まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

うちの庭

2011-03-31 13:04:53 | 

昨日、ミモザカットの後も調子に乗って、ユキヤナギ、ローズマリーも大胆にショートにカット。カット中にご近所のモリタサンが声をかけきて。
「ミモザ、今見ごろだったのに惜しかったわね。でも、腕を上げたわ、形よく切ってあるじゃないの」とお褒めのお言葉。いやいや嬉しくなってしまう。

でもな、何度もこぼすけれど、春の華やぎのないうちの庭。
道路に面した居間と和室前が少し広くて、家の両横後ろは通路。そこにこれまた地味な花が。
モリタサンが、クリスマスローズは薄緑色が淋しくて俯いているのがこれまた淋しくて、赤味があるのを買ってきて植えたわ、と言っていたけれど、うちもそんなのばかり。ま、いっか。

ちょっとばかり紹介します。

居間の前

 
エレガンテシマの下                  ミモザの下

          
この通路はクリスマスローズが盛り      突き当たりにぼんやりした木瓜

 
日陰通路には佐渡出身のヒトリシズカとシラユキゲシ 

 
北側通路に別名ランプの妖精、どこが、ね。わさわさしているからいつもカット。

 
和室前には利休梅。今年はまだ蕾   フェンスにモッコウバラ

 

 
雲南黄梅 枝垂れて咲いて門扉を開けるとお迎えしてくれるはずが。枝先カット。

 

植物に触れているささやかな日常を送っていると、今起きている日本の出来事が遠くに感じることがある。恐ろしい・・・自戒。

 

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のどかです・・・

2011-03-30 13:28:54 | くらし

今日の天気、及び私の周り。こんなんでいいのか!と思うくらい。

でもでも、のどかどころか心穏やかでない方たちがここにいるのよ。はい。
仕方ない、こんな狭い庭に連れてこられたのが不運だと諦めておくれ、と言い聞かせて泣く泣く切っております。

こちらミモザ。   これは昨日の図。

本日は、もっとひどくて花はひとつもありません。枝はもっとばっさりです。

夫が、強い風が吹くとゆさゆさ揺れて心配だ、とうるさくて。
勝手に剪定されるよりは、私が上手に(?)心置きなく切ったほうがまだよい、とばかりに床屋をしました。
花の蜜を吸いに来ていた小鳥たちには可哀そうなことをしたけれど、そんなわけだから許せよ、と。

 

それに比べて何の躊躇もないオキザリスむしり。

「なんだよお前さん、断りもなくいろんなところに子孫を残して」
もうもうぶつぶつ言いながら引っこ抜いています。
この一画だけは、ま、3種類あるから残しておいてあげるか、とえらそう。
何にもないこの庭の枯れ木も花状態だからね、地面を覆っているので埃除けにもなるしね。
そんなこんなで残す理由はいろいろあるわけですよ。

よそのお庭だけれど、こんなに咲くとこれはこれで見事だから、我が家のオキザリスも全滅というわけには行かないの。


狭い庭でも、あれこれいじくっていると結構幸せです、のどかな心持ちになります。

 

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計画停電

2011-03-29 14:27:23 | くらし

新潟駅、東京駅の暗さに衝撃を受け、通勤電車に暖房が入っていないことにも驚く。
最寄り駅前の暗さにもびっくりし、歩いて自宅まで帰るのを回避。
スーパーの店内の照明が暗いこと、人々がなんとなく殺気立って見えることに震災の影響を少なからず感じる。(佐渡ではいつもと変わらず暮らしていたから)

でも、慣れてくるものですね。
3日目の今日あたりはスーパーが暗いとも感じないし、エレベーターやエスカレーターが1台止まっていても、別にどうってことないさ、の気分。
一般的にはこれで十分。

で、計画停電。
横浜友一名宅はしっかりその区域に入っていたようで。
直後の停電をはじめ全ての時間帯停電を経験したそうで・・・
怒るのなんの。残り我ら二名は一度も経験していないからね。
山奥の我が家が停電しないのはおかしいって。

夕方6時20分か30分から始まるのも困るそう。
それまでに、全ての家事を終えるのは気忙しいって、
ろうそく点けてもロマンチック気分にならないって、
寝るには早すぎるしって、
夫と会話しているそうだから、「いいジャン、夫婦仲がよくなって」と我らは冷やかす。

朝早い時間のも困るそう。
トイレ便座がヒヤッとして飛び上がりそうになるって、
「カバー買ったわよ」だって。
顔を洗おうにも水だから冷たいとこぼす。
「私んちなんか今までも水だったよ」と、説教する。

