猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

捨てたわけではないけれど。

2008年01月20日 05時22分57秒 | 日記

そういえば私のblogには、女性らしい話題。

「私の化粧品選びにはこんなこだわりが!」とか、
「これが私の美容法♪」なんてのがほとんどないが.....

これは私が『女を捨てた』からではなく(笑)

今はそういったことにあまり興味の方向が行かないだけ、のことである。

 

この頃はよかったわぁ♪(爆)

 

何しろ、若さなんて永遠には続かないのだし、
どれだけ若く見えようと、
どれだけ『歳相応に美しく』なれたとしても、
外見の美などいつかは衰え滅びるもの。

で、あれば、色々塗りたくったり、着飾ったりする時間を、何か他の事。

例えば、表で駆け回ったり、小さな路地を探検する時間にあてたほうがいい。

 

もはやモザイク要らずの変貌ぶり(爆)

 

とはいえ、やっぱり私も女だから、少しは自分のことも気にせねばならないわけで.....。

それゆえ、「今日は肌の休養日」などと、
『自分を構ってあげるために、何も構わない』などという、矛盾した日を作ったりする。

 

そういえば最近、美味しいものの写真がありませんでしたね。
こちらは先日行った『柿安三尺三寸箸』のランチビュッフェ。
¥1880(平日は¥1680)
美味しくって品数も充分で大満足!
(変貌の根底にあるのはこの食欲か!?笑)

 

.....いや。

とまあ、こんな風に言うとなんのこっちゃよくわからないのだが、
要は、
『いつも化粧水やらクリームやら塗られた状態では肌もくたびれるだろうから、
今日は洗顔したら放りっぱなしにしとこ』
なんて日を作る、というお話。

何もつけていないおばさんの肌(←私)は、
カサカサぱさぱさで見るからに哀れを誘うが(笑)、
一説によれば『肌は甘やかすとどんどん自分で復元する力がなくなってゆく』そうだから、
こんなのもやっぱり、たまには必要なのかもしれない。

 

デザートも美味しかった~♪
(特にマンゴープリンとわらび餅)

 

でも......

やっぱりカサカサぱさぱさのおばさんが目の前にいるのは、
少しゴンザに気の毒なワケで(笑)

うう、ごめんよ、ゴンザ。

 

こちらはC3の『オレンジとキャラメルムースのケーキ』
ここはホールのケーキは美味いんだよねぇ。

 

......あ、でも、ゴンザはいつも職場できれ~なおねいちゃんばっかり見てるから、
(ゴンザの仕事はバーテンダー+周囲はクラブ街=客にも綺麗なホステスさん多数)
たまにはこんな素朴なおばさんを見て、目を休ませるのも必要か!?(爆)

 

最寄り駅(徒歩1分)の前にたい焼き屋さんが出来ました。
うう、キケン....(笑)

こちらはお正月エスパー妹が遊びにきたときに持ってきてくれたいちご。
美味しかったね~♪


私的、『泣ける』映画。   - 洋画編 -

2008年01月17日 22時35分03秒 | 映画

先日TVを見ていたら。

某人気番組で、『泣ける映画BEST30』という特集を組んで、放送していた。

全国の、20代~60代・2000人にアンケートをとり、決定されたというランキング。

その中には、「うんうん、あれは泣けるよね」と頷けるものから、
「ええ?あれが泣けるの?」というものまでが含まれていたが、
ある意味、とても興味深かったので、私としても、
「ちと自分でその辺を整理しようかな」と、再び映画ノートをゴソゴソ取り出してみた。

以前にも紹介したことのある、この映画ノート。

その後、家の中を整理したら、また2冊ひょっこり出てきたので、
この時点で、5冊にわたり、延べ359本分の映画(ビデオ)の、
鑑賞後の感想が手元にあることになるが。

その中で私なりの『泣ける』映画を選んでみたら、
とある共通点があることに自分で気づき、
「なるほど~」と、思わず納得した次第(笑)

