まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「爪立てて掻いて」

2018-01-31 08:18:30 | くらし

もう痒いのよ。どうにもこうにもならないくらい。
頭皮、眉毛、生え際、おでこ、とにかく首から上が痒いのなんの。
その中のどこかの部分に四六時中手が行くの、我慢ならなくて擦るの。
そりゃあ、分っとる、掻いちゃいけないくらいは充分分っとる。
わかっちゃいるけどってやつね、なにしろ痒いんだから致し方ない。



昨日は、夫が持っているステロイド貸してくれと言ったらだめだと断られて、脹れた。
分っとる、人の薬は使っちゃいけないことくらい。
自己責任取るって言ってるのに四の五の言うからそんならいいわと皮膚科行った。嫌々渋々行った。
分っとる病名「脂漏性皮膚炎」
医者に告げられる前から分っとる。
乾燥が原因だって。ほんと加齢ってやつは始末に負えん、あちこちに出没するんだから。

そういえば、痒い話になると夫の十八番。
小学生の時、実家のおばあさんにしょっちゅう背中掻かされたんですって。
小さな手で一生懸命掻いているんだけれど、おばあさん物足りないのね。
「爪立てて掻いてくれ!」って。
いやあ、実感こもっている、そうよね血が出るくらい強く掻いてもらいたいよね。
もうおかしくておかしくて。何度聞いても笑える。

で、夫は、私が我慢ならずに「もういい、赤くなってもいい」とごしごしやっているのを見ると、
「剣山で掻いたら」とまことに親切な助言をくれる。
いいわねえ、剣山。剣山惨状(このように変換された。えらい!)ならぬ参上。

 

「痒い」エピソードはまだまだあるけれどそれはまた思い出した時に。

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淡黄色の花 光る

2018-01-30 08:39:04 | 植物

昨日から全国ニュースで、佐渡の水道状況がえらいことになっていることが報道されて。
海が荒れて欠航になると、スーパーの食品関係の棚が空っぽになることは経験済みだったが、
まさか断水になるなんて。聞いたことがない。

昨日は、他の緊急連絡でマサチャンママに何回か電話をしたが、その手の話は出なかった。
どうなっているのかしら。
ひとり暮らしで高齢の叔母にも様子を聞いてみなければ。心配だ。
冬の島暮らしは本当にあらゆる面で大変だ。

せめて青空だけでも送ってあげたい。白と灰色との世界に色を送ってあげたい。
公園の片隅 *ソシンロウバイ

 

 

陽の射す青空に淡黄色の花が透けて光って

こちらは斜面に植えられた若い梅。

 

 

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探し物はなんですか

2018-01-29 09:18:43 | くらし

突如、昨日。
そういえばあれはどこ行ったっけ?と何の脈絡もなく思いついた。
あれはいつものあそこでしょ。といつも入れてある引き出しを悠々と開けた。

ない!ないのよ!
えっ?そんなはずないわ、ここに無ければどこかしら。
うろたえて目を白黒させるも・・・思い当たらない。

あんな茶色のくちゃくちゃの紙切れ、いろいろなマークが付いているあれ。
なくても私はいいけれど、道義上困る。

ありったけの記憶を探って仕舞い場所らしきあれこれをひっくり返す。
クリアファイルを捲る。新しく印刷したあれしかない。

年賀状を1枚1枚点検する。いやあ、挟まってないわ。
3が日の間はあった、確かにあった、年賀状といっしょに透明袋に入れておいたもの。
出番があるかもしれないからと控えさせておいた。

昨夜布団の中で考えた、きっぱり!
あれは破って捨てたことにしよう。
だってないんだもの。と、最大限、開き直る。

探し物はなんですか?って、言えません!恐ろしくて。

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ふつうの女など、いない 『つまをめとらば』 青山文平

2018-01-28 08:24:59 | 

女が映し出す男の無様、そして、真価――。
太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。

表紙の女の流し目の怪しいこと色っぽいこと。
書店で平積みになっていたら、この表紙見ただけでだけで思わず手に取ってしまうだろな。

こなれた文章で何の抵抗もなく作品の世界に引き込まれ、一気呵成に読み終える。
ようやく出会えた時代小説という感じでとてもよかった。

私は時代小説は市井ものが好きなので武士の世界の小説は数えるほどしか手に取ってこなかった。
青山文平さん、お名前しかと記憶しました。描く世界が好きです。
何とも含みがあって読み終えた後、そうきたかと6編とも楽しむことができました。


