今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

ネコちゃん、チョット憎し

2013-06-15 07:25:21 | 暮らし

タイトルが目にとまり、思わず目をひそめた方もいらっしゃるかもしれませんね~

ペットを愛する方々の小さな生き物への篤い思いは、私の想像をはるかに超えていますもの。

 

ネコちゃんを憎いと思うほど腹を立て、悲しくなった最近の出来事は後回しにします。

まずはこの際、ネコにまつわる思い出を先に語りましょう。

第一話、と言ったところでしょうか。

書くのはちょっと気が引けるほど、少々暗い話ではありますが・・・・・・

 

ダリア

 

およそ1年9ヶ月程前のことになります。

我が家側の道路端の側溝の近くに、痩せた猫が横たわり、瀕死の重症といった雰囲気で動けなくなっていた事がありました。

何と!何と!真向いのお宅の道路端では、鳩の死体までもが。

それに気が付いたのは、ごみ集積所に生ごみを運ぶ朝の事。

その無残な光景を目にし、私は悲鳴に似た声を、思わず上げてしまったのですが・・・・・・

その出来事の何と巡り合わせが悪かったことでしょう。

夫が肝臓の大手術に臨み、三週間に及ぶ入院から退院した翌日のことだったのです。

 

私は不吉な予感がし、とてもショックを受けました。

旦那さまの身に、何かまた悪いことが起きるのでは、と心配でならなくなりました。

二度目の手術から退院後間もなく、夫の身に緊急事態が生じ、救急車で搬送された時のことが、目に浮かんだりしたものです。

 

二度と目にしたくないようなショッキングな光景でしたが、我が家の家の前で起きた事。

このまま放置する訳にはいきません。

でも、どうしてよいものか分からず、しばらく途方にくれました。

捨て猫ヤ野良猫を拾って我が子のように慈しみ育てる方もいッらっしゃる世の中です。

しかし、私は二つの生き物の哀れな姿を見ても、余りのショックで、可哀そう、という気持さえ湧いてきませんでした。

夫の退院日の翌日の事でしたから、その不吉な出来事を心に留めるのが精一杯だったのです。

胸の動悸を鎮めるのにも、しばらく時間がかかるほどでした。

 

                                         ヒメアガパンサスの蕾

 

多少気持ちが落ち着き私が取った行動は、区役所に電話をかけること。

状況を説明したところ、即、現場に担当の職員を派遣します、との返事が返ってきました。

死体処理は、別の管轄とのことでしたので、その機関に改めて私は電話をしました。

それから1時間も経過しなかったでしょうか。

二名の方が現場に来られました。

その時、すでにはとの姿はなく、一瞬怪訝に思いましたが、恐らく、ご近所の方が処分なさったのでしょう。

ゆえにすぐ、動物の死骸処理をお願いした所には、断りの電話をかけました。

 

二名のとても爽やかな雰囲気のする優しい区職員さん達が、実に丁寧な心のこもった対応でネコに臨まれました。

それを見て、私は甚く感動したものです。

野良猫とはいえ、今にも消え入りそうな小さな命を慈しみ、憐れんでおられる様子がよく分かりました。

その方のお話しでは、まず獣医に診せ、手を尽くせる限りの介抱はするとの事。

その上でしばらく預かり、引き取り手がなく回復の見込みもなければ~とのお話しでした。

~は皆さまもご想像できることでしょうから、書くのを控えます。

 

その場に、私以外、もう一人、ご近所の奥様がいました。

その方が涙ながらに、幾度も幾度も、その猫の今後の取り扱いについて、区職員に尋ねておられました。

日頃、ペットを飼っている方です。

その口調はとても切実で、身に迫ってくるものがありました。

獣医さんに連れていく予定でいらしたようなのです。

そうであれば、区役所に電話などせず、その方に預けるべきだったのかもしれない、と私は自責の念を抱き、良心がとがめもしました。

 

 

しかし、二つの動物のショッキングな光景を目にした時、私は夫のためにも、視界から一刻も早く消えてほしい、との思いで一杯だったのです。

その後の行動は、私が取れる精一杯の事でした。

ご近所のペット好きの奥様がその後、「~さんの対応で良かったと思う」と言って下さり、私は、どんなにかホッとした事でしょう。

 

この出来事が起きたのは、旦那さまの退院日の翌日の事でしたから、大変な衝撃を私は受けましたが・・・・・・

その後、気を取り直し自分に言い聞かせたことは、

「これは、我が家の厄払いの出来事だったに違いない。

猫と鳩が、我が身を犠牲にして、それを行ってくれたのだ」

と言うことでした。

 

実は、この事については一言ブログでも触れ、詳しいお話はまた次回にでも、と書いた覚えがあります。。

しかし長女に、止められてしまいました。

「そんな気持ちの悪い話、ブログに書かない方がいいわよ」と。

恐らく、娘も、パパの退院の翌日の出来事とあって、嫌な思いが幾分したのかもしれませんね~

 

しかしその後、旦那様は驚異的な速さで回復し、今では肝臓の数値は全くの正常。

肝臓は半分を切除したにもかかわらず、ほぼ元の大きさに、今は戻っています。

C型肝炎のウィルスが蘇ってしまったことだけが、玉に瑕ではありますけれどね。

一方、夫の入院する病院に日参していたその当時の私は、首にコルセットをよく装着していました。

その症状も、今ではすっかり良くなり、もとの元気を取り戻しています?

あの忌まわしい出来事は、やはり厄払いだったに違いない、と確信できる、穏やかな今の暮らしです。

 

勝手口のハンギングバスケット

ペチュニア

 

それにしても、なぜ同時に動物二体が家の前で横たわる羽目になったのでしょう。

飽くまで私の想像ですが、ネコちゃんと鳩が、真夜中の決闘に及んだのではないかしら?

そして共倒れに・・・・・・

我が家の厄払いをしてくれるために。

物事は受け止め方次第で、気分は変わるものですね~。

私は、その事件後、その思いは変わらず、野良猫と鳩に感謝すらしています。

 

その後あの哀れな猫ちゃんは、元気になったのでしょうか。

私には知るよすがもありません。

 

当地は、私が望んだ通り、穏やかな恵みの雨が数日降り続き、とても涼しく、凌ぎやすい日々でした。

しかし今朝は、久しぶりに見る澄んだ青空。

いよいよ、夏日の猛暑が襲ってくるのでしょうか?

急激な気温の変化は、適応障害が起きそうで困りま~す。(笑)

でも気持ちを引き締めて元気に過ごしましょう。

皆さまにとられましても、素敵な良き日でありますように

 

次回はネコちゃんにまつわるタイトル通りの第二話を綴る予定です。

貴重なお時間を割いてまで、長い駄文を、いつもお読み下さいまして、本当に有難うございます。

 

追記

余りに身勝手な自己弁護と私の中傷を或るブログで見て、辛いものがありますが、気にしないことに致します。

取り上げておられる過去の出来事、怒ったこと等一度もありませんし、私にとっては実に些細な事でした。

Kさんのブログはしばらく前からもう一切お訪ねしていませんが、Nさんのブログも今後は目にしないことに致します。

今後何をおっしゃるか分かりませんが、後は皆様のご判断にお任せします。

 

      

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