「そりゃあ、大変だね」
と一応同情するもどこか真剣みが足りない残り未経験者2名。許せ。
横浜友Yさん、明日も計画停電は行われないってよ、よかったじゃん。

それもこれも皆我らが節電に励んでいるお陰かもよ。ね。

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会えました。会えません。

2011-03-28 15:45:45 | TV

えーーっ、カンさん、もうお会いできないんですか?!
どうしよう。おろおろしてしています。



『デューラー』か!興味ないから観なくてもいいか、なんて途中からチャンネル合わせた日曜美術館。
なんと、カンさん、最後のご出演だったなんて。
もう、あの独特な笑い声も、豊富な語彙で静かに熱く語る語り口も聞かれないのね。4月からの日曜日をどう過ごせばいいのさ、私は困るじゃないの、どうしてくれる。 お願い、責任とって!カンさん。
そして、中條アナ。
たびたび脳内変換して、あなたの代わりに私めをカンさんのお隣において美術鑑賞していたことをお許しください。
ご自分の位置を心得た、落ち着いた静かな聞き方にいつも穏やかに番組を見ることができました。
長い年月観ていますが、いちばんのお二人ではなかったかと思っています。

 

BS2 *つかこうへい よみがえる伝説の舞台*

何度もチケット獲得挑戦したツヨシクンの舞台『蒲田行進曲』の稽古風景を観ることができた。
私は別に演劇好きでもなんでもない、ただのクサナギツヨシファンというだけだから、きっと邪道かと思うがそれでも蒲田行進曲は観たかった。

生き生きとつかさんから口立てで指導を受けているツヨシクンを見ていると、役を演じるとき、つかさんのことをいつも考えているというツヨシクンがすごくよく分る。
いいものを見たという思いが今も心を満たしている。

  

下の文章、大好きです、じーんときます。

 2000/02/22(Tue) 08:24<>つかこうへい事務所/つかこうへいより

『蒲田行進曲』ご声援ありがとうございました。打ち上げで、甘え、からまれ、帰ろうとする僕の車をボンボン蹴って、「どこに行くんだよ」と泣かれ、辛ろうございました。

なあに、また春、窓から花びらの舞い込んでくる春も来ます。

(引用させていただきました。)

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気が済んだだけ

2011-03-27 13:04:05 | くらし

生まれ年の干支のせいか、こうと決めたら突っ走らずにはいられない。
そのくせ、そうと決めなきゃあ、なんもしないのにね。

 

で、私は、どうにかして被災地に形に見えるものとしての支援物資を送りたくて仕方がなかった。
義援金もそれなりに日赤に寄付したけれど、それだけでは気がすまない。
ただ単にお金は見えないから、というそれだけのことなのだけれど。

新潟市が「支援物資を受け付けます」というニュースを見たからには、私も一役(の千分の一だけれど)買います的な気分になって、ホームページで確認。
「マスクと軍手」か。
これなら私にも持ち運べる。
被災地取材マスコミ取材陣に、
「君たちは車の片隅にタオルやマスクくらい突っ込んで持って行ったんだろうな」
と悪態をついていた身としては、ここが女の発揮しどころ。

どうせ横浜に帰るんだから、ちょっと立ち寄ればいいだけのこと。
ほんの少し、片手に持てるくらいのマスクと軍手を持っていきました。
両手といきたいところだったのですが、
何しろ都会地も不便そうだから、
こんなとき一人分でも生活物資を減らすのは肩身が引けるから、
我が身の食い扶持くらいは自己調達と、頑張ったので。
それだけで、ご勘弁あれの気分。


完全なる自己満足ですが、自己満足して少しは楽になりました。はい。

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深く息をする

2011-03-26 07:25:53 | くらし

地震以降どうも眠りが浅い。
勝手にドキドキすることがある。いかんいかん。
仕事をしていないから、疲れたアーってため息ついていればいいだけのことだけれど。

今日も忙しくなる1日。
人は緊張した時、はあはあと浅い息をしている。と、知り合いの方のブログに書いてあった。深く息をしよう。その方のおっしゃる通り。

手のひらを重ねて胸の中心にあてる
そして、軽くおへその方に押す

これだけでセルフケアができるんですって。試してみよう。

 

お寺の福寿草は満開

オオイワカガミの葉は光を浴びて輝いている

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梅の小枝で

2011-03-25 14:28:43 | 

♪梅の小枝で鶯が 春が来たよと 鳴いてます
 ほほほけきょ ほーほけきょ

こんな童謡ありましたよねえ(年がもろばれちゃう)

イワツカ老人いわく、「くさった空」
ほんと、今日も朝は雪。聞き飽きたかと思うけれど、いったいどうなってるのよ!!
春なんか来ちゃあいねえぞ!早く連れてこいっつーの!
言葉までふてくされてしまう。

あっ、イワツカ老人無事退院して淋しいです。アイドルも廃業です(ー_ー)!!

