクにいる民間人のことや、殺されたり人質になったりすることは前提のはずですし、国内でもテロが起きる危険性を前提としていたはずです。その前提の下に自衛隊は行きました。ここに市民を守ると言う国の責任はあるはずです。イラクにいる民間人が人質になった場合はどうすると言う危機管理は、テロで犠牲になった場合の国としての保障は?。。。。すごくあいまいな感じがします。
先に、ジャーナリストやボランティアで海外に行く人たちは特殊ですと書きましたが、この特殊な仕事をどのように評価をするかと言う点で、その国の性格が現れています。人質になった人たちが国からどういう扱い方をされるか、自己責任としていくら支払わされるか、ここに報道やボランティアに関する国の性格が出ます。これまでの報道を見ると、この面では日本は特殊な国に見えます。その意味で日本的だなぁ。。。と思いました。

【2005年】
(記事なし)

【2006年】
暑いほどでした。
久しぶりに洗濯物も気持ちよく乾きました。外に出るとツツジがだいぶ咲いてきましたし、春本番ですなぁ。。。。
デンドロビュームというランかな?ノビル科の植物だそうですが、あまりにもきれいな花なので買ってきました。2000円。
寒さに弱いらしく、どう冬を越させるかは難しいようですが、そのほかには余り手がかからないようです。熱帯魚の水槽は冬でも25度ほどに保たれているので、冬はこの水槽の横に置き、ダンボウルのようなもので囲えばだいじょうぶだと思います。それに、水槽の蛍光灯は、植物を育てる光が出ていますので、ガラス越しとはいえちょうど良いのではと思います。さっそくネットでの育て方のサイトをお気に入りに入れました。
この前かってきた小さなランは、まだ花の芽が出ません。。。だいじょうぶかな?

【2007年】
(記事なし)

【2008年】
(記事なし)

【2009年】
(記事なし)

【2010年】
トイレの便座カバーとトイレットペーパーホルダーのカバーを取り替えました。
先日、100円ショップで買ってきたのですが、今はこれらのカバーもトイレのマットも同じ色や柄で統一されたものがあるんですねぇ。。。。デザインもいいし驚きました。セットで買っても500円程度でしょうか。。。。。
生地は薄いのですが、あまりモコモコした生地よりもこれから夏に向かうこの時期はかえっていいかもしれません。
今まで使っていた便座カバーはあんがい高かったのですが、ホックでとめなくてはいけないものでそのホックが緩んできてとめられなくなってしまいました。尻のあたりがだぶついて「大」の時は不安でした。。。。どもども
便座カバーやホルダーのカバーも長く使っていると飽きが来るものですから、100円のものをマメに取り替えたほうがいいのかもしれません。
風呂の靴も買ってきたのですが、ハハハ・・・・ビニールが薄い。グニャグニャでした。でも、これもかえって安定性もあり履きやすかったです。
今まで大型電気店が入っていたビルがそのまま100円ショップになった例も見たことがありますし、スーパーの雑貨売り場がそのまま100円ショップになったり。悪く言えば使い捨てですが、便利なものを格安に買えるということ自体はよいのかもしれません。「えっ!!これも100円なの?!」というものもありますね。。。。先日娘が100円で電卓を買ってきました。まぁ、これは「ON」ボタンが引っ込んだままになり電源が切れなくなってしまいましたが。。。。ううう
生活必需品すべてが100円でそろえられますなぁ。。。。
安かろう悪かろうという心配は常にありますが、中には有名キャラクターを使っているだけで高いものもありますし、ブランドにこだわらなければ100円ショップの品もそうは悪くないのかもしれません。
しかし。。。。100円だから安いと、つい買う予定もないものまで買って籠の中が一杯になってしまいます。これだけは気をつけようと思うのですが、いざ行くとねぇ。。。。ハハハ