ま、『泣ける』という解釈が人それぞれであるように、
私にとっての『泣ける映画』とは、文字通りワンワン泣くことではなく、
「笑って考えて、じ~んわりと余韻が残り、生きていることの幸せに包まれるもの」
であるというのが結論、ということのようで.....。

と。
まあそういうことで。

興味ない方も多いかとは思われますが(笑)

私的・泣ける映画を、順位は別として、挙げてみたいと思います。

 

☆ 『マイケル』

 ジョン・トラボルタがむっさい天使に扮するこの映画。
 見たあとに幸せに包まれること間違いなし!の作品。
 犬が好きな人にも見逃せない。
 監督ノーラ・エフロン(『恋人達の予感』などでも有名)

☆ 『ウェイクアップ!ネッド』(原題だと『ウェイキングネッド!』)

 南アイルランドの小さな寒村で、当たり宝くじのネコババを企む村人たちのお話。
 可愛いおじいちゃん達が大活躍で、笑ってじんわり人生について考えて、
 ラストにはなぜか、理由もわからないままに涙が溢れてくる名作。
 生きているって素晴らしい!小さな島の中にある大きな宇宙観にやられた。
 アイルランドの美しく壮大な景色と音楽が琴線に触れまくる。

☆ 『ジャック』

 言わずと知れた名監督F・フォード・コッポラ作品。
 名優ロビン・ウィリアムズが、普通の人間の4倍の早さで歳をとる少年を演じる。
 すべてがきらめいて、さりげなく優しくて、
 ジャックのとまどいやはじらいが涙を誘う。
 ダイアン・レインも好演してます。

☆ 『スモーク』

 ハーヴェイ・カイテル、フォレスト・ウィテカー等、名優オンパレードの、
 大人のための映画。じ~んわり心にしみます。
 大人って、悪くないよね。

☆ 『テルマ&ルイーズ』

 こちらも名監督リドリー・スコットの快心の一作。
 抑圧された女たちが追い込まれながらも解放されてゆく様が爽快。
 「男たちよ、ざまあみろ!」と叫びたくなる女性のためのバディ・ムービー。
 キャストも、スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス、ハーヴェイ・カイテル、
 マイケル・マドセンと、私の好きな俳優ばかり。
 このときはまだスターではなかった、ケチな強盗役でチラッと出てくる
 ブラッド・ピットの美しさにも注目!
 (このとき「なんて可愛い子なの!?」と私は思った)

☆ 『フィッシャーキング』

 テリー・ギリアム作品。
 出演、ロビン・ウィリアムス、ジェフ・ブリッジス、アマンダ・プラマー。
 こちらもまた生きることとは何か、愛とは、幸せとは何かを教えてくれる作品。
 ホームレス役のロビン・ウィリアムスと、落ちぶれた元人気DJ役の
 ジェフ・ブリッジス(素敵~♪)の友情に胸がいっぱいになる。

☆ 『バグダッドカフェ』

 こちらも有名な作品ではあるが、何度見ても素晴らしい。
 砂漠の中のさびれたモーテルを舞台に、奇妙な女性客が人々を変えてゆく。
  「与えられた条件は同じでも、心が変われば何かが変わる」
 美しい「コーリングユー」の調べに乗って、たくさんの美しい絵画のような、
 印象的なシーンが繋がってゆく。
 個人的にはジャック・パランスが出ているのが嬉しい。

☆ 『ドラキュラ』

 こちらは個人で好みが別れるとは思うが、石岡瑛子の衣装が美しいコッポラ作品。
 何度見ても、ドラキュラ伯爵の悲恋が哀しくて切ない。
 ゲイリー・オールドマンが「美しい」と思える不思議な作品(笑)
 アンソニー・ホプキンスも大サービス。
 ちなみにドラキュラの城でチラッと登場する『花嫁』の中の一人はモニカ・ベルッチ。

☆ 『パラダイスの逃亡者』(『パラダイスの天使たち』)

