今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

自然の猛威への備えは万全ですか?

2012-10-04 06:58:35 | 備え

台風17号が去ったと思ったら、また19号が発生。

今は八丈島の沖合を通過中のようで、本土への上陸は避けられそうですね。

周辺にお住まいの方々は、いかがお過ごしでしょうか。

くれぐれもご注意下さい。

被害がございませんように、と祈っております。

 

     

                                     プチダリア(ハミングブロンズニッポン)

台風シーズンになると、度重なる襲来はいつものことながら、気分の良いものではありません。

ところが幼いころは、この台風に、怖さ半分、訳の分からない高揚感半分で、ワクワクもしたものでした。

台風に備え、テキパキ働く父の姿。

それが、とてもとても頼もしく感じられたものです。

何が起ころうと両親が守ってくれる、といった安心感に浸り、幸せさえ感じていたように思います。

 

ところが我が家の旦那様は、地震にしろ、台風にしろ泰然自若。

何するものぞ、といった感じで、いつもと変わりない暮らしをするのみのお方です。(笑)

こんな旦那様でも、私は頼りにしているのでしょうか。

東日本大震災で、震度5強の地震が襲った時。

私が最初に取った行動は、階下のファミリールームから、一目散に二階へと。

夫の書斎に飛び込むことでしたから。

夫の落ち着きはらった態度に接し、私の緊張も随分和らいだものでした。

 

こんな旦那様ですから、台風や地震に備え、何かしようなどと思う人では全くありません。

私も一般の方に比べると、誠に鷹揚で、その意識が薄い方かもしれませんが・・・・・

さすがに、最近はそれではいけない、と幾分自覚するようになってきました。

 

けれど、夫は決して変わる人ではありません。

ですから、備えの準備は、私一人で頑張らざるを得ない我が家です。

東日本大震災と台風15号が襲う前と今とでは、自然の猛威に対する私の意識が、随分変わっています。

何だか多少デリケートになり、全身でそれを受け止めるようになってきた、と言えばいいでしょうか。

          

          

                               チョコレートコスモスの蕾

 

数日前に襲った台風17号も、何時になく怖い思いを致しましたが・・・・・・

さらに1~2週間前に遡り、思いだす事は、私の居住地区を襲った、一時的な豪雨です。

今年も、集中豪雨で、被害を受けられた地域が非常に多く、その報道に胸を痛めてきました。

ところが我が地域は、その点の気候には恵まれ、、雨が降っても、いつも優しく地を潤してくれる程度で済みました。。

 

しかし、一度だけ、一時的に凄い豪雨に見舞われ、驚いた事があります。

私は、翌日、夫にその感想を、次のように述べました。

「まるで我が家の隣にナイアガラの滝があるみたいな、雨の音だった」と。

集中豪雨の災害を被った地域の方々は、恐らく私が短時間に経験したこの雨の勢いが、半日くらい続いたのでしょう。

たとえ束の間でも、体験した集中豪雨で、そんな状況下で、じっと耐えて暮らした人々のご苦労が、とても実感できました。

 

最近の異常気象が地球の温暖化によるのであれば、今後、自然の荒々しさは、治まるどころか、もっともっと激しさをますのかもしれませんね~

北極の氷塊の溶解が、驚く速さで進んでいるようですから。

風速80メートル何ていう時代が、遠からずやってくるのでしょうか。

 

我が家の二階は、見通しがよく、寝室から毎朝、朝日が臨めますが、さえぎるものがなにもないため、、まともに風を受けます。

その上、雨戸が全くありません。

デザイン上、付けなかった私です。

 

ですから、想定外のような風に見舞われたなら、我が家はいったいどんな被害を受けることやら。

都内の郊外に、瀟洒な邸宅を建て暮らしていた大学教授だった叔父から、家の屋根が、台風により吹っ飛んだ話を聞かされたことがあります。

万一、風圧で窓が割れた時は、反対側に位置する窓を開け、風の通り道を作るとよい、と何かで読んだ事があるようにも???

 

今になり、契約を継続して良かった、と思えるのが、火災保険です。

マイホームを建築以来、28年間、毎年年末に契約更新をしてきました。

内容も、次第に充実し、そのたびに多少の保険料の値上げはありましたが、値上げの額は微々たるもの。

火災保険に付属した地震保険にも、制限いっぱい加入しています。

 

ところが、その約款を熟読したこと等、めったにない私でした。

白アリの被害に気が付いたのも、突風で庇の一部が吹っ飛んだことに因るものでしたが・・・・・

その際、わらをもつかむ心境で、約款を読み直し、気が付いた事は、風水害もその保険で補償の対象になっていることでした。

 

昨年の15号台風によるトレリスの被害も、その対象になりました。

現状回復の保険なので、たとえ修理しなくても、修理相当分の金額を支払います、、と告げられた時の私の喜びは、如何ほどだったことでしょう。

今後も、風水害と火災による被害は、極端にいえば、然程心配しなくても何とかなる訳ですが・・・・・・

地震は、部分損ですと、まことに微々たる保険金しかおりませんから、期待はできません。

 

だからと言って、保険に甘え、備えを一切しないなんて、むろんあり得ません。

我が家にある思い出の品々は、我が身の一部同然。

大切に愛しみ、とことん守り抜くのが、当たり前な事ですね~

 

更に、最近はガーデニングにも、力を入れ、草花の家族が一気に増えました。

誠に脆い命のこの家族をほっておく訳にはいかず、17号台風では、私に出来うる限りの備えをしました。

我が家の門扉前に置いてある、寄せ植えの鉢物は、数日前、新しいガーデナーさんが植え付けて下さったものですが。

あまりに重く、家に持ち込むのは、私では不可能。

夫に頼んだところで、こんなとてつもない力仕事。

いい顔をする訳がありません。

仕方なく、隣の鉢物の陰に、避難させました。

 

          

 

素晴らしいセンスに一目惚れした寄せ植えです。

また日を改めて、花の名称もご紹介しながら写真を載せることに致します。

他の鉢物で、持ち運び可能なものは、すべて家屋内へと。

 

      

 

結構重たい、松ぼっくりの形をしたテラコッタのオブジェもの置き物も、地面に下ろしました。

ヨッコラショ!と言い、腰を痛めないように恐る恐る・・・・・・(笑)

ここまでする必要はないかな、と思いましたけれど、トラックも横転するほどの風圧に見舞われると、どうなるかわからない、と心配だったからです。

                    

                                      

                            

                                             この鳥さんも(笑)

 

何だか、急に別人のように慎重になってきた私ですが、地震の備えは万全かしら?、と自分に問いかけると、まことに心もとなく思います。

週末に、次女の子供達のお誕生会をしますので、子供たちが遊んでいる時に、短時間でも、家族で地震会議を開いてはどうかしら。

連絡の仕方、万全の備えについてなど、若夫婦に、もっと教えてもらいたい事がいっぱいの私です。

 

皆さまのお宅では、地震、風水害の備えは、万全でいらっしゃいますか?

 

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後味の悪い哀しい出来事

2012-10-02 07:40:57 | 暮らし

                           

 

昨日は、台風一過の晴天で、澄んだ青空が目にも鮮やかな1日でした。

でも夏日で、久しぶりにアイスノンを抱きしめて仮眠をとったかれん桜です。

 

遅ればせながら、台風17号で被害を受けられた地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

まるで魔物のように、日本列島を駆け抜けていった台風。

今回程、私は台風の襲来に緊張したのは、初めてではなかったか、と思います。

とは言え、我が家に限っては、無事通過で、ほっと致しましたし、昨年の15号ほどの災害にはならなかったようで、良かったですね。

バラさん、マジョリンさん、お気遣い有難うございます。

少々ドキドキしましたけれど、大丈夫でした♪

 

昨日は起床するなり、カーテンを開け、まずは庭の様子を、恐る恐る確認。

昨年のように、植木が根こそぎ倒されていないか、と心配でしたから。

一昨晩は、いつもより早く床に就いた私でしたが、風の荒れ狂う音が、怖くて怖くて、なかなか寝付けませんでした。

 

どうして、今年はこんなに怖く感じてしまったのでしょうか?