雨の中を歩いた
僕は雨が嫌いだった
でも雨粒を見ていたら
あたたかい気持ちになった

雨の中を歩いた
僕は雨が嫌いだった
でも雨の音を聞いていたら
心に静けさを感じた

僕は雨が好きになった
うつむいてあることを思った

【2011年】ツイッターつぶやき
千葉の牧場の牧草からセシウムが1110ベクレル検知されたそうです。
すぐに牛には食わさないようにしたようですが、この1110ベクレルという値がどのくらいの影響を及ぼすのかをこちらのサイトでシーベルトに換算してみました。
入力した数値は、牧草1キロ倉でその検知された放射性物質が1110ベクレル。これを一日1キログラム牛が食べたとして1年間でどのくらいのシーベルトに換算できるかです。(セシウムは134として)
約7698マイクロシーベルトでした。
牧草にもこのくらいの値が出たとしたら周辺に野菜畑でもあれば心配です。
野菜100グラムを1年間食べたら約770マイクロシーベルト。一つの野菜だけですからねぇ。。。
昨日書いたホウレンソウの件もありますし千葉県だけというのではありませんが関東もそうと汚染されていると見たほうが自然ではないかと思うのですが。。。。?
年間20ミリシーベルト以下といわれていますが、一つの野菜100グラムで0.77ミリシーベルトですからねぇ。
今の赤ちゃんはこれから80年以上生きるわけですから。今回の牧草の数値まではいかない低レベルでもこのまま汚染が残るとすると。。。健康に影響はないとはいえ気をつけたに越したことはないですね。でも水・空気そして食物ですからなぁ。。。。避けようもないわけです。

【2012年】ツイッターつぶやき
電車に乗ると、ところどころ席が空いていた。
だいたいこのような席の空き方の時は、皆隣を空けてぽつぽつと座っている。どこに座ろうかと迷ったが若い痩せた男の隣の方が窮屈ではないと思い座った。
座ってしばらくするとその若い男が貧乏ゆすりを始めた。貧乏ゆすりなどというものを見たのは何年振りだろう。今はこの癖を持つ人は少なくなりましたね。本を広げていてもどうもあの膝の揺れが気にかかる。ムッとして膝でその男の貧乏ゆすりを突っついた。しばらく止まるがまた貧乏揺すりは復活。いらいらしながら我慢をする。
もう本は読めないので目をあげる。
向かいの席に60歳ほどの親父が若い男の貧乏ゆすりを眺めていた。
するとこのオヤジが貧乏ゆすりをはじめたのである。4,5回ゆすったらはっとして止めるのだがしばらくするとまたゆすりだす。貧乏ゆすりは伝染するのだろうか。。。。そういえば僕もなんとなくゆすってみたくなった。我慢しましたが。。。
なぜ貧乏ゆすりというのかは諸説あるようですが、昔、路上などで貧乏人をつかまえてはゆすりや因縁をつける人の多くがポケットに両手を入れてどちらかの足をゆすっているというのが定番でした。その足のゆすり方が貧乏ゆすりに似ていることかららしいです。
そういえば今の世の中も貧乏人をゆするような政治などが増えています。原発を止めるなら料金をあげるとか停電させるとか。。。。貧乏ゆすり国家ですなぁ。この貧乏ゆすりにもいらいらします。

