まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

スズキサンの1日

2012-10-31 12:22:24 | くらし

たまたまその日はなぜかわからないが賑やかだった。先客にちょうど10歳年上のスズキサン。
「久しぶりだの」ってことになって。あれやこれや。

「いやあ、私あちこちの話聞いとったら弱ってきたわ。うち帰ったら昼寝せんなん」
これでもデリケートな私はすっかり聞き疲れて。
「あんた、昼寝できるのんか」
まさかあ、できっこありません。言葉のあや。

そこからスズキサンの1日伺うことに。あっ、ちなみにお一人暮らし。

午前1時、目覚め。ラジオ深夜便を聞く。深夜便のありがたい話拝聴。
あとは、ま、どうでもだそう。
4時~4時半 辺りに迷惑かけないから、もういいだろうと起き上がる。あれこれ整えて畑に出る。
畑仕事に精を出し後始末をし、洗濯やなにやかやで、8じ~9時朝食。

それからまあ、またまた家の中いろいろ。
12時になったら昼食。
その後テレビを観る。朝ドラ観て何たらいうクイズ番組観て、サスペンス再放送観る、3時まで。
「えっ?サスペンスって4時までじゃないの?」
「いんだがさ、3時まででいいんだっちゃ、その後畑に行かんならん」って。
はよ行かにゃあ日が暮れてしまうがさ、そらしの、とすまし顔。

で、まあ6時近くに帰ってきて、ご飯食べるやら何やらさ。
その後風呂入るだろ、9時就寝!きっぱり。

話し上手のスズキサンだから、私は合いの手打つまもなくただただ笑い転げる。
毎日ピタッと9時に寝て1時目覚め。なんとシンプルな毎日。
4時間の睡眠時間で働き者のスズキサン。断然心強い。

「私は畑で動いとるからいいんだな。あんたも動けっちゃ。街中だから畑はねえか。
そんなら自転車でどこでも行くといいがさ」
はいっ!行っとります!!(この頃年のせいかさぼり気味よ)
スズキサン!見習います。
なんたって、『イベントは自分で作るもんだ』のありがたい教えをいただいた方だもんね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつも凪ぎだったら

2012-10-30 06:45:51 | 自然・風景

海も人生も。なんて。

 今朝の一瞬。

そして、里の秋。

 

薬局での話。

波が高いときのジェットフォイルは、ほんと気持ち悪くなるよねってことになって。

そんなら飛行機に乗ったらどうだ、とご主人。
25分で行くんだぞ。
乗客がひとりの時もあるんだって。自家用機だ。
体重はかるんだってな、荷物持ってはかるんだってよ。
新潟空港でリムジンが待ってるんだって、いいぞ、リムジン。
と、滔々とその利点を話す。

ひゃー、怖い。8人乗りなんて怖い。
ひとりで乗ってるなんて、どうすりゃあいいんだ!
いくら私が飛行機に乗りたがっているからといって、佐渡海峡上空は聞いただけで嫌だ。
「落ちそうで怖いね」
一瞬の間。
「あっ、いっか。一気に逝っちゃうんだもん楽か!」
と言ったら、マサチャンママ、
「そうだわよ。そのほうがいいねかや、あんたそれがいいわ」」
まあ、嬉しそうなことうれしそうなこと、声が大きかったわ。

27日 相川 尖閣湾。

これから冬に向かって北西の風が強く吹き、日本海は大時化になる日が多くなる。
つかの間のべた凪ぎ。
私も今日横浜に帰る、海が荒れていなければいいけれど。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の山野草

2012-10-29 13:09:43 | 佐渡の花

今日は、私が生まれた年に死んだ兄の命日である。

 

仏壇に花を立てた。
当然、私は写真でしか兄の顔を見ていない。父と母と写真館で撮ったらしき昔の写真、なんとも幸せそうな家族の写真である。ちなみに私にはその類の写真はない。

父は私が保育園の年齢の頃、よく兄の話をしてくれた。
肺を病んでいた母の弟が、兄を可愛がるのをいいことに二人を一緒にしていた、と
後悔していた。そこで肺病がうつるに違いないと。自分たちの配慮が足りなかったと。
そして、母が私を抱いて病室に入ると、兄はうつるから出て行けというように手を動かしていたと。

ところがところが。
先日の叔父(母の一番下の弟)が、その話を一蹴。
「違うがさ、おめの兄さんは肝臓で死んだんだがさ。俺は病室に毎日しじみを持って行ってやったがさ」
と、はなからその話を受け付けない。お前の母さんがまちごうとる!