その理由は、去年の被害がトラウマになっているからかもしれません。

それ以上に、私が理由に挙げたいことは、自然の猛威と痛ましい災害を、とことん知らしめる報道が、ここ数年多過ぎたせいでしょう。

そのため、いつになく台風の備えもしました。

そのお話を、もう少し続けたいところですが、今日は、ハウスクリニング業者のトラブルの件について語らなければ・・・・・・

書きたいと幾度も言いつつ、延び延びになっていましたから。

 

毎月新しいモップ交換をしてもらい、両親の介護で多忙を極めた50代の頃には、数度ハウスクリニングもお願いした会社です。

長年お世話になっているため、少々綴るのが気が重くて、ついつい後回しに。

でも一言、娘達やご覧下さっている皆様にも、クリーニング後の丁寧な確認を怠らない事が、如何に大切であるかをお知らせしたい、と思い、やはり書くことにしました。

 

以前にもお伝えした通り、ハウスクリ-ニングといっても、今回は、ごく一部の個所のみです。

キッチンのカウンター回りと換気扇、その部屋の床、浴室です。

とは言え、朝9時過ぎから、夕刻まで かかり、作業して下さった方は、若い男性三名でした。

 

   

 

主任らしい人は、年頃は二十代の後半、といった感じではなかったでしょうか。

その方の、礼儀をわきまえない幾分横柄な態度が気になりましたが、特別気に障るほどのことでもなく、時間が流れていきました。

しかし、そんなおおらかな気持ちが、一転憤りに変わったのは、クリーニングが終了し、作業員が戻られた後のことです。

 

浴室は、昼前に終了。

作業終了後、確認をするように言われ、一応見回したつもりでした。

浴室の手の届かない個所の汚れは、簡単に水を当てるだけのいい加減な掃除しかしていませんでした

そのため、カビが繁殖。

そのカビを見事に除去して下さったハウスクリーニング屋さん

 

   

 

私は、感嘆しきりで、その作業員が大変な落ち度を、他に犯していたことを見落としてしまいました。

翌日の朝、タイルを洗い流す時点で、気が付いた私です。

これもさることながら、もっと嫌な思いを、させられたのです。

 

作業がすべて終了した時点では、点検をするようには言われませんでしたが、何気にガスレンジの背に当たる部分のタイルの目地に目をやりました。

私の第一印象は、全然きれいになっていない!というもの。

その気持ちを率直に主任らしき男性に述べました。

ところがです。

弁解を、とうとうと述べられたのです。

それが後で、すべて虚言と分かり、私の腹立たしさは、当分収まりませんでしたけれどね。

 

「この汚れは、取り除くのは無理です」

「うちの会社にも限界があり、きれいにすることが無理なこともあります」

「目地の材質が、何とやら(言葉が思い出せません)で、とれにくいのです」

等々、平然と、私に向かって言われました。

 

私にとっては、大変ショックな言葉でした。

自分のだらしなさが招いた結果だから、今更後悔しても遅い、と嘆かわしい気持ちでいっぱいに・・・・・・・

家を建築時、選び抜いた輸入のタイルで、私の思い入れが大変強いものです。

 

   

 

とは言え、掃除をしなかったわけではありません。

気が向くと、念入りな丁寧なお掃除も時々していました。

目地のお掃除だって、自分で行った時は、もう少し増しだったのでは?

何だか変???

