今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 ストレスのせいかしら~九死に一生を得た出来事

2020-03-15 07:10:42 | 病気

もう三十数年前のことになりますが。

インフルエンザをこじらせて、肺炎になりかけ、九死に一生を得る様な事態に見舞われたことがあります。

次女の中学受験が終わり、数日後のことです。

 

前年は、マイホーム建築に当たって、住宅会社の営業の方達と会うことが多い年でした。

義父の具合が悪くなり、娘たちの世話を母にお願いし、幾度も帰広したりと。

義父は、その年に亡くなりました。

マイホームの設計、義父のお葬式、次女の中学受験、とまるで人生の縮図を見るような一両年でした。

その上、次女が中学受験当日の朝、39度以上の高熱に見舞われ、早朝に近所の小児科病院に駆け込む、といった騒動もありました。

 

不安なご時世なので、家の中でも、お花を絶やさないようにしています。

 

重なった色々な心労が、私が倒れる一番の原因だったのではないかと思います。

次女の中学受験が無事終わり、合格の朗報に安堵したのも束の間、私がついにダウン。

おそらく次女の風邪が移ったのでしょう。

 

とことん疲れ切った体に侵入したので、たまったものではありません

私は病床に臥し、熱が上がったり下がったりを繰り返すことに。

薬を服用しても一向に良くなりませんでした。

上京し我が家に滞在していた母に、家事は幸いにも任せることができましたが。

体が次第に衰弱していくのが、自分でもよく分かりました。

 

ところが、ある晩の夕食は、突然食欲が出て、とても美味しく食べられたのです。

人は亡くなる直前、一瞬息を吹き返したように元気になることがある、とよく言われますよね。

それだったのかもしれません。

 

その日の真夜中のこと。

重しを載せられているような胸の圧迫感で目が覚めました。

浅い呼吸しかできなくて、心電図の波動が一直線になりかけている。

そんな状態であることが自分でも分かりました。

正に虫の息と言った感じ。

 

隣に寝ていた夫に、やっとの思いで声をかけ、自ら救急車を呼ぶように言いました。

夫は突然のことで、さぞさぞ慌てたに違いありません。

血圧は40まで下がり、体は冷たくなりかけていたようです。

救急隊員さんが、全身のマッサージをして下さったことをよく覚えています。

 

 

呼吸は正に虫の息でしかなかったのですが、でも不思議と息苦しくは全くなくて。

天国に足を一歩踏み入れたような心地よさの中にいました。

入院後、しばらくは酸素マスクを取り付けたままでしたが、同様の気分でした。

二、三週間ほど入院し、退院できた私です。

 

もし目が覚めなかったら、朝、私の身体は冷たくなっていたかもしれません。

神様がきっと、「まだ貴女は死んではいけません」と言って、起こしてくださったのでしょう。

娘たちは、まだ小学校六年生と中学二年生でしたから。

 

ひじき寿司・カキフライ・小松菜とさつま揚げの煮浸し・ふろふき大根の味噌かけ。
和食が大好きな私が、心から美味しいと思った献立です。

料理ブログの「レシピ付き献立和食」のカテゴリーに、このレシピがすべて載っています。
宜しければ、ご参考になさってくださいね。

 

それ以来、死ぬときは肺炎で亡くなりたい、とずっと思い続けてきた私です。

「楽にきれいに死ねる」と、私はその時の印象から、未だに思い込んでいます。

この様なことを今言うのは、とても不謹慎ですよね。

正直に書かせていただきましたが、心からお詫びします。

 

市から75歳になった時に、肺炎球菌の予防接種を受けるようにと、二回目の連絡がありました。

でも、未だに私は迷ったまま。

国の助成があり、安く接種できますのに。

助成の有効期限はあとひと月しかありません。

医療現場に、今は近づきたくないので、今回も私はスルーすることになりそうです。

 

この予防接種が、新型コロナウイルス肺炎の予防に効果があるのかどうか、私には分かりませんが。

皆様は、是非ご一考されてはいかがでしょうか。

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