2020/02/05 (水曜日) 晴れ
コンデジのEXズームとテレコン(1.7倍)を組み合わせると1000mm~2000mmの望遠レンズに
相当する超望遠撮影ができることが分かった。
確かに撮影した画像を比べてみると被写体(野鳥)が大きく写っている。
だけどこれが本当に1000mm~2000mmの超望遠撮影なんだろうか?
ちょっと疑問だ。
そこで日頃使用している1眼デジと300mm単焦点レンズで撮影した画像と、コンデジで撮影した
超望遠写真を比較してみる実験をして。
カメラと被写体との間は約7m。 そこにメジロの好物、砂糖水を置いて撮影した。

一眼デジはCanon EOS-7D。 レンズはEF300mm F4L IS USM。
コンデジはPanasonic DMC-FZ100。
テレコンはOlympus TCON17(1.7倍)
先ずは一眼デジの画像。
レンズは300mm(単焦点)だがカメラのCCDサイズがフルサイズのそれより小さいために画角が狭くなり、1.6倍の
焦点距離レンズ(480mm)と同等の撮影範囲がCCDに映し出されることになる。

次はコンデジを12.5MPix(縦横比3:2のときの最高画質撮影)に設定して最大ズーム(24倍)で
撮影した画像。
撮影時のファイルリストによるとこの時のズーム焦点距離は624mmである。
これにテレコン倍率1.7を掛けると1061mmになる(はずです?)。

一眼デジ(480mmレンズ相当)とコンデジ+テレコン(1061mmレンズ相当)との画像を並べてみる。

480mmレンズが撮影した画像の大きさと1061mmレンズが撮影した画像の大きさの比率はどうなるんだろう・・・
1061÷480=2.21
やく2.2倍と考えればいいのだろうか?

画像を見比べると縦横の寸法が2.2倍になっているようには見えない。
カップの大きさを比べるとどうも2倍よりは小さい。
面積は2倍ぐらいになるのかな?
面積で比べればコンデジは確かに1061mm相当の画像になるんだろう。
この想像がOKならば確かに1000mm以上の超望遠撮影だ。
昨日の実験では2200mmレンズ相当の超望遠撮影ができている。
これならデジスコにも負けないかもしれない。
今度はフィールドに持って行って撮影実習をしてみよう。