まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

身びいきな独り言

2006-11-29 08:39:55 | Weblog
こういうつくりのドラマは、好き嫌いがはっきりしているだろうなと思いつつ、昨夜の「僕の歩く道」
大杉園長さんと小日向飼育係さん、中年男性二人に泣かされました。
もちろん長山お母さんにも。
「園長さん」に渡す手紙を念押しするお母さん。
今までも、息子が新しいことをしなければならないときは、こうやって言い聞かせてきたのだろうなということが伺える。笑顔の影に、ここまで来るのにどんなに大変だったかということが見える演技。

小日向飼育係さんが職場で自閉症の息子の話をしようとしたとき、
「コーヒーいれます。」すかさず大杉園長さん「コーヒーは嫌い!」
そのあと、居酒屋で静かに二人でビール。そうだよね、職場でコーヒー飲みながらそんな話は聞けない。橋部さん、すごい脚本。
たんたんと重い話をする二人。説明しない会話、静かな画面、音楽でさえ最小限。もう、好きです。

そんな大杉園長さんが変わる。
輝明に、行動で。輝明がりんごを切るために必要な定規を持って走るという行動で。それを輝明に渡して彼のパニックをおさめるという行為で。そこで定規を持ってくるなんて、反則だ、もう、ダメだ。

真樹お母さんは幸太郎に絵の具を買って来たことで
亀田喫茶店は店主の格好で
堀田精神科医の部屋はさんさんと明るい光で
みやこ夫婦は・・・
と、それぞれの変化をほんの少しづつのエピソードで見せている。そして、これらのエピソードが今後の展開にかかわってくることを予感させる。

「輝明さんは動物園の飼育係の一員です。」(言葉は違うけれど)
大杉園長さんは手紙で、小日向飼育員さんは直接。
お母さんにいった言葉です。なんと言っていいのか・・・もう・・・
コメント (2)
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