 ケチなこそ泥三兄弟が、大金を狙ってある街を訪れるが、住民の温かさに触れて
 変わってゆくハートウォーミングコメディ、というベタな作品。
 でもそのベタベタさに何度見ても感動。家族で見て欲しい。
 今みたいになる前の、ニコラス・ケイジの本当の良さを堪能出来る。
 (『不機嫌な赤いバラ』のときとかもいいよね) 
 ダナ・カーヴィもいいよ。ちなみにヒロインを演じているのは、「ツインピークス」で
  シェリーを演じていたメッチェン・アミック。

☆ 『愛が微笑む時』

 不慮の事故で突然この世を去らなければならなくなった4人の男女が、
 近くにいた赤ん坊に取り憑き、成長した彼の手を借りて、思い残したことを
 実現しようとする物語。
 とにかく泣ける、感動したい人は是非ごらんあれ!
 何度もTV放映されているがそれも納得。
 キーラ・セジウィック(ケビン・ベーコンの奥さん)の笑顔が最高。
 アルフレ・ウッダードの強さと温かさに感動。
 チャールズ・グローディンも出てます。ちなみに成長した赤ちゃんを演じるのは
 ロバート・ダウニーJr(←芸達者!色んな中毒からは立ち直ったのかな?) 

☆ 『セントオブウーマン/夢の香り』

 最近顔を見ないクリス・オドネルの若き日の作品。
 盲目で自殺願望のある退役軍人と、その道案内役をひょんなことから引き受け
 た青年が、共に旅をするうちに変わってゆく物語。
 もうね、アル・パチーノがタンゴを踊る名シーンを見るだけでも価値のある
 素敵な作品!もう何度でも見たい、ため息が出る、いろんな感動が詰まっている
 名作。
 ちなみにいじめっ子役で出ていたフィリップ・シーモア・ホフマンは、この後、
 着々とキャリアを積み『カポーティ』でオスカーを獲得。
 アル・パチーノとタンゴを踊る、激しく羨ましい女性はガブリエル・アンウォー。

☆ 『フライドグリーントマト』

 こちらも女性のための映画。アラバマ州を舞台に、人生に何を見出すか、が
 名女優達によって描かれてゆく。
 キャシー・ベイツとジェシカ・タンディが素晴らしい。
 ちょっとブラックも入っているのに、さらりと見れてしまう。
 ここにもクリス・オドネル出てます(笑)

☆ 『恋愛小説家』

 マンハッタンで暮らす、気難しい人嫌いの変人小説家が、
 ゲイの隣人の犬を行きがかり上預かることになってしまったことから変わってゆく。
 大人のための大人による作品。素敵な笑顔と涙を教えてくれます。
 ジャック・ニコルソンもヘレン・ハントも、ゲイの画家を演じたグレッグ・キニアも、
 その恋人を演じたキューバ・グッティングJrも素晴らしい。
 個人的には犬のバーデルを演じたジルちゃんにオスカーをあげたい(笑)

 

......と、まあ長くなってしまったけれど、私にとって、泣ける映画とは、
すなわち『良い映画』であるということのよう。

もちろん、先に挙げた番組のランキングの中にも、『ニューシネマパラダイス』
『ライフイズビューティフル』『レナードの朝』『フィールドオブドリームス』
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』
などの素晴らしい映画が含まれていて、
これには私も大きく同意だが、

逆に同じランキングの中に入っている『フォレストガンプ』だとか(アメリカ万歳映画)、『タイタニック』だとかにはあまり泣けないし、だからこそ、ここで自分のリストを
挙げてみようと思ったという次第。

ま、こういうのはあくまで個人の好みなので、
だからどうこう、というわけではないのだが。

何かの参考になれば幸いでございます。


それがたとえば他人なら。

2008年01月16日 19時08分41秒 | ぶ~すか言ってやる!