『ひともうらやむ』

たいそうな屋敷の長倉本家の総領。城下の娘たちを惹きつけてやまない端正な顔立ち。
誇るべきものがあり余っているにもかかわらず、いつもふんわりしている。

とにかく、美しい。もう、どうにも美しい。ただ美しいのではなく、男という生き物の
いちばん柔らかい部分をえぐりだして、ざらりと触ってくるほどに美しい。

そんな男と女が祝言をあげたら・・・
そりゃあ何かが起こると予感させるというもの。はたして。
いやもうドキドキして読んでいったわ。

「つゆかせぎ」 「乳付」 「ひと夏」 「逢対」 したたかでしぶとくて本能的で一筋縄ではいかない女たち。
どれもこれも感想を書きたいけれど長くなるのよ、これ以上。

で、書名の『つまをめとらば』 ざっと抜き書き。

幼馴染が屋敷の庭にある家作を貸してほしいと言う。
56歳になるがこの齢になって所帯を持とうと思っているのだと言う。

ばったり出会ってから幼馴染は5日目で越してきたが越してきたのはひとり。
所帯を持つつもりの女の姿はなかった。半月経ってもひと月経っても女の姿はない。

二人暮らしが始まって手に入れたものは「平穏」 いちばん欲していたものだった。
平かであり、穏やかであるということだ。

私もいちばん欲しているわ。これからずっとそうありたいと思っているわ。

三人の妻といるときは、平穏とは無縁だった。常に、彼女たちなりの正しさに、付き合わなけらばならなかった。
なにしろ、彼女たちは、まちがっていないのである。

そうね、と我が身を省みるもする。が逆も言えるのじゃないか、なって反論したくもなって。はい。

一人暮らしになったときは、ようやく一人になれたと思い、諸々の煩わしさから解き放たれたことを喜んだが、
それは束の間で、すぐに孤独が目の前に居座った。静謐ではあったが、平穏ではなかった

青山さん、ほんとよく分かってらっしゃる。そうよ、ひとりは静謐ではあるけれど平穏ではないかも。

母屋と家作の距離で、爺二人で暮らしてみて初めて、ほんとうの平穏を知った。
幼馴染もそう思っていたが。
「爺二人の暮らしが、居心地よくてな。なかなか、女と暮らそうという気になれんのだ」だなんて。

なんだか現代結婚事情の様相を帯びてきて。

ふつうの女など、いない。
ごくごくふつうの女に見えて、周りの風景に溶け込んでいた。
それが、大きな借金を残し、輿入れ三日で家から消え、不義を働いた。

しかし、昔訳あった女に会ってあまりの変わりように踏ん切りがつくのよ。
やはり、女に死に水を取ってもらう、って。
爺二人で暮らしていると未練が残るって。爺二人でずっと暮らしていこうと思った未練だって。

ともかく6編ともとても面白かった。
あまりに手練れで口当たりがいいものだから、こんどはもっと噛み応えのある長編を読んでみたくなったわ。

青山さんはこの短編集で直木賞を取っている。
ちなみに2015年下期の直木賞候補作は力作勢揃い、だと思う。

青山文平 『つまをめとらば』
梶よう子 『ヨイ豊』 
深緑野分 『戦場のコックたち』
宮下奈都 『羊と鋼の森』 
柚月裕子 『孤狼の血』

 『戦場のコックたち』以外は読んでいるけれど、もし私が審査員だったら
宮下奈都 さん『羊と鋼の森』 と 『つまをめとらば』どっちを押すか迷いに迷うだろうな。

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雪の残り

2018-01-27 09:03:43 | 自然・風景

いつもと同じく6時に起きて(もっと寝てればいいのに、ね)。
いやあ寒いのなんの、今年いちばんだわきっとと玄関の温度計見たら0℃。あちゃあ。
ガスストーブつけたら3℃。なんて家なんだろう。

凍るのを承知で7時半頃ベランダに洗濯物干したら、3,4分で固くなり始めたあちゃあ。
で、ガラス戸開けては、どんくらい凍ったかなと触って見たりして。いやはや。

昨日は買い物遠回りしてあちこちぶらぶら。

ハーイ!

右側のほんのりピンク色に見える梅がほころんでいるかと思ったけれど

不恰好さが何とも可愛くて

あらま 踏み潰したい衝動が

 

 

庭の植物はかわいそうにこちこちです。
道路脇に積み上げられた雪の小山は、朝日が当たっても解けだす気配がありません。

 

 

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冬の古民家

2018-01-26 08:49:29 | 舞岡公園

舞岡公園 小谷戸の里にある古民家。
四季折々のくらしを見せてくれて・・・
この日も若い女性スタッフがバケツにお湯を入れてぞうきんがけ。

 

庭の片隅では

さてと はじめましょうか

ゆっくりと春の気配が忍び寄っている

*ソシンロウバイ

*ミツマタ

 

 