いったい、どちらの話が本当だろうねえ。なんとも面妖な。
私は今までの肺病説から肝臓説になかなかシフトできないわ。

で、毎度おなじみの秋の山野草。おなじみなだけに見かけないと秋が来ない。

 オヤマボクチ


サラシナショウマ


ヨウシュヤマゴボウ


セイタカアワダチソウに蝶

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大佐渡スカイラインの紅葉

2012-10-28 11:23:54 | 自然・風景

はっきり言って、写真の数倍美しい!
なんだ!私のニコンデジカメ、きっちり再現してよ(腕は棚に上げる)。
色がまるっきりと言っていいくらい違う。
ゆえに、見てくださっている皆様、茶色部分を是非とも脳内変換でやや赤に変えてくださいませ。


遠くは金北山

 

白雲台でしばし休憩、観賞、撮影。
白雲台は観光バス、マイカーで大賑わい。県外ナンバーも多々。
山の紅葉は初めて見るけれど、迫力が違いますね。
やっぱり行ってよかったな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つぶつぶ

2012-10-27 10:37:38 | 植物

「つぶつぶ」ならぬ「ぶつぶつ」は私の胸の内。

そんなに「ぶつぶつ」言わなければならないことあるのかさ、と言われれば首うなだれるだけだけれど・・・ま、いっか。
ぶつぶつは、自分だけのもの。勝手にぶつぶつ言おう。

で、つぶつぶ。

 ガマズミ

 ノブドウ

 ヘクソカヅラ

 
アオツヅラフジ

 

今日は、我らの母校の廃校式なんだって。
式出席のお誘い電話があったけれど。なんの。
暗い青春時代を過ごしたから、思い入れはひとつもない、丁重にお断り。

それより、絶好の紅葉狩り日和。
全国ニュースの締めくくり映像にまで使われた大佐渡スカイラインに行ってくる。

こっちの方が大事だわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日に映える秋桜

2012-10-26 13:35:46 | 佐渡の花

半月がくっきり見えた昨日の夕暮れ。  4時半   5時

 

秋にはやはりこの花。
群生しているもよし、単独もまたよし。
1時半ころの撮影。強い日差しを受けて花びらの1枚1枚が透けて見える。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い花

2012-10-25 14:37:09 | 植物

雨が本降りかと思えばスーッと小降りになり、雲の切れ間から日が差して来てやれやれと安堵すればまたあっという間に降りだす。
空もまことに忙しいことで・・・

秋に赤い花、別にいけないわけじゃないけれど、なんとなく季節外れの感あり。
でもでも畑の隅の赤い花は目立つ、思わず足を止めるわけ。いいのか!赤い花!

セイタカアワダチソウの歌があるくらいだから、赤い花の歌だってあるね、と、うろ覚えの歌詞を検索。あったあった ♪赤い花白い花。

  赤い花つんで あの人にあげよ  あの人の髪に この花さしてあげよ
  赤い花 赤い花 あの人の髪に 咲いて揺れるだろう お陽さまのように

ああ、今聞くとちと恥ずかしい。
今は恥ずかしいけれど、当時はフォーク全盛の時代だったものね。なんていうことないセンチメンタル気分。

YouTubeで 赤い鳥 山本潤子さん ビッキーズ を聞く。
ビッキーズが 昭和51年 NHK みんなのうた で歌ったそうだから、きっと私はこれを聞いていたのね。♪ セイタカアワダチソウの唄とみんなのうた繋がり。

 百日草

  