【2013年】ツイッターつぶやき
資本主義の競争はどのようなものが基本だろうか?
ある種類の商品の売り上げはデザインとかコマーシャルとか様々な要素で違いが出てきます。そしてそれは商品の使用価値を高くしますから売上数も上がり時には他の商品よりも高く売れます。そしてそのために利益も高くなるでしょう。市場はこのような競争で動いている面もあるのですが、これはあくまでも商品の使用価値という一つの側面ですから、例えば売れるデザインの商品が出れば他の企業もすぐに追随します。ですからこの使用価値での競争はあくまでも基本的なものではないはずです。
基本的な競争原理は、生産性の競争にあるわけです。
たとえばAとBという企業が100人当たりの労働力で年間1万個の商品をつくっていたとして、あるときA社が画期的に生産性が上がって100人当たり年間1万5千個の商品を生産できるようになったとすると、A社の商品は市場に多くの商品を投入できるようになると同時に、1個当たりの商品の価値を下げることができる。市場においてB社が生産する商品の価格で売れているとすれば、A社は5千個分多くの利益を得ることができる。ここでは本来はA・B両社の生産する同じ商品の価値に違いが出て、A社は価値どおりに商品を売るならばB社の商品よりも安くなるわけですが、しかし市場に出たときにB社と同じ価格で売ることができるのですからA社は特別な利益を得ることができます。これが生産性の向上による特別な利益です。
ですから資本主義の競争の基本的な原動力は生産性の向上による特別な利益(特別剰余価値)の生産にあるわけです。
市場での書品量商品量は多くなる。両社で年間2万個だったものが2万5千個になるわけですから、この時に詩情市場での商品のだぶつきが起きたときはどうなるでしょうか?市場での販売競争が行われて、この時A社は商品価格を下げる余裕があります。少しぐらい特別な利益を減らしても市場での商品販売を独占できるからです。それで多くの利益を得ることができる。
しかしB社も黙っているわけがないし生産性をA社と同じようにしようとする。
すると市場での商品量はさらに増えて3万個となり商品のダブつきは顕著になる。そうすると値下げ競争から商品は価値どおりに売られるようになり、この産業内に特別な利益がなくなる。それは競争の縮小でしょう。その産業に停滞が起きて資金が逃げて株価も下がる。
このような現象が一つの産業だけでなくて多くの産業に出てきたらどうなるのでしょうか?その国の経済自体が停滞をしていきます。企業利益は減少する。
しかしこのような商品価格の下落自体はデフレではない。
商品がその価値どおりに生産性の向上で下落したとおりに経済的な自然な形として下落しただけですから。
もちろんこのような生産性の向上は他の先進国でも同じように起きているわけですから日本が特別なわけではない。その中でなぜ日本だけがデフレだと騒ぐ現象が出てくるのでしょうか?
先に見た日本全体の経済の停滞そして企業利益の減少の中で企業は何をしようとするか?
日本の場合は正社員数を減らし低賃金の派遣労働やバイト労働に労働力を求め、その低賃金労働力をバネにして正社員の賃下げを行った。その中で小さくなるパイなのにその分け前としての企業利益維持しようとした。これは経済法則から離れた非常識なものでしょう。労働者の生活の引き下げで企業利益を確保しようというものですから。
労働者というのは、あるいは何かしらの形(サラリーマンと農業の兼業とか)で賃金を得ている人々は労働力を提供していると同時に消費者なわけです。労働力を売って得る賃金が下がれば結果として購買力も下がる。市場には有り余る商品が存在をしているのに消費は鈍ってくる。そのときにもやはり競争は商品価格の値下げによって行われる。ここに物価の下落が質的に違った形としてデフレが現れる。
労働力もさらにその価値以下になり、商品の価値もさらにそれ以上下がっていくという矛盾が起きる。価格破壊とか言われますが、企業利益も必然的にさらに下がっていく。
この時の物価下落がデフレと言われる状態ではないでしょうか?
企業は有り余る資金を設備投資などには回さずに株や国際そしてリスクの大会金融商品のまで手を出して、その金融資産で企業の行政気を塗り固める。こう見るとデフレとは商品市場に出回る貨幣量が足りないとはいえ、貨幣量が絶対的に足りないのではなくて金融資産へ廻って相対的に商品市場の貨幣量が足りない状態になっているのでしょう。いや、足りないのではなくて十分な貨幣量の貨幣が社会の中で回転しなくなっているんです。
今の日本の状態がこういう段階に入り、日本的デフレが深化していく。

【2014年】ツイッターつぶやき
オバマ大統領が来日した日から報道などの内容を読んでいろいろと考えさせられました。
それが日本に何をもたらしたのか。自分なりに考えたことのまとめです。

      4月23日
オア場間オバマ大統領が滞日した。
日本としてはどうにか表面上だけは国賓扱いということにできたのですが、実際は実務的な来日でしょう。
この来日を前に読売新聞が単独書面インタビューの結果を記事にした。
会談の中心は、日本側としては対中国との尖閣諸島の対立に対してアメリカの態度としてはっきりした日本側に立つものを引き出すことと集団的自衛権の認知ということでしょう。それを日米安保の強化として位置づけるものです。アメリカ側はTPPでの日本側の譲歩を引き出すことでしょう。
尖閣・集団的自衛権そして安保の強化とTPPが焦点に間違いないのですが日米間の軸足は違っているのではないでしょうか?もちろん安保は対中国へのアメリカとしてのけん制ですしアジア重視の軍事面の基礎ですから、アメリカが無関心ということではないのですが、対中国とのこれまでのつめた話し合いもあったわけですし、日韓の対立もある。領土問題は平和的解決というスタンスは保つでしょう。
上にリンクした読売新聞の記事では、オバマ大統領が
『尖閣諸島について「日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」と述べ、歴代大統領として初めて安保条約の適用を明言した。集団的自衛権の行使容認に向けた安倍内閣の取り組みを全面支持する考えも表明した。』
(上記リンクページより引用)
しかしこの「日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」というのはある意味尖閣諸島はアメリカの沖縄占領と返還の歴史において日本の実効支配にあるということで尖閣諸島を中国が軍事的に解決しようとした場合は日米同盟から安保5条を適用するということで、これは以前から中国に対してけん制として言われていた言葉ではないか。これは何も尖閣諸島問題を平和的に日中が解決することを希望するというスタンスから離れたものではない。
ですから日本側が期待するような尖閣諸島問題を日本側の意見で解決することでもないようですし、ましてや武力的な解決を言っているわけではない。
集団的自衛権については、日本側は安倍総理の靖国参拝という対中国・韓国への強硬的な姿勢見せ、オバマ大統領来日直前にも安倍総理は参拝はしなかったが真榊(まさかき)を奉納し、その後は閣僚を含めた靖国参拝を個人として行った。春の例祭でしたっけ、その中での真榊の奉納という形ですが、先の靖国参拝ではアメリカ側から『失望』という言葉が出たにもかかわらず大統領来日の直前に行ったことはひとつのアメリカへのメッセージだったという面がるのではないでしょうか。この内政とそのことからの中国・韓国との対立をアメリカが認知することを含めた日本独自の集団的自衛権の形をアメリカに承認させる主観的内政的目的もあるのではないか。
アメリカ側からすればこの間の自衛隊の海外派遣を歓迎してきたわけですから今後の(特に北朝鮮)武力戦略に日本が必要なわけですからこれまでと同じ協力はほしいでしょう。しかし日本側の集団的自衛権とアメリカの集団的自衛権の中身は、靖国参拝に象徴される中身を含めたものとなるとだいぶ温度差が出るのではないか。
アメリカの軍事行動は非難されるべきものですが、一応は自由主義国としての建前はありますし、ベトナム戦争やイラク戦争にしても国民世論がその戦争をやめさせる働きを持つ民主主義は根強くあります。この意味において自由と民主主義の建前は維持をされる。日本に対するものは戦前の日本ではなくて近代的な自由と民主主義を建前上でも持つ自由主義圏の日本でしょう。

