まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ひっそりと 十月桜

2017-10-31 08:53:31 | 植物

自然の中を紅葉見ながらドライブしたいのに・・・
行きたい場所からダメと言われてめげているのよ。

苗場のドラゴンドラは台風で予約取り消し。
その後はまたもや台風や雪やらであきらめた。
ぐんまの山奥一軒宿花敷き温泉は予約で全部埋まっている。あああ。
めずらしくドライブに行っても言いと言う夫が
「虫は治まったか?」と。はい、くすぶっているけれどまあ治まったわ。
しかたないもんなあ、今年はどうもだめだわ。

当分近隣で我慢しよう。
先日の東慶寺。

奥にひっそりと*十月桜

 

 

境内には。

 

ああ山の中通ってどこか行きたいな。切望。

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「きいろい花」

2017-10-30 08:40:48 | くらし

それにしてもよく降った昨日。
天にそんな量の雨があったのかというくらい1日中。
土曜日じゃなくてよかったなあと胸なでおろしたわ。
土曜日はちゅっぱの七五三、曇りでも何でもいいから雨粒が落ちないでおくれと念じて。

そういえばと思い出す。
ちょうど2年前のいまごろ、ちゅっぱが家に遊びに来て。
庭に咲いていたたった一つの*ユリオプスデージーの花を見て、

「きいろいはな」と言ったのよ。いやあ、私は驚いたねびっくりしたね。
「おはな」ぐらいだったら、そうだねで終わったと思うけれど、1歳8か月が「きいろ」と「はな」を認識して
二つくっつけて言葉に出したことに。ってなことを当時ブログに書いた。
なんの、ただのばばバカちゃんりん。ふつうだったわ。


(今年は切り戻しが功を奏して盛大に花を付けている)

ちゅっぱ?
想定内、固まって笑顔のひとつもない。終始ふくれっつら。ひたすらお父さんの手をぎゅっと握っていた。
せっかく広島から出てきてくれたおじいちゃんおばあちゃんにも甘えるわけでもない。
ワンコがいるから日帰りだそうだ、ああ、申し訳ない。

 ちゅっぱの右手はなに物語る。

それでも髪を作るやら衣装替えさせられるやら、何度も写真撮影されるやらの長い時間(2時間くらいかかったのよ)
一度もぐずらなかっただけよかったとしよう、なんて。あまいね。
広島のご両親と、
「あの子が子供のころは入学式の洋服着せて、その辺の神社に行ってお参りして写真撮っただけでしたよねえ」
とうなずき合ったりして。ドレスの衣装替えはちと大仰じゃないの、と思ったことは娘には内緒。

近くの神社でお祓いをしてもらいいっしょに食事をする段になって、ようやくちゅっもほぐれてきて。
笑顔も出て抱っこされていた。
よかったわあ。

今咲いている我が家の黄色い花。

 *イソギク

 *オキザリス

台風一過ぴかぴかの青空の今朝。

 

 

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小説 『等伯』 安部 龍太郎

2017-10-29 09:53:40 | 

 

  

『等伯』 安部 龍太郎著

今まで時代小説は捕り物帳か市井物しか手に取ったことがなかったが完全に食わず嫌い。
歴史小説がこんなにわくわくするものかと。
地区センターの書棚で「どうぞ読んでください」とでもいうように目に飛び込んできて手に取った次第。

『等伯』
文句なく面白くドンドン引かれてあっという間に読み終えた。
だいたい実在の人物の小説は初めての「若冲」(すみません、どうにも違和感を覚えたので)で終わりと
思っていたら、ましてや男性作家の小説は好きじゃないからほとんど読まなかったのに、ね。

等伯、武士としても絵師としても一人の男としてもとても魅力的に書かれている。
私は歴史が苦手、生い立ちを綴る文章が苦手、と敷居はとても高かったはずなのにこの満足感。
「何者」と同時直木賞受賞だなんてまことに喜ばしい、と上から目線。

登場人物の脇役がこれまた魅力的で、実の兄武之丞、藩主の妻夕姫など全く憎らしい存在と思える人物も、
藩主を思うがあまりの行動と思えば、さもありなんと。
何度も苦い目にあいながら二人を切り捨てきれなかったことも、
等伯が武士の出であったことを思えば読んでいての歯がゆさも半減される。

妻の静子や後添え清子への濃やかな心遣いにも泣かされる。
そして最大のライバルの狩野永徳への対抗心や、自身がのし上がって行こうとする策略には等伯も
野望が大きかったんだな、なかなかだわい。と。

だいたいこのように実在の人物を書いた小説って、どこまでが事実でどこからが作者の解釈になっているのか
しらね。そんなこともちらっと思うのだが、そんなことどちらでもよろしいと魅力的で面白ければよろしいとひとり納得。

