今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

理想通りにいくとは限らない、今後の暮らしだけれど・・・・・・

2014-06-30 06:00:21 | 暮らし

私と年頃を前後する周りの人達は皆さん、目の前の課題を一つ一つ丁寧に乗り越えて、心を尽くし、日々を一生懸命過ごしている方が多いです。

友人達を通して、あるいはブログを拝読し、そんな思いを強くするこの頃です。

益々勢いを加速して高齢化社会に突入していく日本では、当たり前の国民の生きる姿勢になっていくのでしょう。

 

私も同様に、今は夫の介護に追われる日々ですが、、両親は50代の時に、すでに看取りました。

まだ介護保険制度がない頃でしたから、親の介護で他人を頼るといった意識は、ほとんどありませんでした。

実際は、週一度、訪問看護師さんのお世話になっていたのですが。

自分の親は、当然長女の私が見るものとの心構えで、結構若い時から人生を歩んでいたと思います。

そんな私の気持ちが良く表れているのが、マイホーム建築時に私が描き切った見取り図です。

 

2~3度、私は得意気に(笑)、我が家は私が書いた図面通りの家です、と語りました。

もちろん、得意気に話したつもりでは本人はなく、文章の流れに沿って自然に出た、事実の言葉に過ぎなかったのですけれど。

涙ぐましい努力をしました。

 

 

青写真をイメージしている頃、私は住宅展示場に足繁く通い、住宅雑誌も、数年かけて50冊以上は目を通したでしょうか。

その頃、モデルハウスでは、和室は客間として、玄関の隣に、離れのように設置されているところがほとんどでした。

 

でも、この間取りでは、将来親を介護をする時代が訪れた時、非常に不便、と私は感じました。

それで、約十畳ほどのキッチン兼家族用リビングの部屋の隣に、廊下を隔て、8畳の和室を作ることにしました。

 

但し、およそ30年前のことゆえ、バリアフリーまでは気が回らず、和室はむろん、各部屋に、敷居の多少の段差があるのですが。

廊下は、一般のお宅より、広目に取りました。

その将来を見越した配慮が、期待以上に効を奏し、両親を介護するにあたって、私は、生活の不便をあまり感じないで済みました。

娘が産後、実家に戻ってきた時、孫達を預かった際のお昼寝の場など、多目的にその和室は使用でき、キッチンの隣だったため、動線の効率も大変よく、助かりました。

 

 

和室にはベッドを、私が一番使用する流しやガスレンジのある場所から寝たきりの母が見え、声をかけられる所に置きました。

電動式でしたので、上部を立てると、それを背もたれにして母はいつも台所で立ち仕事をする私の姿を眺める事ができたのです。

もし和室が、その頃一般的だった離れのようになっていたなら、母はとても寂しい思いをしたに違いありません。

廊下も、幾分幅広にしたため、車いすも自由自在に動かす事ができ、助かりました。

 

このように、両親は在宅介護で私が世話をし、最後は病院で亡くなりましたが、我が身となると、行く末、どんな暮らしが待っているのか、、今のところ、見当も付きません。

私は足腰が年相応に弱っても、、認知症は患わない程度に元気でいられるなら、我が家を終の棲家として、自立した一生を過ごせればいいな~と思っています。
そう願ってはいますけれど、自分の将来なんて、状況次第で変わるものなのでしょうね~。

娘達は、社会で男性と変わらない働き振りですし・・・・・・

予測不能といったところでしょうか。

 

介護施設が増えてきた世間の潮流で、無理を伴う自立した暮らしを望むのは、かえって家族の負担や心配を察しない我儘な振る舞いのような気がしていましたけれど・・・・・・

65歳以上が3割になる2025年に向けて、最近は、政府も医療費の削減に必死なようです。

介護施設、病床不足等で医療や介護が破綻しないように、、在宅重視を強く推し進める雰囲気になてきました。

最後まで在宅を希望する人は、もしかすると年寄りとしては、優等生(?)扱いをされるのかもしれませんね~

私にとっては願ったり、叶ったりです。

これからも、在宅のままで穏やかに人生の幕を閉じる事ができるように、足腰と脳の鍛錬に励まなければ、と一層、意を強くしているこの頃です。

 

 

前文で、我が家の間取りは、お年寄りの介護を前提にして設計されていると書きましたが、但し残念な事に、一つ大問題があります。

結構長い外階段があることです

母と父が車いす生活になった時は、近所のボランテイアの方が、上げ下げのお手伝いを時折して下さいました。

幸いにも、私は出無精で、お家大好き人間です。

家の中でも、4000歩前後の歩数は、今も良く歩いているので、外出できなくなっても、運動不足の解消の術はありそうに思いますが・・・・・・

いざとなった時には、人の助けを借りないわけにはいかないでしょう。

 

そのため、内外の階段に手すりを設置することを、今、真剣に検討中です。

夫は「そんなものはいらん」と言い張って、困っていますが・・・・・・

夫のためだけでなく、私自身も必要な年齢になってきました。

要介護3の夫ですから、今のうちでしたら、経費の1割自己負担で付けられます。

 

間もなく、我が家は、今回の法改正で三割負担になるとか。

一昨日、ご両家のお母様のお世話をされ、介護制度について大変詳しい親友から聞きました。

それは大変!1割のうちに設置しましょう。

 

 

介護認定証は二月の初旬でしたかしら、区役所の福祉課から受け取りましたのに、今のところ必要性を全く感じていないので、まだケヤ―マネージャーさんにすら、お会いしていません。

万一、私が寝込むと、夫は自立した暮らしは無理な人です。

その万一が、明日、訪れないとも限りません。

本当に、そろそろケア―マネージャーさんのもとに相談に伺い、どんなサービスがあるのか知っておこうと思っています。

数日前、親友のKさんと、お電話で長時間、この制度の事を話し、ためになる事もいろいろ伺いました。

一昨日の友人達とのお食事会も、大半が老後の過ごし方だったかしら。

又、その話題の内容は、改めて何時かブログ記事にさせて頂きますね。

 

理想通りにいくとは限らない、老後の暮らし。

我が身とは言え、今後の心身の健康は予測しづらく、将来の人生設計は、なかなか具体的には立てられませんが。

私が理想として心に描く、人生の幕引きができるように、祈りながら・・・・・・

悔いを残さない日々を、差し当たって精一杯心を込めて紡いでいくこと。

これが、私の今の願いです。

 

      

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