      4月24日
昨日書いた「オバマ大統領来日」に関連しますが、今日の会談を踏まえて大統領と首相の共同談話(インタビュー)がありましたが、TPPについての合意には至らずたぶん今夜も関係閣僚の爪の議論が行われているのでしょう。日本側としてはTPPと共に尖閣諸島についての安保条約5条の適用と集団的自衛権のアメリカ側の評価にあったと思います。そしてこれらを含めたアメリカとの親密さの再確認だったでしょう。
オバマ大統領がアメリカ大統領として始めて尖閣諸島も安保条約5条の適用を発言したことについては成果だったととらえている面が強い。集団的自衛権も歓迎するというような発言も成果ととらえているのかもしれない。
しかしオバマ大統領の発言では、この言葉の真意はこれまでアメリカ政府が言っていたこと以上でも以下でもないということで、
オバマ氏は会見で「米国は中国とも非常に緊密な関係を保っている」と表明。尖閣を巡る領有権については「特定の立場は示さない」と従来の米国の立場を繰り返し、中国が尖閣へ軍事侵攻をした場合の武力行使の基準となる「レッドライン」についても「引かれていない」と言い切った。そのうえで、尖閣問題の平和的解決を強調し、日中双方に「信頼醸成措置をとるべきだ」と求めた。 (毎日新聞より引用)
これまでの安保条約の再確認に怪我は得た程度のものと受け止められるのではないか。
海外の反応も同じようである。(毎日新聞)
同時にこれは、日本側がこの間主張していた日中間に領土問題はないというものを覆す中身とも受け取られかねないでしょう。軍事的解決にはアメリカは5条を適用するがそうではなく平和的解決を望むというのはアメリカが一定の領土問題の存在を認めたことにもなる。
集団的自衛権については、その範囲もまたこれまでの自衛隊の海外派遣程度とみえる。朝鮮半島においては日本国内のアメリカ軍の展開程度でしょう。仮にアメリカが朝鮮半島有事に武力介入をした場合今の日中・日韓の関係においてはよほどのことがなければ自衛隊を使えないことも明らかです。
また大統領は安倍総理の靖国への真榊(まさかき)の奉納と国会議員の指摘参拝という中での訪日でした。大統領は宮中晩餐会そして明治神宮訪問そして流鏑馬、ASIMO見学と「日本の文化」をそこに見つめている姿があった。これも大統領のメッセージとするならば今の日本がいう集団的自衛権とは温度差を持っているということではないか。

      4月25日
日米共同声明を読んでました。
ツイートした気になることだけを転載しておきます。

「米国は、尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対をする。」(日米共同声明)この「施政」という言葉の解釈(先のツイート二つ)によっては、アメリカに対する「一方的な」ともとらえられる意味合いを持つ。

施政とは何か?特に国際関係の。。。。施政の意味
この意味においての「施政」ならば、日本は敗戦国ですから「信託統治」という意味合いが強くなります。。。信託統治の意味
尖閣諸島は沖縄に属します。その沖縄は戦後アメリカが占領をしていた。それを日本に返還をしたわけですから、アメリカにとっては戦後の国際連合との関連での発言の意思をいまだに持っていると見ることができる。ですから尖閣諸島の支配権はアメリカ抜きには決めることができないということにつながる。
その上に立った日米同盟。
アメリカの主張とはこういうものではないか?

      4月26日
韓国を訪問したオバマ大統領が竹島(独島)問題に対して発言したようです。
北東アジアの領土紛争についてもオバマ大統領は「米国が紛争の当事国ではない」と前置きした後、「米国はこうした問題が法と外交によって解決されるべきだという一貫した立場を堅持している」という原則的な立場を明らかにした。前日、日本で尖閣諸島(中国名・釣魚島)は日米安保条約の適用対象だとし、日本側に立った態度とは温度差がある発言だ。  (中央日報より引用)
竹島については「米国が紛争の当事国ではない」。これは日米韓の協力関係に位置づけられている中での日韓関係ですから直接アメリカがこの問題について言及はしないということでもあるのでしょう。尖閣諸島については日中間の問題ですからアメリカは安保条約上もその判断を明らかにしたということでしょう。
しかし領土問題において「米国が紛争の当事国ではない」か当事国であるのかといった論法からすれば、尖閣諸島の紛争はアメリカも当事国だという解釈も成り立つ。
アメリカも紛争の当事国だというのは単に日米安保条約によってとした論理だけでは中国を始め世界には通用しないのではないか?
戦後の歴史や国際関係は複雑でしょうし、その複雑さの中に日米関係も安保もある。
戦後の国際的な秩序というのは国連の常任理事国の構成にもありますし、その中において戦後の秩序は冷戦時から今日まで根強く構成されている。
この中で安倍総理の「戦後レジームからの脱却」が出されたわけです。
その中身は内政としては戦前回帰とも受け取られかねないものであり、中国や韓国との関係の悪化にも現れている。
戦後の正解秩序が正しいかといえば間違いも多いはずです。日本がその秩序に介入しようとする意思を持ったのでしょうが、それは戦前の日本を思い出させる結果となった。
そうならば今の正解秩序という面での日本への風当たりも強くなることでしょう。
この中で日米同盟も安保ももう一度再確認されるようになる。
このような中で対中国に対してアメリカも尖閣に対しては「紛争の当事国」だと主張するなら今の戦後レジームからの脱却を言う日本の立場は相当苦しくなるでしょう。

4月27日
昨日はこちらの中央日報の記事をリンクしてそこに書かれていた竹島問題は「米国が紛争の当事国ではない」という言葉に関連して書きましたが、この記事の本来の中身は、『オバマ大統領は質問で言及されていない慰安婦問題を先に持ち出し、「甚だしい人権侵害だ」と述べた。』(引用)というところにあります。
今日はこのオバマ大統領の「甚だしい人権侵害だ」という発言に対して安倍総理が「筆舌に尽くし難い思いをされた慰安婦の方々のことを思うと本当に胸が痛む思いだ」と発言した。この記事については他の報道機関でも報道されているので確かな発言だと思う。
昨日は戦後の世界い秩序と安倍総理の戦後レジームからの脱却の関係を書きましたが、やはり中国や韓国に対して戦前の日本社会への回帰とされることに戦後レジームからの脱却が移り、同時に内政においても国民やマスコミから同じものを感じさせる動きともとらえられた。それは中国や韓国以外にも同じものを感じさせた。政府関係者などの発言や国民の中の言動でも。
その中での今回の安倍総理の発言ですから重要ですね。
発展的な日本を作ることが問われているわけです。その中でのアメリカとの新たな関係です。アメリカにも大きな矛盾があるわけですから。

【2015年】ツイッターつぶやき
(記事なし)

【2016年】ツイッターつぶやき
(記事なし)

【2017年】ツイッターつぶやき
gooお題「アウトドア用品持ってますか?」
たぶん・・・・
納戸の奥の方にキャンプ用品一式が入っていると思います。
もう20年以上使っていません。
このキャンプ用品一式の思い出の一つに、家族でオートキャンプ場に行ったのはいいのですが、周り中のテントは立派な大きなもので、その他のキャンプ用品も立派なものばかり、我が家のテントはその立派なテントに囲まれてちんまりと目立っていました。夜の照明もランタン一つで過ごしましたが、周りの豪華なキャンプ用照明が煌々と輝き「もらい照明」をして過ごしました。
帰りの車の中で家族全員でしょんぼりしながら「今度は大きなテント買おうね・・・・」とつぶやきながら帰りました。しかしその後大きなテントは買いませんでしたが。。。。
もう一つの思い出は、子供だけを連れてキャンプに行ったことです。
海の近くのキャンプ場で、夕飯は釣りをしてキスの天ぷらだぞと生き込んで親父の力を見せようとしたのですが、こんな時に限ってボーズ。。。。。
まぁ、ほかにもたくさん食材は買っておいたので食うには困らなかったのですが、親父の権威は落ちました。
夕飯の時にぽつぽつと雨が。。。。急いで食べてテントの中で過ごしました。そのうちに大雨になり風も出てきて我が家の小さなテントがぐらぐらと揺れています。どうも心配なので子供たちに車で寝るかと聞いたら、子供たちはテントがいいと。。。。仕方なくテントで寝ました。一睡もできないかなと思っていたのですが、疲れも出てぐっすりと。
はっと目が覚めると僕の腹のあたりが濡れている。もう朝方なので外に出てみると風で揺れたテントの張りが弱くなりへこんだところに雨水がたくさんたまっていました。安いテントですからその雨水が浸透圧で漏れて僕の腹を濡らしたようでした。
子供たちは元気で朝飯をつくる間遊びまわっていましたが、僕は濡れた洋服を火で乾かしながら飯盒で飯炊き。それでも午前中のつりは2,3匹釣れて子供たちも楽しそうでした。
帰りの車の中で子供たちとしょんぼりしながら「今度は大きなテント買おうね・・・・」とつぶやきながら帰りました。しかしその後大きなテントは買いませんでしたが。。。。