 

webで読んだ等伯のざっとした略歴。

等伯は染物屋の養子となって能登の七尾に育ち、30歳を過ぎてから京都に出てきた中年までは「絵屋」
すなわち絵を売る商売を営み、京都の繁華街に店を構えるまでになったいわゆる「成り上がり」の絵師。
そんな等伯が、同時代を生きた100年以上の歴史をもつ名門狩野家の4代目御曹司永徳
を超えるには
等伯をバックアップする有力者が必要だったというわけ。

能登から家族と筆だけを携えて上洛した等伯は、当初、画壇に何の足がかりもなく。
彼は法華信者だったので、そのつながりから日蓮宗の高僧や信者である武将、町衆と関わりを持ちやがて。

千利休や大徳寺の僧侶らの肖像画を描くことで彼らと交わるようになる。
権力者の肖像画というのは、社会的・政治的な立場が揃わないと描くことができなかったというので、
等伯は、それを戦略的につくり上げ、一大プロジェクトで周辺を固めた。と。

この事実を知るだけでも等伯がなかなかの策略家野心家であることが裏付けされるわね。
そうよ、時代を作り上げるにはそれだけの器量がなくては。
いずれにしても小説『等伯』は私にとって歴史小説への扉を開けてくれた(大げさね)貴重な1冊になったわ。

参考までに。


智積院『楓図壁貼付』

『松林図屏風』 右隻

 『松林図屏風』 左隻


 

 

 

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ホトトギスとリンドウ

2017-10-28 07:36:44 | 植物

漢字で書くと杜鵑と竜胆。この方が雰囲気が出るかしら、でも白状すると杜鵑の方は読めない。
どちらも東慶寺の境内に。

あっちがう。このホトトギスは参道の右に。

で、境内に入ると


*ヤマホトトギス
でも受付の方がおっしゃっていた。
ヤマホトトギスとタイワンホトトギス、勝手に交配するのでよく分からなくなるですって。

光を受けてつんつんのびているのが楽しい。

 

一方 *リンドウ
私が8時半過ぎて参詣したときはまだ陽が射していなかったので、リンドウはくるくる巻き。

 

 

帰るときは少し陽が射してごらんのとおり。

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秋の北鎌倉 東慶寺から浄智寺、円覚寺へ

2017-10-27 08:53:51 | 建築物

変わりない日常生活、ありがたいのだけれどやはりちょこっとの変化が欲しい。
私の場合、ちょこっとの変化は午前中だけでいいの。
1日になると少し疲れる。だからちょこっと。それだけでそこそこ満足。

昨日は空もよく晴れたから朝早く北鎌倉へ。
家から港の見える丘公園へ行くよりはずっと近い。最寄駅から乗り継ぎがうまくいくと15分ちょい。

まずは8時半開門の東慶寺へ。
静か、誰もいない、お寺は早朝に限るを改めて実感よ。時季もあるかもしれないわね。


少しお話して。

いかんいかん忘れるところだった。ついでと言っては怒られるけれどお参りお参り。
病と闘っている知人友人の回復を祈って手を合わせる。

秋のひっそりとした花々が境内に。


*シロバナヨメナ


*吾亦紅


*シュウメイギク

ぼちぼち人も訪れてきたので少し先の浄智寺へ、しかしなあ歩道のない道は歩くのが怖くて、といつも思う。

 この柿の木がある家を曲がると浄智寺。

境内ぶらぶらしていると20代と思われる若い女性に「どちらからですか?」と声をかけられて立ち話。
彼女は仙台から来たんですって。昨日横浜のホテルに泊まって朝早くから鎌倉散歩。
もう1泊して帰るそうな。若いって素晴らしい!って歌があったけれどほんと。
いい旅してね、と言って別れた。

さて帰り道、円覚寺へと。
山門付近では小学生が写生に励んでいた。色紙を使用して画板なしスケッチブックなし。
すごいわね、いい工夫だわ。記念にすぐに飾れるもの、リュックに収まるもの。

大方丈の横の道を歩いて 妙香池が見えてくる

更に突き当りの黄梅院へ

わずか1時間半の北鎌倉ぶらり。そこそこ満足。

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サルビア・レウカンサ

2017-10-26 07:29:41 | 植物

今朝は晴れ。
ようよう晴れた18日に訪れた港の見える丘公園、バラが輝いていたけれど他にも。

*サルビア・レウカンサ 存在感抜群、十分主役を張れる。

 

この深い紫色が好きで我が家の庭にも植えた、その昔。
しかし、植えりゃあいいってもんじゃない、成長すれば大型になることなんて全然知らなかったから悲惨だったわ。
もう暴れ放題好き勝手し放題。狭い庭はえらいことに。
とうとうモリタサン宅に嫁入りの羽目になって。広いモリタ家で伸び伸びと育っていたわ。