佐渡の鶯も啼こうと準備だけはOKしています。
3月20日


こちらは、山に近い集落で

 


町外れのお寺は紅梅が満開でいい香りが漂って

 

佐渡も震災被害者1000人受け入れ、というニュースを聞く。
(新聞によると、36人滞在ですって、よかった)
カーフェリー運賃とホテル3食無料で来月末まで滞在できると。
小中学生がいる家族は学校関係で難しいかもしれないけれど、高齢のご家族などはゆったりのんびり休めて心身を回復させられるんじゃないかしら。

小千谷市では、個人のお宅で受け入れてくださると。
昨日も今朝もその様子をテレビで観て胸がいっぱいになった。
越後の人たちのお顔のふくよかなこと・・・
なまなかできることではない。

 

 

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キクザキイチゲおんぱれーど

2011-03-24 13:39:42 | 佐渡の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3月20日 ニリンソウおじさん田んぼ脇の土手)

 

私のエネルギー残量10%。
藤沢周平本読んでも、
「ぷっ」すま、グータンヌ―ボ、観て笑っていても、
翌日にはすぐに消費される。
チャージしてもチャージしても追い付かない。困ったもんだ。

ねえ、被災地にも私にも、せめて暖かな光と柔らかい空気をプレゼントしてくれないものかしら・・・

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石油ストーブ

2011-03-23 17:48:00 | くらし

もう寒いのなんの。
3月も終わりというのに、朝からひらひら雪。晴れているのに雪。夕方になったらぼた雪が吹き付けてくる始末。どうなったんだ!

 

昨日のこんな天気なんて春の訪れじゃなかったのか?!

で、石油ストーブ。  年代物の鍋が汚れてて恥ずかしいわ。

これが優れモノなのよ。

*電気を使わない。燃料は灯油のみ。
*おまけに壊れているから、火をつけるのはマッチで。乾電池もいらない。
*お湯でもなんでも温める料理はどんと来い。とろとろの火にかけておけば終了。煮物なんて最高。ほとんど見張る必要がないもんね。おまかせ状態。
*お湯が沸き上がれば、野菜やなにか茹でる。エネルギー節約。
*おまけに、そばにいれば洗濯物も床に置いて乾かす。

どう?一石二鳥なんてもんじゃない、十鳥くらいいくんじゃないの。
実家では、暖房はこれとあと炬燵のみ。後は自家発電で凌ぐわけ。

早く本物の春が来ないかな。



農家の方は春の作業をし始めた。

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持って行こうか?

2011-03-22 13:04:16 | くらし

4月に入ると父の諸々で横浜に帰ることはできないから、無理矢理26日に帰る予定に。夫に電話で、
「私の米やトイレットペーパー、持って行かんなんかしら?」
と聞いたら、
「米穀通帳持って来てくれ」
と答えたので、あちらとこちらで大笑い。
そういえば、私が横浜に就職したころはまだそんな通帳を持っていて、米屋でお米を購入したような気が・・・するようなしないような。
うん、横浜に持って行ったことだけは確か。引き出しの奥深くに眠っていたもの。

米穀通帳なんて、ご存じの方がどれくらいいるかしらね(ーー;)

 

思い出した。
小学生のころ、新潟の親戚の家に泊りに行く時や修学旅行の時には、荷物の中に1合とか2合のお米持参だったわ。
今思うと、なんて健気な。じーんと、懐かしくなる時代だ。

 

新潟県の避難所で、マットレスとお布団が支給されている様子を見て、ああ、これならひと安心だと思ったと同時に、震災直後、冷たい体育館に直に座っている映像を見て、なんとか自分ちのマットレスを送りたいと、焦ってメールやらを送った自分が恥ずかしい。どう考えても、自分が優先していた。

 

「希望を失わないでほしい、明日を信じて」と言うけれど、具体的な日常にそれが見えなければ難しいだろうなと想像する。

昨日は温かい飲み物が支給された。食事が2回になった。
今日は水が出た。お風呂にも入れた。お味噌汁を飲んだ。
明日はきっと燃料も届くだろう、もう少し食糧や衣類も薬も生活用品も・・・
昨日よりちょっと明るい今日。
ほんの少しづつでも実感できれば、希望は湧いてくるのではないかと。

そして、卒業式の映像を見るたびに、この子たちがどうぞこの地にとどまって復興の担い手になってくださいと、願わずにはいられない。

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