ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーW 「第42話 Jの迷宮/ダイヤモンドは傷ついて」

2010-07-11 17:04:25 | 仮面ライダーシリーズ
Wはジュエルドーパントの攻撃から辛くも逃れるが、ジュエルの“もうすぐ最後の仕上げ、全てが終わる”という言葉が気がかりだった。

上杉の命が狙われていることを知った翔太郎達は刃野の元に向かう。翔太郎達は刃野からルイから喧嘩するのはこの街が大好きだからだと聞かされた数日後、子供達が作ったそよかぜ広場の風車が壊されているのを見て上杉達を問い詰めた時にルイが私がやったと言い、刃野が何故こんなことをしたのかと聞くと、好きになればなるほど最後には壊したくなると言われたことを聞かされる。刃野は嫌な予感がすると言うと翔太郎は当たっているかもしれないと言う。

フィリップは検索のために地球の本棚に入ると若菜が潜入し、フィリップを連れ去ろうとする。そしてクレイドールに変身。若菜のシンクロ率はすでにフィリップを超えているのだ。

ルイは医者に変装し刃野の所に来た。翔太郎は医者がルイであることに気付き、ルイを追う。翔太郎はルイに刃野を狙いに来たのかと言うと、あんな騙されやすい男は宝石にする価値もないと言う。翔太郎は刃野は騙されやすいのではなく騙され上手だと言う。そしてルイは翔太郎にお前も刃野と同じでコロッと騙されていると言う。

フィリップは亜樹子に地球の本棚でのことを一部始終話すと、亜樹子はフィリップは翔太郎と半分だから本棚の中では変身できないと言う。それを聞いたフィリップは、若菜が前に本棚に現れた時は半分の存在だったことを思い出す。そして検証を始める。その時、上杉が鳴海事務所に来て、ルイが風見埠頭で会いたいと言っていたと翔太郎達に言う。そして上杉は会ってルイを説得したいから一緒に来てくれと言う。当日、ルイが埠頭に現れる。

フィリップが地球の本棚に入ろうとするのを感知した若菜は、琉兵衛からお前と来人が揃えば・・・と言うのを聞くと、最終ステージへの扉を開くことが出来ると答える。そして2
人は本棚の中に入る。若菜はクレイドールエクストリームに変身、フィリップを攻撃する。フィリップはクレイドールをすり抜ける。

翔太郎はデンデンセンサーを着眼し、ルイの体に爆弾が仕掛けてあることに気付く。罠だと気付き、上杉を避難させるとルイは爆発した。ルイは上杉を道連れにしようとしていたが、もとは僕のせいだと上杉は言う。

事件は解決したかのように思えたが、まだ最後の1ページが欠けていると翔太郎は言う。翔太郎達はフェリーで旅行に行く上杉の元に向かう。そして、翔太郎は上杉がドーパントであることを見破る。そこにフィリップが現れ、それはトリックで、ルイは鏡・・・正確にはダイヤの微粒子で形成された結晶シールドに映ったもので、ルイが変身の瞬間、本物の彼女は翔太郎達からは見えない死角に立ち、変身ポーズをとっていたと言う。上杉がなぜルイがそんなことを、と言うが、翔太郎は上杉に脅迫されていたからだと言う。そこにルイが現れ、悪女を演じ、上杉を庇い続けてきたがなぜ約束を破ったのかと上杉に言う。ルイが悪く見えれば見えるほど上杉の誠実さが際立つという上杉の計算だったのだ。ルイがサトルを好きだと知った上杉はサトルを宝石に変えていたのだ。広場の風車を壊したのは上杉で、ルイが上杉をかばっていたのは仲間として好きだったからであり、ルイは次第に好きなものを壊したくなる上杉が怖くなっていた。上杉は完璧主義者であり、愛せば愛すだけ不完全さが目に付き、それが次第に我慢できなくなり、ルイもそうだと言う。上杉がサトルが変わったダイヤを海に投げようとするが、間一髪トライアルがキャッチ。ルイを救出したのもトライアルだった。翔太郎はルイに騙されてるくせにと言われたのがきっかけで気付き、上杉がルイを殺そうとしたことで何を騙しているのか埠頭で確信したのだ。

上杉はジュエルに変身。翔太郎とフィリップはWに変身。トライアルと共にジュエルに立ち向かうもジュエルの硬さに歯が立たない。だがフィリップはすでに検索していた。Wはエクストリームに変身、プリズムビッカーで急所を正確に攻撃した。

ルイは上杉に何故刃野を庇ったのかと聞かれると、刃野は恩人であり、どんな嘘にもだまされいたから傷つけたくなかったと言う。ダイヤにされたサトルや女性達は元に戻り、刃野の疑いも晴れた。


意外なことにジュエルドーパントはルイではなく上杉でした。上杉はルイが悪女を演じ今までの上杉の悪事を庇ってくれたことで上杉自身の誠実さを際立たせようというただのロクでなしという感じでした。上杉、ルイ、サトルの友情がいつしかルイをめぐる三角関係から生じた事件といったところでしょうか。

琉兵衛と若菜が最終ステージがどうのこうのと言っていましたが、もう終わりに近づいていることを実感します。