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冬木立を行く

2018-01-25 08:52:09 | 舞岡公園

冴え冴えとした昨夜の半月が美しかったこと。
そういえば、雪が降った夜も家の周りの景色が一面青白くそれはそれは幻想的でため息よ。
それも月がなせる芸術。

日曜日の舞岡公園ぶらりが延び延びになって今頃アップです。

葉を落とした木々がこの季節だけ魅せる世界。


もみじ広場への道


坊やがひとりで


耕作田んぼは凍り


子供の頃のように思い切り氷を踏み潰したくなるわ


長久保池


小道では柵の手直しをしている若者 枝打ちと剪定の違いなんぞ教えていただく
「絵になりますかねえ」と若者 充分充分 素敵な絵になっています


ガマズミの赤い実が残っている


藁の家も健在

 

この日はよく晴れて暖かくてお散歩日和。

 

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シンチャンの雪かき

2018-01-24 08:43:17 | くらし

今年一番の寒気到来のニュースに佐渡のライブカメラ映像を見る。
八幡、両津、大野亀、岩谷口、赤玉・・・
どこもすでに空は暗く雪は積り空も海も大荒れ、カメラに水滴がついてよく見えないところもある。
ああ、これが日本海側の冬だと。半端じゃない。
佐渡汽船は午前中カーフェリーも欠航。

うって変わってこちら首都圏。
月曜日の雪は、火曜日の暖かい日差しと気温のおかげで朝にはすでに緩み始めた。

お隣のシンチャンママの家ではシンチャンとソウチャンの甲高い声が。
シャカシャカいう音は階段の雪かきをしているのね。
シンチャンが、自分の家はさておいてお母さんの家を先にしているのね。
私は感心したのなんの。
小さいころから知っている、多感な時期にやんちゃしたこともあるシンチャンがねえ。

そういえば越してきて、夫婦で粗品(じゃない、稲庭うどんだった)を持ってあいさつ回りして。
「何かやることあったら何でも言ってください、僕やりますから」ですって。
心配り気遣い、半端じゃない。感激して「頼むね」と返事した。

この日はシンチャン、お休みだったらしく一家で雪遊び。

 ソウチャンとママ

 もう幸せそのもの。

私ら年寄りは後はお日さまにお任せとばかりに引き上げたけれど、
シンチャンは下の道路からずっと3軒分の道路の雪かきをしてくれていた。ありがとう。

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一夜明けての雪景色

2018-01-23 08:55:17 | 自然・風景

早朝からソウチャンのはしゃぐ声。
シンチャン一家が雪遊びしている。いいわあ、年寄りばかりじゃ家に引きこもっているばかりだものね。

昨日の定例会は場所を替えて強制実行。
11時に食事して1時には帰宅といういつもよりはちょいと早目。
そりゃあそりゃあ雪が舞い散っていたもの。皆そそくさと帰るわ。

娘からのメールで、チュッパを早くお迎えに行くことができたとということでひと安心。
東海道線利用通勤のお嫁さんも早々に帰宅できたということでよかったよかった。
男どもはなんとかなる。

私はなんだかうれしくてベランダに洗濯物なんぞ干した。怒られちゃうね。
寒さも心なしか柔らかい。
今朝の雪景色も美しい。
青空が見えて光が射してくるといちだんと雪の白さが輝く。
そこが鉛色の空が続く雪国と違うところ。
雪もそろそろ消え始めている。

朝一番の我が家。今雪が音を立てて落ちているのよ。

2階ベランダから


*メラレウカに


端っこの*ミモザはさっさと雪を落としている


2階 屋根の雪と*ヤマボウシの雪の花 左は*利休梅


*天然の雪だんご いや アイスかな

 

 

佐渡の友人が怒るの、報道に差があり過ぎるって。

 

 

 

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落ち葉を踏む

2018-01-22 09:05:17 | 舞岡公園

午後から雪、の予報。
絶対当たるなと確信する空模様の外。
今日は元同僚定例会でドライブに予定だったのが中止、しかたないか。

原チャリとばした昨日。
地区センターに返却の用があったから致し方ない。
思ったより寒くない涙も鼻水も出ないので、そのまま今年初めての舞岡公園へ新年のご挨拶。
よろしくお願いします。

すみません、ほんとうに落ち葉は踏んでいないけれどそんな雰囲気なので。

幹線道路から入る

枯葉が暖かそう

もみじ広場まで歩く ばらの丸の丘への坂道にはコーギー犬が散歩
私、柴犬とコーギーだけは分かるの
飼い主さんがコーギーちゃんにポーズをとるよう指示してくれる ごめんねじゃましちゃって

東門から体験田んぼの方へ

 

最短コースを取って引き返す 帰り道

 

古民家の庭で餅つきの準備をしていたからそこへ行くのかな 楽しそうな一行

 

 

 

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