毎日手を入れているのに。
ぬか床がカビた。
今日もまた寒いですねぇ。
ハニージンジャーティーであったまって下さい。
いや、カビとは言っても、正確にいえば、これは産膜酵母というもので、
体には無害&そのままかき混ぜれば正常に戻るものなのだが.....。
これは、最近足しぬかに使い始めた、米胚芽入りのぬかがなせるわざなのか。
それとも、『冷蔵庫管理だけでは乳酸菌が増えないだろう』と、
室温管理の時間をたびたび設けるためなのか.....
(冬とはいえど、暖房器具と同時にガンガンかける加湿器で
我が家は高温多湿なのに・笑)
こんな煮物もいかがですか?
塩辛を作った際に余るゲソを、私はいつも、醤油、砂糖、酒、
おろしにんにくの調味液に漬け、そのまま冷凍庫に放り込んでおく。
で、こんな風に、だし汁で煮た大根にそいつを調味液ごと放り込み煮ると...
簡単に美味しい煮物が出来上がる。
(炒めたり、衣をまぶして揚げて食べることもアリ)
とにかく私はその産膜酵母を丁寧に取り除き、
今までより少し室温管理の時間を短くすることを決めて、
大事なぬか床を冷蔵庫にしまった。
で、だ。
まあ、その産膜酵母の件は、めったにないことなので、問題ではないのだが、
ぬか床を持ち始めてからというもの、私にはひとつ困ったことがあって、
それは野菜を漬けて→取り出し→食べる→また野菜を漬けて.....
という過程で、どうしても増えてゆくぬか床、についてなのだ。
でもって上の煮物で煮汁&ゲソが余って、それがあまりに勿体無いので(笑)
さらに大根を足して、コンニャクも入れて煮込む。
二次どころか三次利用メニュー。
さらに、煮物用の大根から出た皮と、野菜室の隅にあった
ブロッコリーの茎が勿体無いので、それできんぴらを作る、と(笑)
ブロッコリーの茎って、きんぴらに最高の食材かも~♪
いや、『増える』とはいっても、なにもぬか床が増殖するわけではなく(笑)
野菜から出る水分に対して足してゆくぬかで、ぬか床の量が増えてゆくという話なのだが、
(水分のみを捨てる作業もマメにするが、それでもやはり足しぬかは必要)
そうなるとそれほど大きくはない容器に、ぬか床は収まりきらないようになり、
これまではその入りきらない分を、泣く泣く捨てていたという次第。
.....と、あまりに「つましい」メニューの写真が続いたので(笑)
ここらでちと豪華なお写真を。
こちらはゴンザ作『ローストビーフ』
で、この、せっかく「育てた」ぬかを捨てる作業が思いのほか後ろめたく、
それゆえ「こいつをただ捨てるだけではなく、何かに利用出来ないか」と.....。
んでもって、冷蔵庫をガサゴソと探って、考えに考えたあげく、
『ぬか床=乳酸菌』と思い立ち、野菜室にあった白菜の半端に目を留め、
「コイツでキムチは出来ないか!?」と、思ったと。
ハイ!豪華写真をもう一発。
こちらもゴンザ作『ビーフシチュー』
我が家では私が和食を、ゴンザが洋食を担当。
(いつの間にかそうなってた。毎日食べるのはほぼ和食だしね)
なワケで、さっそく、白菜および、目についた野菜をざくざく切って
ボールに入れ塩で揉み、水分をきってから、
そこに韓国唐辛子、おろしにんにく、はちみつ、を入れて
さらに『ぬか床のぬか』(つまり捨てる予定だったもの)を少しすくってとり、
全体がまぶさるくらいに入れて揉む。
でもって、それをビニール袋に放り込んで一晩漬け込み、
食べる際にはぬかと、その他調味料を丁寧に洗い流し、
再び韓国唐辛子をまぶす、と.....。
見た目もキムチそのものだ~♪
おお♪
こりゃ、どこからどうやって食べても立派なキムチ!
と、いうわけで(笑)
ここからの我が家では、ぬか床が容器に納まりきれなくなるたびに、このぬか床キムチが食卓にあがる予定。
さらにその『ぬか床キムチ』を炒めて、
『豚汁』、作りました(ホントは具沢山なんだけど沈んでる)。
うま~い♪寒い日には、こんなのがあったまるよね~。
しかし乳酸菌ってすごいね~。
ぬか床ばんざい~♪