雨が上がっても、立山の全貌が見えるわけではありません。上部は相変わらず雲の中、ふもとの雲が晴れていって日本画のような風情が現れます。
まだまだ空気の重さを感じるような景色です。でもこういうときに、立山のふもとの山々の輪郭が雲によってあらわになるというのも面白いですね。山水画を描いた人たちは、このような方法で重なる山のさまを写し取っていったのだろうと、推測しました。
暑くても、もうそろそろ立山連峰の頂上までスカッと見える日が来てほしいですね。私は暑がりで、今そう暑くはありませんが、湿気を含んだ重い空気に耐えかねるようになってきました。
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