Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年5月15日(水) [高島]大谷山、イワカガミにはちょっと遅かったが、初夏の花を楽しむ!!

2024年05月17日 | 山登りの記録

■メイン写真
大谷山の三角点でさえずっていたヒバリ

■今回のコース
石庭登山口→眺望コース分岐→大谷山→寒風→休憩ベンチ→西山林道/マキノスキー場分岐→
西山林道出合→緑が池駐車場


湖北、マキノ高原の西にある大谷山。「オータニサ~ン」と呼びたくなる昨今だが、
春から初夏にかけては花の宝庫であり、また、草原状の山頂からは琵琶湖と日本海の
両方が見渡せる絶景の山でもある。さらに、高島トレイルの一座でもある。

石庭集落のはずれにある登山口。金網の高さは2mを越え、上には電気が流れされている、
なかなかに厳重なゲートを開けて山道に入る。

初めは、そこそこ急坂。新緑が眩しい。
最初の立ち休憩で、二人のお客様のズボンの裾に、ヤマビルが引っ付いていたので
冷静に始末し、全員に「ヤマビルファイター」をスプレーした。
これ以降、ヒルは見かけなかった。

フタリシズカ。

アサノハカエデの種子かなあ。
カエデは、オオイタヤメイゲツやウリハダカエデもはじめ、何種類もみられ、
このルートは秋もさぞかし綺麗だろうなと思う。

湖北の山の例にもれず、葉の大きなイワカガミ群落が多くみられる。
ほんの数日のことで、お花畑状態を見逃してしまったようだ。

コナスビ。

株立ちがすばらしいブナがあった。ひょっとしたらイヌブナかもしれないが、
実を見つけられなかったので分からない。

レンゲツツジ。数は少ないが、独特のオレンジ色で気を吐いていた。

ガマズミ。初夏の花も徐々に増えてきている。

イワカガミ。
ほとんど終わっていたのだが、たまにまだ咲いているのを見つけると嬉しい。

ユキザサ。イワカガミ群落の中にひっそり。

イワカガミがびっしりの林床、ブナの気持ちいいを歩く。
この先の分岐で、右の眺望コースをとる。

稜線に乗ると、風が通りぬけていて意外に涼しい。
ズミの花が満開だった。

そのうち左側が植林に変わる。この皮はぎは、ひょっとして森のくまさんの仕業?

標高を上げていくと、イワカガミが群生して咲き残っていた。

チゴユリ。

ユキグニミツバツツジ。
いつも見ているコバノミツバツツジと比べ、花は赤紫色に寄り、やや大柄。

尾根に乗ってからは緩やかな起伏の歩きやすい道になる。
右側が開けた。

琵琶湖、竹生島、眼下にはメタセコイア並木が見える。

山頂部は樹林がなくなり、ススキが中心の草原状になる。
ススキはまだ茂っていない中、小さな植物がススキの枯葉から顔を出す。

タニギキョウ。

ツボスミレ?

ジシバリ?

抜土からの道と合流する。もう山頂は目と鼻の先。

三角点が据わる大谷山の山頂に到着。
風が吹き抜けて、寒いくらいだったので、少し戻って、風を避けて昼食をとった。

次なるピーク、寒風へ向かう。

高島トレイルと、マキノ方面とのジャンクションピークである寒風にて、
西を見ると、ネコ耳が印象的な送電線鉄塔かせ並んで見える。

マキノへ向かう下山路は、ブナの純林がじつに美しい。
登山道が複線化してしまっているところが多いのが悲しい。

丸太ベンチが置かれた好展望の休憩点から、マキノの水田を見下ろす。

カマツカ。

タツナミソウ。オカタツナミソウかなあ?

ニガナ。

だいぶ下りてきた。タニウツギの花は最盛期。

ナナカマド。

ツクバネウツギ。

花を観ているうちに西山林道に下り立った。
あとは林道をひたすら下るのみ。


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