猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

某元アイドル逮捕に思う、カエルの子はカエルであり、カエルではない。

2009年08月26日 06時40分58秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

所用で鎌倉まで行ってきました。

 

問題の多い親を持つということは、
子にとってある意味悲劇であるが、
またある意味では、生きる上で、
とても勉強になることであると思う。

彼らを反面教師にして、自分がどう生きるべきであるか。

早いうちから、考えることが出来るから。

 

帰りは江ノ電に乗って藤沢まで。

 

また、問題を起こせば、人がどうなるのか。

社会的にどういう目を向けられることになるのかも、
早々にわかるようになる。

「あの親の子だから」

何がなくとも、こう噂され、
悔しい思いをしたことから生まれるコンプレックスは、
目をそらさずに考えることが出来れば、
強固なる信念を持って生きることに役立つ。

 

カフェのテラスで、吹き抜ける風に気持よさそうな猫。

 

「カエルの子はカエル」

そう言われるようになることを、彼女は恐れなかったのだろうか。

それを屈辱とは思わなかったろうか。

噂によれば、父親はその筋の人だったというが.....

その姿から学ぶ間もなく、社会に出たと?

または、自分が薬の力を借りて、現実逃避をしているあいだに、
わが子がその傷つきやすい無垢な心で現実と向き合っていることになど、
思いも至らなかったと?

いらない想像力を薬で補い、踊り狂っている間に。

またはSEXに耽っているあいだに。

自分には、本当の意味での想像力が足りないと、気づけなかったろうか。

捕まったことで社会的制裁を受けるのは、
誰より自分より、何もしていないわが子であると。

 

っつーか、何より彼女に必要だったのは、「薬はよくない」とかいうより、
「アンタ痛いよ」という、客観的な言葉ではないだろうか?
いい年こいて、変な若づくりをして薬にハマってるなんて、
見ていて恥ずかしいし、痛い以外の何物でもないだろうに。
おばさんになったら、しらふで踊り狂えるくらいでないとねぇ(笑)
彼女がもし『女優』なんだとしたら、しらふでも自己陶酔など簡単だったろうに。
ところでちゃあこさん。
あなたは顔を隠して寝るとき、なぜ手のひらのほうを顔に向けるの?(笑)

 

彼女の子がこれから、どんな道を歩むかは、まだわからないけれど。

願わくば、カエルの子はカエルではないと証明出来るよう、
強く頑張って欲しい。

自分の人生は自分のもの。

大人になったら、あらゆる逆境が、自分をはぐくむ力となったと、
胸を張れるように。

私が「そうありたい」と、強く願ってきたように。

 

美味しいものについてはまたあとで!
酒や薬に溺れるのは、自分から本当の意味での五感の鋭さや喜びを
どぶに投げ捨てるようなもの。
『モノ』にならない時間を過ごしたところで、そこには何も残らない。
これは私が酔っ払いだったから言えることね。


私のお宝写真。

2009年08月25日 00時27分43秒 | アルバム

 

はるかはるか昔のこと。
某所で、某仕事の合間にパチリ。

 

某所で山ほど戦闘機の写真を見たのと.....

先日の写真整理で、こんなものを見つけたので。

 

 

忘れないうちに載せておきます。

二度と出来ないであろう、貴重な体験でした。

 

 

もう、ものすごい昔のことなのに、
その日のことは、昨日のように鮮やかに。

 

 

若き日。

あの仕事を選んだことで、いろんな機会を与えてもらって、
ひたすらありがたかったなぁと感謝をしています。

老後に出来る思い出話もいっぱい(笑)


くさい?

2009年08月23日 04時30分25秒 | つぶやき

 

ゴーヤのノルマに追いまわされて(笑)
今度は切りイカと炒め合わせてみました。

 

この時期の畑通いでは、尋常でない量の汗をかく。

自転車で現地へ向かうとき、
あちらで鍬を振りまわすとき、
雑草をとるとき、
帰り道。

とにかく全身汗をかく。

 

あまりきれいな話ではないのに、なぜ食べ物の写真を.....?
答え=だって画像ネタ切れ気味なんだもん。
こちら、ゴンザのジェノバソースを使って私が作ったポテトサラダ。

 

モデルをしていた頃は、決して顔にはかかなかったはずの汗も、
今では面白いように吹き出してきて.....

おかげで、毛穴もすっきり、
以前より肌がきれいになったりなんかして(笑)

畑通いは、思わぬ効果までもたらしているのである。

 

さ、話が核心に入る前に食い物写真を済ませとこ。
【アンリシャルパンティエ】のパッションとショコラのムースは、
やっぱり外側の食感が残念。
そして何より、食べ物とは思えない強烈すぎる色がもっと残念。

 

が、いかんせん、その汗の量が半端ではないため、
もう、家に帰り着くころには、ジーンズもTシャツもずっしりと重く、
それを脱ごうにも肌にはりついて、なかなかままならない。

おまけにこれが.....

何か臭いことに、私は数日前気づいたのである(笑)

 

だってほら、テントウムシだって、こうやって日陰を求めるくらい、畑は暑いの!
ゴーヤのつぼみのがく(?)に収まる姿がかわいいんだけど.....
どこにいるかわかる?

 

ずっしりと重いTシャツを、頭からずるずると脱ぎ捨てるとき、
汗をしこたま吸いこんだそれは、何やらとても不快なにおいがする。

 そう、これは何か、ぞうきんのようなにおいではないか!?
 .....私ったら不潔!!!

「どさっ」っという音とともに、びしょぬれの服を脱ぎ捨て、
洗濯かごに放り込むとき。

『私って雑菌だらけなのだろうか』と、
ふと、暗い妄想が頭をよぎる。

肌の上にはいまわるのは、
手に槍を持ち、吊りあがった目で、
ニヒヒと嗤う、ばいきんの群れ.....!?

