ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーフォーゼ 「第42話 射・手・降・臨」

2012-07-08 18:31:43 | 仮面ライダーシリーズ
フォーゼはヴァルゴとリブラに挑むが逃げられてしまう。弦太朗はタチバナがヴァルゴだったことにショックを隠せない。その時ホルワンコフがストームトッパーが回転しているのを発見。

弦太朗はなおもタチバナの特訓を受け、ダチになろうとする。それを聞いた賢吾はブラックホール級のバカだと言う。弦太朗はストームトッパーが回っているのを見て流星の心がまだ消えてない証拠だと言う。そして、友子も同じで、コズミックスイッチからあいつの気持ちが感じられると言う。

ヴァルゴは我望にメテオを消し去ったことを聞かれるが、私に任せてくれと言う。我望は江本に、友情という下らないものに引きずられると進化への道を見失うぞ。あの日君に言ったね。私は常に真実を射抜く矢だと。今も的は見据えてるよヴァルゴ・・・いや、江本、と言う。

フォーゼはヴァルゴと再び特訓を始める。フォーゼはヴァルゴが本気でフォーゼを強くしようとしていることに気付き、流星と友子も生きてるんだろうと聞く。ヴァルゴは友情は心の弱さになるだけだと言うが、フォーゼは絆は力をくれると言う。ヴァルゴは強大な力に必ず屈する、私がそうだった、その事に悩み、それを振りきった時この力(ヴァルゴ)を手に入れたのだ、と言う。そして弦太朗に非情になれ、自分一人で戦うのだと言う。そしてフォーゼはコズミックステイツに変身してヴァルゴに一撃を喰らわす。ヴァルゴはフォーゼに友情を捨て、非情になる覚悟を決めてコズミックの力を手に入れたと言う。弦太朗は、
「オレはやっぱり友情の友情の絆でコズミックになったんだ、この間コズミックにならなかったのはオレ自身がオレの心を疑ってたからだ、あいつらが戦いの場にいなければ絆が崩れるんじゃないかって、だけど違った、あいつらに会ってそれがわかった、みんなが一緒にいなくてもいい、それぞれがと自分の信じる道を進んでれば絆を信じられる。」
と言う。そこにユウキ、隼、美羽、JKが駆けつける。そして賢吾がヴァルゴに
「あなたはオレ達をフォーゼの弱点と言うかも知れない。でも如月はオレ達の青さも甘さも弱さも引っくるめて強さに変えてくれる。これが如月弦太朗だ。これがフォーゼの強さなんだ。」
と言う。弦太朗が友情はダチだと言う。ヴァルゴは根負けし、メテオと友子を連れ戻す。メテオと友子だけでなく、ダークネビュラに送られた幹部は皆エムバスで眠っている。ヴァルゴはタチバナに戻り、ヘルメットを外し、江本の素顔を見せる。メテオの支援者であることを我望に知られてはならないために仮面を被り、賢吾にフォーゼシステム、流星にメテオドライバーを送ったのは、と江本が言いかけると、弦太朗が一緒に戦う仲間がほしかったからだろ、と言って江本と握手を交わす。その瞬間、江本がサジタリウスゾディアーツの矢に射ち抜かれる。弦太朗、流星はそれぞれフォーゼ、メテオに変身し、サジタリウスに立ち向かう。ヴァルゴは隼達を逃がし、自身は賢吾と共に退却。そして賢吾に、力に屈し、賢吾の親父を殺したのは私だと言う。そこにレオとリブラが現れ、レオがヴァルゴにトドメを刺す。

サジタリウスの強さにフォーゼとメテオは歯が立たない。そしてサジタリウスは退却。

流星:「オレはメテオを続けるよ。あなたの意志を継いで。」
友子:「さよなら、先生。」
賢吾:「江本さん、父さんの眠るこの月でもう一度友情を紡ぎ直してください。しかしあの時江本さんは何を言おうとしていたんだろうか・・・。」
弦太朗:「ダチのあんたと交わした約束だ。タチバナさん、オレはオレのダチを守る。どんなことになっても。」



前回タチバナがヴァルゴ、そのヴァルゴが江本であることがわかりましたが、タチバナがライダー部員の前で素顔を見せて江本であることを明かしました。江本は友情に裏切られ、罪滅ぼしのために賢吾や流星にライダーの装備を与えていたんですね。ヴァルゴがダークネビュラ送りにしていた園田や鬼島が生きていることが判明、友子も無事でホッとしました。

非情になれという江本=タチバナ=ヴァルゴに対し、弦太朗は友情の大切さを説いてきましたが、友情というのも本作の重要なキーワードですね。