フライトトラブルの騒ぎの途中で、フライト日切り替えで、中国人乗客は身分証(日本の運転免許証のようなカード式の身分証明書が各人発行されています)を預ける必要が生じて、ホテルフロントに提出してくれとの要請が空港職員からありました。中国人乗客は、身分証は提示するものであり、預けるものではないとの意見で、結局乗客全員拒否することになり、これには私も同意してパスポートを預けませんでした。預けてもよかったのですが、ここは乗客側の和を乱したくないと思い、そうしました。この経験で、中国人の身分証に対する中国人の考え方の一端とともに、ホテルフロントに対する信頼度にも触れたような気がしました。
写真はホテルの前を通りかかったサトウキビ売りです。
話が長くなりましたが、フライトトラブルの顛末はこれでお終いです。そしてこれで襄樊への旅シリーズは終了します。明日以降は、山東臨沂の旅を紹介することにします。
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襄樊フライトトラブルの話を続けます。
結局3月2日のフライトはキャンセルになり、3日に同じフライトで帰ることになりました。航空会社の運送契約約款では、始発前のフライトキャンセルは、チェックイン後でも航空券を返してそれでお終いですが、中国では次のフライトまで航空会社が面倒を見ます。それで、今回でも宿泊、食事、交通は航空会社持ちでした。
しかし、権利意識の強い乗客は不満一杯で、やれ食事が貧弱であるとか、代替の飛行機を当日呼び寄せよとか、1日遅れることによる経済損失を補償せよとか、好きなことを言いあって、空港の職員に詰め寄っていました。私は、このような目には何度か遭っているので、航空会社(襄樊では上海航空の職員が居ないので、委託を受けた襄樊空港の職員)がどの程度の対応するか判っているので、こんなものだろうと思っていましたが、あえて乗客を説得する語学力も熱意もないので、黙ってみておりましたが、結果は予想通りでした。乗客は、上海に戻ったら上海航空に抗議に行こう、補償を取ろうと騒いでいましたが、私は上海で離脱しました。
写真はホテルの前を通りかかった果物売りです。
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結局3月2日のフライトはキャンセルになり、3日に同じフライトで帰ることになりました。航空会社の運送契約約款では、始発前のフライトキャンセルは、チェックイン後でも航空券を返してそれでお終いですが、中国では次のフライトまで航空会社が面倒を見ます。それで、今回でも宿泊、食事、交通は航空会社持ちでした。
しかし、権利意識の強い乗客は不満一杯で、やれ食事が貧弱であるとか、代替の飛行機を当日呼び寄せよとか、1日遅れることによる経済損失を補償せよとか、好きなことを言いあって、空港の職員に詰め寄っていました。私は、このような目には何度か遭っているので、航空会社(襄樊では上海航空の職員が居ないので、委託を受けた襄樊空港の職員)がどの程度の対応するか判っているので、こんなものだろうと思っていましたが、あえて乗客を説得する語学力も熱意もないので、黙ってみておりましたが、結果は予想通りでした。乗客は、上海に戻ったら上海航空に抗議に行こう、補償を取ろうと騒いでいましたが、私は上海で離脱しました。
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