シャワーをがしがし浴びながら、
ここまで汗びっしょりになる、
自分が健康なのか、
それとも不健康なのか。

なにやらわからなくなってきた私である(笑)

 

ちょっとクサイ話のお詫びにきれいなこちらを。
またまたゴンザがお花を持って帰ってきてくれました。
ああ、とっても幸せ.....。


そういうわけで、食べるばかりの日々でした。

2009年08月22日 04時22分30秒 | 猫たち

 

関東地方。
昨日の朝も地震がありましたね。
その少し前、空にはこんな雲が出てました。

 

ゴンザの留守には、一人で美術館に行ったり、
写真を撮りに行ったりしようと思っていた。

気ままに出かけ、食事の支度も気にせず、
ふらふら、遊んでこようかと。

しかし、結局、買い物以外はどこへも行けなかった。

いつもと様子の違う我が家に戸惑い、さみしがり、
一日中まとわりついてくるちゃあこを置いては。

どうしても出かけられなかったのである。

 

写真の整理をしたら出てきた一枚。
もう5年ぐらい前のものだろうか。
二人で何を見てるのかなあ(笑)

 

着替えをすれば、鳴きながら「出かけちゃいや!」と訴え、
屈んだ私のスカートの裾に乗り......
必死にすがりつく彼女を置いては、
出かけたとしても、決して楽しめなかろうと、
それをあきらめる以外なかったのだ。

まあ、おかげで、溜まりに溜まった写真の整理に、
意を決してとりかかることが出来て、結果オーライだったのだが.....。

 

18歳でもまだまだ赤ちゃん。
遊んで食べて、甘えて寝て。
毎日忙しくしています。

 

たとえば猫が、人間の3歳児並みの知能を持つとするなら。

母親は決して3歳の子供を一人で置いては出かけないだろうし、
私の場合、そういった時期が人より少し長いだけだ。

(まあ、長時間でなくとも、たびたびお留守番はさせちゃってるけどね)

 

ゴンザの留守に食べた【アンリシャルパンティエ】のブーシェ。
さくさく、甘さ控えめ、カスタードクリームの底にイチゴソースのアクセント。
とっても美味しい。

 

何より、ちゃあこをそういう猫に育てたのは私なのだし、
散々甘えん坊に育てておいて、
今さら、方針を変えれるとも、
変えようとも思ってはいない。

ちゃあこはかわいいかわいいうちの子である。

いつまでも小さな小さな.....。

 

こちらはちょっと残念。
ライチとグレープフルーツのムースは、外側の食感と、
私にはやや強すぎる苦みが.....。

こちらのパンは【フォション】のもの。
中にもチーズ、外側にも確か、パルミジャーノがこんがりと。

 

私は静かに言い聞かせる。

「ちゃあこはまだまだ赤ちゃんだからね。
 赤ちゃんはまだまだ、これから大きくならなきゃいけないんだから、
 いっ~ぱい食べていっ~ぱい寝て、ずっとずっと長生きしないと」

ちゃあこがその言葉の意味をわかっているかはわからないが。

おそらく、彼女が自分を赤ちゃんだと思っているのは間違いないと思う。

人とともに暮らす猫は、ずっと子供のままというが、
必死に私の胸にすがりつくちゃあこは、まさにその通りである。

 

今年はゴーヤの成長がとても遅いと思っていたら。
いきなりばかすか獲れだしたので、せっせと食べています。
こちらは茄子としめじと桜えびと合わせて、
にんにくの風味も香ばしく、オイスターソースで炒めて。
ざくざく、わりわり、美味しい~♪


ほうせんか

2009年08月20日 02時31分23秒 | つぶやき

 

今日は【ほうせんか】の話ですが、ほうせんかの写真を撮り損ねたので、
昨日の、ランタンフェアの続き。

 

自転車で土手を走っていたら、
例の、花の絶えない場所に、ほうせんかが咲いていた。

子供のころ、この花に実がつくと、
それをそうっと触っては、
種がはじける様子を見て楽しんだものだ。

 

平日でも人が多かったのは、
みなさん、このイベントを知っていたのかな?
私やゴンザには、朝方のほうが馴染みが深い関帝廟。

 

ツリフネソウ科・ツリフネソウ属・ホウセンカ。

沖縄でいう、てぃんさぐぬ花。

Wikipediaによれば、
ラテン語の属名・Impatiens とは、
この、種のはじける様子から、
『我慢できない』という意味なのだそうだが。

.....花言葉は「私にふれないで」。

 

ドラゴンは他にも多彩な色のものがあちこちに。
撮り逃したものもあるからもう一回行こ。

 

いくつかの歌にも唄われているから、
私の記憶も含め、我々日本人にとてもなじみの深い花なのだろうが、
最近はその姿をあまり見ない。

ガーデニングブーム以来、多彩に増えた珍しい花々に、
人々の目は奪われ。

控えめに、優しい色に咲くほうせんかは、
置き去りにされてしまっていたのかもしれない。

 

こちらはちょっと落ち着いた色。
夜の象の鼻パーク。

 

だけど.....

今日、それを目にして、私は思い出した。

小さなアパートの前庭に咲いていた、ほうせんか。

グラジオラスや、背の高いひまわり、種類は少なかったけど、
たくましい、まっすぐな花々.....。

 

 

あの、種のはじける感触が、これほど懐かしいとは思わなかった。

今まで忘れていた、ほうせんか。

来年は植えてみようかな。

 

帰り道、いつもここで振り返る。
ここは車通りも少なくて、人もいなくて.....
ゴンザと二人のときも、また一人のときも、
必ずチャリを止めて、振り返るのだ。