近頃。

子供による親殺しが後を絶たないが、つい先日八戸で起きた事件も、
実に悲惨なものだった。

実の母親と、血を分けた弟・妹を刺し殺し、家に火を放った18歳の少年は.....
駅でうろついているところを逮捕されたそうだが。

それは彼が、逃げ方も知らない小さな世界で生きていたように見えて......
なんだかやるせない。

そして、その後明らかになった事実を知ると、余計に私の心は揺れるのだ。

母親が常に泥酔していたという事実。

多感な時期に、その現実を見なければならなかった少年の心の内を考えると。

 

.....いや。

もちろん、だからといって、人を殺していいはずなどはない。

増してやいたいけな弟・妹にまで手をかけるなど。

しかし、もし自分の家の中で泥酔しているのが『他人』なら、
それほどの憎しみと絶望を、この少年は抱かずに済んでいたのではないかと、
そう思うのもまた事実だ。

アル中の人間を見ていることほど、不快で哀しいことはない。

人の心を失くし、歩くことさえままならず、
どこにでもゴロゴロと転がっては卑猥な言葉を叫び、
本能のままに振舞う人間を見なければならない哀しみ。

それは実際に目にしなければわからない耐え難さだ。

そして、私はそれを目にしていたからこそ、
このニュースを見て、やるせなくてたまらなくなるのだ。

私の場合はアル中が継母だったから、
憎しみを抱いても、殺すまでは行かないで済んだが。
(ちなみに何度か書いた通り、実の祖父もアル中

もしこれが実の母親だったら、いったいどうだったろう?
(ま、うちの場合それとは別に、実の母は母で大いに問題アリなのだが)

トイレとキッチンの区別もつかずに用を足し、
子供の前であけすけにSEXについて叫び、
感情のままに殴りかかり、
道端で転がる.......

そんな人間を見る哀しみ。
嫌悪。

もしそれが、自分を産んだ母親なら?

酒にも、
遠くにも、
逃げ場のない子供は、目を背けることも出来ず、
それを真正面に捉えることしか出来ないということを.....

泥酔した母親は知っていただろうか?

事件が起きてしまえば、被害者は母親となるが、
それ以前に、この母親が、事件を起こした長男を『殺して』いたのだ、とも。
そうは言えないだろうか?

彼が胸の内で何を思って、こんな事件を起こしたのかはわからないが。

一緒に弟と妹を殺したのは......

「この世にある地獄に、二人を残してはいけない」と思ったからなのかもしれない。

もちろん。
これは私が実体験から得た『推測』に過ぎないけれど。

純粋さはときに狂気を生む、と私は思う。

 

ゲームや漫画やアニメが問題なんじゃない。

問題は、その中から、何を拾う子供であるのか、ということだ。


はじめにblogありき   - 私が電話を換えたワケ -

2008年01月15日 23時56分05秒 | 日記
私は今日、携帯の機種変更をしたが.....
これはもう何年ぶりのことになるだろうか?

日々進化し、デザインも機能もどんどん新しいものが出てくる中。
正直おばさんには使いこなせない・使う必要のない部分もあって、
何をきっかけ・基準に新しいものにしていいか、
どんどんわからなくなってゆく携帯電話の世界。

PCがある以上は、それほどweb機能も使わないし、
メールだってそう。

いや。
携帯電話そのものだって、年中家にいる私には
もしかしたら必要ないものかもしれないし.....(笑)
(あ、でも、春~秋には畑にいることが多いので...やっぱり必要か?)

で。
考えたのだが。

私が今、何に一番携帯を使っているか。

.....と。

「blogの更新だ!」と。

はたと気づいたのだ(笑)

と、いうことで。

携帯からの更新でも、皆様に鮮明な美しい写真を楽しんでいただくべく、
515万画素のEXILIMケータイ。
買ってみました。
(ポイントを利用したらすんごく安かった)

これからはコイツが活躍してくれることとなります。

っつーか、こいつは我が家のデジカメと同程度の機能を持っているので、
もしかすると、デジカメちゃんの出番すらなくなってしまうかも!?
(危うし!デジカメちゃん!?笑)

いや、しかしまぁ。
その前に説明書だな。

う~ん。
これが私は一番苦手だ(笑)