【2018年】ツイッターつぶやき
昨日、公園内の小道を歩いていたら、小枝が所々に落ちていた。
もう初夏に近づいて若葉が出てきている季節なのになんで小枝が落ちているのか。
小枝はまだ生木で緑色をしていた。
するとすぐ上の梢がガサガサと揺れていた。
揺れていたというより風で揺れるようなものではなかった。
見ると大きな鴉がくちばしで梢を折って公園の端に気に飛んで行った。
するとまたガサガサと。見るともう一羽の鴉が梢を折っている。そこに先ほどの鴉が戻ってきてまた梢を折りはじめた。
たぶんツガイなのでしょうね。
カラスの巣作り。。。。。。
春の季語らしいです。

【2019年】ツイッターつぶやき
消費税と企業の関係は、例えばB社がA社から原材料などを買って消費税を支払う。しかしB社その原材料を使って商品を作りC社に売り消費税を預かる。B社はC社から預かった消費税からA社に支払った消費税額を差し引いて残りを国に納めるようである。
輸出企業は商品を輸出すれば、C社という立場の相手がいないために国から還付金を受け取るそうです。それが6兆円とも言われています。
一方僕たち最終消費者は賃金を受け取るときに消費税を預かっていないので、賃金で物を買えば100%国に消費税を納めることになる。
どうも消費税というのは企業と一般国民とではシステムが違うようです。
ですから輸出企業は消費増税では痛くもかゆくもない。ところが国民はさらに切り詰めた生活をさせられる。
これでは消費税は広く浅くすべての消費にかけるという前提はないですね。
企業は労働力を賃金で買っています。労働力を買っても消費税を納める仕組みがないのです。
賃金に消費税をかければ、たとえな400万円の賃金に10%の消費税をかければ440万円労働者の懐に一時的に入ります。年の労働力の売り上げ(賃金額)は1000万円以下ですから益税でもいいわけです。労働者は440万円消費をする。すると国に入る消費税も10%多くなるはずです。
このようになれば、最終消費者は労働者ではなくて企業というように見えてくるでしょう。
これが本来の姿では?
昨年から企業の利益拡大が言われて内部留保が膨らんでいます。しかしその企業利益は労働者の賃金には跳ね返りません。この状態を改善するには、消費税の最終負担は企業が負うべきなのです。
【関連記事】。。。 消費税と還付