 ダリア

 サルビア

吾亦紅よ、あんたも名前に免じて混ぜてあげる。

それにしてもなあ。
あの人の髪にさす、咲いて揺れる赤い花は何だろうねえ。
間違ってもこれらじゃないよねえ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌われていたけれど・・・

2012-10-24 12:21:21 | 植物

セイタカアワダチソウ  漢字で書くと * 背高泡立草
もうもうぴったりな名前。

いっとき花粉症の原因、なんて濡れ衣着せられて可哀そうな扱いを受けていたわ。
私も独身時代、部屋に飾っていたりしたから、遊びに来た知人に糾弾されて小さくなったこともあったわ。

花が少なくい秋、虫たちにとっては格好の食料になる。
そうそう、セイタカアワダチソウは虫媒花だから花粉症の原因とはならないんですって。
法面で表土流失防止には役立っているそうよ。
そんなわけで、そう嫌ったら・・・ね。

青空バックにするとほらけっこういけるでしょ。

10月19日

でも、やっぱり日本人の感性には合わないか。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古いアルバム

2012-10-23 11:56:57 | くらし


今日は夷市だというのに雨。本ぶりの雨。
売り手の人たちは雨避けテントの中でお仕事。

(昨日の散歩道)

探し物をしていたら、突然、整理の虫が動き出したのよ。
戸棚の中が前後ろ二重になっているから、肝心のものが見つからない。
なんだ、こジャマなと取り出していたら古い古いアルバムが何冊か。
昔々の、虫が食ったような、台紙が厚紙でできているようなそんなアルバム。

あれま、両親の写真じゃないの。
母のポートレートに白字で父が何か書いている。えっ?
結婚式の写真まである。生真面目な顔をした若い若い父母。

  

寝たきりで年老いた母にも当然のことながらそんな時代があったのねえ。
父は旅行好きであちこち行ってたから、当然その手の写真はたくさんある。
中に混じって、母が姉妹4人で撮っている写真や看護婦時代の写真なんかもあって。
ああ、母にも楽しく色どりがあった時があったのだな、と安心しつつ感慨にふけるわけ。
私の記憶には、働いている母と雑巾持って家の中をはいずり回っている母しかなかったから。

そんなこんなを眺めていたら。
今や私なんて写真拒否、あってもデジカメ映像パソコン在住のみで、こうやってしみじみアルバムを眺め、来し方に思いを馳せるなんてないんだろうな、
と、ちょっといいのかしら、の心境になりまして・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たらい舟

2012-10-22 15:46:45 | くらし

土曜日の千石船観光コースは総勢9名。ちょこっとお話した方、2組。

私より少し年上と思われるお一人様の女性。
前日新潟で1泊、佐渡で2泊、のうち日曜日のお宿は決めていないんですって。
火曜日に東京へ帰ればいい、という気楽な旅ですって。
もちろん、日曜日の予定も未定。
「どこがいいかしら」とおっしゃるから、
「今日のコースは満足度どのくらいですか」とお聞きしたら、50%とおっしゃる。
うーーん、それはどこを勧めていいか極めて難しい。困った。
神社仏閣にするか、相川金山にするか、トキコースにするか、はたまた海岸美を楽しむか。うーーん。
結局、すみません勘弁していただきます、になっちゃったの。

お宿ひとり夕食を何回したのかしら。
朝昼は私も平気だけれど、お宿ひとり夕食がネックになってお泊りひとり旅を躊躇する。
同行の方たちと付かず離れずのまことに絶妙な距離加減といい、行く先で行動を決めるという自由さといい旅慣れていらっしゃる。

ああ、私はまだまだ修行が足りん!甘い!

で、本日は、ここら辺の漁師さんたちが、これを使ってサザエやアワビを捕っていたという小木のたらい舟紹介。

 二つ繋いでお見事

 お客を待ってます

 

 写真撮り合い

 防波堤内ぐるりと回る

約10分くらいの乗船です。私?乗りません。

次に向かったのが宿根木集落。ここには2度ほど来ているの。

 

   町並み保存地区 宿根木集落

 

満足度50%か(ー_ー)!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする