ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

訃報 市川治氏逝去

2009-01-08 21:16:01 | 雑記
今月2日、アニメーション作品における色男悪役声優の草分け・市川治氏が心不全のためお亡くなりになられました。72歳でした。

市川氏は、「勇者ライディーン」のプリンス・シャーキンをはじめ、「超電磁ロボ コン・バトラーV」のガルーダ、「超電磁マシーン ボルテスV」のプリンス・ハイネル、「闘将ダイモス」のリヒテルといった1970年代後期のロボットアニメにおける色男敵キャラを演じてきました。

特に、「コン・バトラーV」から「ダイモス」までの3作は、故・長浜忠夫氏が監督を務めたことから、“長浜ロボットアニメ3部作”、もしくは“長浜ロマンロボ3部作”と呼ばれています。長浜氏は、ロボットアニメをただの戦闘ロボットアクションに終わらせることなく、ストーリー性も取り入れたことにより、また「宇宙戦艦ヤマト」に始まる1970年代後半のアニメブームも手伝って、これらの作品は高年齢層のファンの支持を得ました。これらの作品において、先述の色男敵キャラが魅力的に描かれ、多くのファンを獲得。もちろん、市川氏の演技も人気に大いに貢献しました。

最後になりますが、この場を借りて、市川治氏のご冥福をお祈り申し上げます。