【2020年】ツイッターつぶやき
以下ツイッターから
日本のPCR検査での陽性者は4日間発熱が続いていた人ですから、一般人からすればだいぶ苦しい病状の人となります。それが昨日は39名というだけの数字ですね。それが民間検査だけの数字?事実ならさらに恐ろしい検査体制ですなぁ。
東京都のサイトで見ると、医療機関が行った検査での陽性者を含んで39名。しかしまだ27日の検査実施人数は公表されていません。39名が医療機関だけとなると、27日の行政の行った検査はゼロに?少なくとも入院患者等の検査はしてても「新たな患者の検査」はゼロとなる。
これから毎日日曜日の連休ですから行政の検査もお休みになるのでしょうか?
まぁ、ハーハー、ゼーゼー状態の死にそうになれば検査はしてもらえるのでしょうが、10日間も検査を行わなければ感染も広がるでしょう。そこを自宅待機しなかったからと責任を国民に負わせる。パチンコ屋に負わせる。
感染拡大防止は、個人でできることと国などの行政でしか行えないものがある。
個人の責任で行わせる感染拡大防止だけを強調して、しかも休業などによる生活苦も個人責任にして、普段でもあまり行わない検査をさらにゴールデンウィークですからと減らす?
検査もゴールデンウィークなら当たり前ながら新たな陽性者数もゼロに近づくでしょう。
それで韓国などの感染者ゼロに合わせて日本も終息宣言。
めでたし、めでたし。。。。。
でも、また50代男性がPCR検査を保健所に電話してもつながらずに受けられんかった。そして死んでからやっと検査です。
人の命にかかわる問題です。
4月29日追記
本文中リンクした39名は民間検査だけという記事の玉川さんに誤り があったようです。しかし一昨日の東京の感染者数39名についての玉川さんの解釈に誤りがあったようですが、でも月曜日の感染者数が減るというのはずっと続いていますし、ニュースでも検査数の減少を言っています。
39名が民間検査だけというのが誤りだっただけ。

【2021年】ツイッターつぶやき
先日スーパーに行って買い物をしましたが、カートの中はそんなに多く買っていませんでしたが4000円弱でした。すべて食品です。
思わずレシートとにらめっこ。
消費税分が価格の中に入ってしまいましたが便乗値上げも疑いたくなります。
7月から味の素のマヨネーズが値上がりするようです。
値上げ幅は1-10%程度のようですが、塵も積もれば山となる。いろいろな食品が少しづつ値上げされて行けばカートの中身全体では大きな値上げとなります。
政府日銀のインフレ目標は1%がやっとだと言われている中、食品は5から10%程度の値上げが相次ぎます。
庶民の節約は娯楽費など文化的生活費用の中がまず削られ、光熱費なども節約。そして食事の中身も節約されます。
しかしいくら節約をしようにもこれだけ値上げが続けば限界に来ますね。
すでに子供の貧困、これは親の貧困からですが、子供にまともな食事を与えられないということが起きています。子ども食堂がはやります。給食が唯一の栄養源ということも。しかしこの給食費すら苦しくなっている。こういった貧困層の実態だけではなくて庶民生活もそうは豊かな食生活は無理になっていくでしょう。
衣食住。。。。。
生きていくうえで欠かせない物。。。
ここが苦しくなるということは日本全体の貧困化です。
日本は貧しい国ではない。なぜそこに貧困化があるのか。
金が企業や富裕層、不労所得層に吹き溜まっているのです。

【2022年】ツイッターつぶやき
ふぅ。。。。
忙しさも峠を越したかな・・・・・

【2023年】ツイッターつぶやき
川上弘美さんの東京日記「大きな銀鮭。」が更新されました。
大きな銀鮭を買ったら魚屋のお兄ちゃんと急な寒さに笑いながら怒る。。。。。。
この社会には怒ることが多すぎますが、笑って怒ることと、マジで怒ることがありますね。
本気で怒ることは大切です。これを忘れたら人間おかしくなる。
漱石は喜劇が流行ると何かの作品に書いていましたが、人の命にかかわることでなければ人は喜劇を演じる。怒ることも案外笑ってしまうようなことで怒っているのかもしれない。政治家の怒るような言動が余りにもお粗末だと笑ってしまう。喜劇ですから。
コメント
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