グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

高作正博さん「市民的不服従の権利―「君が代」不起立の法的理論―」講演録

2013-05-11 00:42:54 | 当該から

本日、私たちグループZAZAが勢ぞろいをして皆様方に訴えます。

「君が代」不起立ってどういうこと?と疑問に思われている方々、

是非会場に足をお運びくださいませ。

なぜ、私たちが不服従であるのか、多くの方々に知ってほしいいと存じます。

撤回せよ!『君が代』処分、首切り=再任用拒否

『日の丸・君が代』強制反対5.11集会

◆5月11日(土)午後6時半~8時45分

◆エルおおさか南館5階ホール

◆参加・資料代1000円 

戦後、日本人一人ひとりが考えて来なければならなかった「日の丸」「君が代」の問題。
忘れるわけにはいかない問題です。

安倍さんの勢いでこのまま憲法改正の道に進んでしまっていいものかどうか、学校だけに閉じ込められてしまった「君が代」問題を今こそ多くの方々と考える時であると思います。

また、本年1月14日にTネット学習会として講演いただきました高作正博さんの
「市民的不服従の権利―「君が代」不起立の法的理論―」を講演録としてまとめました。

高作さんのご厚意により、明日の5.11集会にて¥300で販売させていただきます。
ひじょうに示唆に富む内容ですので講演を聞かれた方も聞かれていない方もお求めいただければ幸いです。

下記に、講演録の目次を記載しますが、読み応えのある講演録になっています。

◆序―「不起立・不斉唱」が問いかけるもの
= introduction =
= 「ルール」は自由・思想と無関係か? =
= 多数決が覆せない人権 =
= 処分の前提 =
= 手続きの正統性は内容の正当性を保証するか? =
= 人権とエゴイズム =
= この命令に従うべきか? =
◆1 「起立・斉唱」拒否の論理①「市民的不服従」の論理
= 「市民的不服従」とは =
=「市民的不服従」の類型--動機による区別=
= 統一性(良心)に基礎を置く不服従 =
= 正義に基礎を置く不服従 =
= 政策に基礎を置く不服従 =
◆2 「起立・斉唱」拒否の論理②「市民的不服従」の権利
= 異議申し立ては法を良くすることに貢献する =
= 権利の構造-道徳・憲法・法律 =
= プレッシー判決~ブラウン判決-分離は差別 =
= バーネット判決-信教の自由 =
= オブライエン判決~ティンカー判決-表現の自由 =
= ビアス判決・ヨーダー判決-教育の自由と義務教育 =
◆結び―私たちの「星座」に「恒星(fixed star)」はあるか?
= 「不起立・不斉唱」判例の現段階 =
= 判例は変更される =
= 「良心」を尊重しあう社会のために =

 

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