そう思った私は、業者さんが戻られるや否や、お掃除の際いつも使用する古びた歯ブラシの先を水でぬらし、その目地を、数度磨いてみました。

ところがどうでしょう。あっという間に、真っ白に。

 

   

            チョット恥ずかしい写真                  簡単に拭いただけ。もっときれいになるでしょう

          

 

咄嗟に確信しました。これは掃除をしていない。

作業員が話したことは、出まかせの虚言に過ぎない、と。

 

本当にその通りだったのです。

翌日見えたそのお店の責任者の方も、それを認めておられました。

再度やり直す事に。

 

しかしこれだけではありませんでした。

翌朝、浴室の前夜の汚れを水で流そうと足を踏み入れ、びっくり!

目に飛び込んできたのは、三か所のタイルの剥がれです。

 

        

                   他にも、小さな剥離が二か所あります。

決して大きな欠損ではありませんが、狭い空間だけに、とても目立ちます。

そこのクリーニングは、私が一番悪い印象を抱いた方が、一人で手掛けられたところでした。

 

むろん、その事も、翌日の朝、部署の責任者に伝えました。

午後三時ころ、その様子を確認に来られました。

その時、話された、その作業員の弁解の内容を聞き、私は憤りを通り越し、呆れて、開いた口が塞がりませんでした。

穴があいたような所をパテで埋めた箇所があり、そこが剥がれた、と言われたとのこと。

とんでもありません。

全くそれまで無傷でした。

キッチンのタイル同様、私の思いれが強い、お気に入りのタイルです。

 

このような嘘を平気でつく方の人間性に問題あり、と思いましたが、お相手は他人さま。

この業界では、最大手の会社ですのに、社員教育は、一体どうなっているのかしら、と嘆かわしく、やりきれない気持ちにになりました。

 

ついうっかりやり残して、終わってしまうことも、時にはあるでしょう。

後で気が付き、それを私が指摘し、やり直してもらえたなら、然程問題にはならず、私は嫌な思いをせずに済みました。

お掃除を全くしていないのに、嘘も方便とばかりに、でたらめの弁解をされた事が許せなかったのです

お風呂の件も、全く詫びの一言もなく、知らん顔で戻られてしまうなんて、言語道断です。

 

恐らく若い方々は、自分に課せられた仕事を最後までやり遂げるより、脳内終了時間が優先。

終了に近づけば、最後はいい加減で、打ち切りもあり得るのでしょう。

 

日本の会社は、徹底して自分の仕事に責任を持つ誠実さと熱心さが、他の国には真似のできない、誇れるところだと思ってきました。

しかし近年は、効率化、合理性を重視し、派遣社員や業務委託が多くなっています。

愛社精神がない人達が仕事に従事するわけですから、、その質が落ちても当然なのかもしれませんね~

欧米化もほどほどに、そろそろ日本人の本来の良さを再認識してほしいものです。

物作り、サービス業、そ他すべてにおいて、日本人ならでの丁寧な仕事をすることが、とても大切では・・・・・・・

それを失えば、日本の物作り、サービス業も、ますます質の低下を招き、これまでの輝きは二度と取り戻せなくなるのでは、と心配です。

その輝きを失った時、国力は衰退の一途をたどるに違いありません。

 

しかし、前回綴ったように、一筋の光明に、なお期待をかけている私です。

 

                     

                                                チョコレートコスモスの蕾

今回は例外中の例外、と思いましょう。

白アリ騒動の頃から、我が家に出入りされた業者さん達は、皆さん、実に誠実で良心的な方ばかりでした。

日本ならではの職人気質の見事さを目の当たりにし、幾度も感激。

このブログにも綴ってきた私ですから・・・・・・

 

我が家の小さな出来事を、なんだ随分大げさな結論で締めてしまい、少々恥ずかしいですけれど。

誠に後味の悪い出来事でした。

気分一新!

爽やかな秋晴れの下、今日は張り切って、家事に励みます。

 

大変な長文にもかかわらず、貴重なお時間を割いてまでお読み下さった皆様には、大変恐縮に存じます。

本当に有難うございました。

 

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