2018/04/02(月曜日) 晴れ
今、十数年にわたって撮りためた野鳥の写真をプリントして「あいうえお順」に整理したファイルを
作ろうとしている。
画像はA4用紙内に収めるサイズで、プリントする枚数はかなりの数(500枚以上)になる予定だ。
そのために使用するインクの量も多くて費用も結構かかり、細々年金生活のオイラには負担が大きい。
先日、地元の電気機器量販店にインクを買いに行ったとき、サードパーティが売り出している「詰め替え
インク」なるものが目に入った。
こんな詰め替えインクは昔、使ったことはある。 このときはカートリッジに入るインクよりも外に漏れる
インクの方が多くて結局は「安物買いの銭失い」だった記憶がある。
箱に書いてある説明を読んでみると、マゼンタ、シアン、イエローの3色がセットになっていて詰め替えに
必要な器具も付いているので誰でも簡単にインクの詰め替えができるとのことである。
値段は1,700円ばかりで、オイラが使っているプリンターの3色のインクをそれぞれ3回詰め替えが
できるとのことだ。
ふーん、そうかぁ・・・ 昔のインクとは形も違うし、少しは入れやすくなったかもしれない。
そこで、オイラのボンクラ頭で一生懸命計算してみた。
新品のインクは1個1080円だ。 この詰め替えインクは3色×3回で9個分に相当する。
インク9個は 1080円×9個=9,720円
それが1,700円なら安いじゃないか・・・・
しかし、インクを詰め替えて繰り返して使う回数は3回が限度との注意書きがあった。
だから4回目には新しいインクを買わなくてはならないし、それに、詰め替え作業中にインクを
こぼしたりして無駄も出すだろうから丸々計算どおりには行かないだろう・・・・
でも、まぁいいか、モノは試しだ。 やってみよう。
インクタンクには適した量のインクを入れる必要がある。
量が少なければ短時間でインク切れになるし、多すぎれば溢れてしまうだろう。
そこで新品インクの重さを測って、その重さに等しくなる量を補充すれば良いはずだ。
手持ちの秤は体重を計るものと、工作用に100円ショップで買ったおもちゃの秤しかない。
どちらも数十グラムの重さのものを量るのには適していない。
仕方がないのでネット通販で秤を注文した。
とろがいい加減なオイラの注文で届いた秤はかなり大型だった。
最小目盛りは1g。 最大は25Kgまで計れるものだった。
これでは机の上において計量するには大き過ぎた。
新品インクの計量中。 カバーや包装が付いているから少し重さが増えているだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/aa/07a511c9bc4ec4052710b1a108bffa68.jpg)
インク切れになったインク(カートリッジ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/03/57cbec2685bf5339e7485ad7e4f2156b.jpg)
これはまだ残ってるかも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/7f/c640dceaef1f8b9177dcf81ac974b60f.jpg)
空になったインクのケースにインク補充のための穴を開ける、こんな器具が添付されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/da/840e1f650df1c7c0a380061f82c0a743.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/48/03bc65c34ef5bab8dfd99b6288f6e565.jpg)
インクの補充は両手を使って行うのでカメラを持つことができませんので
補充中の画像はありません。 アシカラズ・・・・・
やっぱりインクの補充は難しい。 説明書に従って作業をしたのだが入れ過ぎてしまったようで
ケースから溢れてしまった。 インクの計量が拙かったのかな・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/fc/034ea6ff2ff1cb5777c82585707896ad.jpg)
悪戦苦闘しながらシアンの補充を済ませ、やっぱり気になるマゼンタの補充も行った。
インク残量警告の点滅ランプはもう正常には作動しない。 インクを補充しても点滅を続ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/38/54dc07d976ef3eb398e798b297d56dd5.jpg)
インク補充後、プリンターは正常に印刷はしてくれた。
ただし、インク残量のチェック機能は動作しなくなってしまったのでこれからはプリント出力の確認と
自分の勘でインク交換時期をを見極めなくてはならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b6/fea0c5064a64c76f1f24137f1670afab.jpg)
次はもっと精度の高い秤を買ってインクを漏らさないようにやってみよう。
経費を切り詰めるのはなにかと大変なことだ。 やれやれ・・・・・・
(この夜、ネット通販で小型で「1/100gから500g」まで計れる秤を注文しました。
バッカだよね、まったくぅ)