これもサルビアだけれど名前は失念。

この取り合わせ大好きなので 奥にサルビア・レウカンサがちょろっと見えますでしょ。

性懲りもなくほかにもサルビアを育てたけれど、今はこのサルビアだけ。

 *サルビア・ウリギノーサまたはポックセージ

明るい空色とすっと伸びた姿が我が家の庭面積に合っているから。

 

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「できなぁーい」

2017-10-25 08:54:52 | くらし

日曜日の夕方、めずらしい時間に娘から電話。
変な時間に電話がかかってくると何事かとびっくりするじゃない。
どうしたの何かあったのと聞くと、
「ちゅっぱがね、ばあばにでんわするっていうの」



このごろスマホをいじりたくてしょうがないらしく、いつぞやは突如かかってきて。
勝手にいじったのよ、ばあばが出たと泣きそうになって娘に訴えていた、なんてこともあったわ。

それで娘はちゅっぱに、
ばあばに電話するから「もしもし」って言える?「こんにちは」って言うんだよと言ったそうな。
するとちゅっぱは

「できなぁーい」

そういえば同じ日曜日。
台風の雨風がひどくなる前にと出かけて、帰って来たらちょうど荷物が届いたのよ。
お米のお返しにと、婿さんの実家広島から「獺祭」が。夫は実にうれしそう。

以前、奥様からのお米のお礼のお葉書に、
「○ちゃんはお電話に出てくれないけれど・・・」の一文があったことを思い出して。
電話するという夫に、ちゅっぱは横浜にかかってくる電話にも出ないって伝えて、と託す。

あちらのお父さんは、
「電話の向うにいる気配はするんだけどねえ・・・」
と嘆いたそうな。

ほらちゅっぱ、おじいちゃんやおばあちゃんはお話ししたいんだよ、ちゅっぱ。

土曜日は七五三のお祝いをする。広島からも来てくれる。
六つの目がちゅっぱに集中すると、ちゅっぱはますます固くなって口を利かなくなるだろうな。
自分で「はずかしい」なんて言ってるんだもんな。
はてさてどうなることやら。ばあばは今から気がもめる。

そんなこと言ってもあれ?
んんん?なかなかなひと言だな、使えるじゃないの。

「できなぁーい」
私が言ったら気持ち悪いか。


 

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台風一過の公園

2017-10-24 08:44:04 | くらし

 
今朝

大きな被害を各地にもたらした台風。憎らしい限り。
それでも。
雨が止んで、灰色の雲の隙間から青空が見えたかと思うと一気に空一面広がって。
心まで晴れ晴れとして来る。急上昇。

お得意のそれっ!強風の中、地区センターへ本を返しに原チャリ走らせる。
途中公園に立ち寄ってぐるりひと回り。


ヤマボウシが1本色づいて


カツラの木はほとんど葉が飛んでいた


どうやら学校は休校になったようで 子供たちは大喜び

ひと回りの後は地区センターへ。
センターの前の公園も賑やか。


ここの木だけで赤黄緑ときれいに色づいている


母と子はしばし・・・


おじさんも悠々と秋の1日を楽しむ。

人々の日常はたんたんとあたたかく過ぎて。

 

台風一過

 

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くり・どんぐり 黒い実・緑の実

2017-10-23 08:59:56 | 植物

最大のピークは眠っている間だったようで。
今朝は風も止み雨ももうすぐ上がりそうな空模様。
ほんとに迷惑な台風だ。

そんな台風到来の前、ガスファンヒーターが届いたとの連絡を受けて車で受け取りに行くことに。
わが家は車があってもほとんど乗らないから、夫は新しい場所へ行くたびにド緊張の様相を呈する。
「そこの交差点は一方通行じゃないか、曲がる車を見たことない」なんて、まさかのいちゃもん。
そういう時はどうすればいいか、長年の経験で分っとる、私。
ネット開いてアクセス方法をしかと確認させる。
私が四の五の説明しても夫は妄想で反論するに決まってるからね、更にの説明は空論、めんどくさい。

アクセス方法をしかと確認した夫は「ほんとだ、曲がれるんだ、行かれるんだな」と。
当たり前じゃん、そんな大通りで左折できないなんてことがあるわけないじゃん。
なんてことは口が裂けても言わない、ほら培ってきた夫婦間外交力発揮してね。
量販店までどうにかたどり着いて(慣れた人にはなんてことないの)ヒーターはわが家に無事お輿入れ。

 

ようやく実のなる木続き。

今回の台風でこれも落ちただろうな

地面を見ればこのとおり 
でも見上げればたったひとつ

 

エゴノキ こんなにぶら下げてどうするのかしら いらぬお世話

アケビ 
とは驚き桃の木山椒の木 ほら薄紫色の熟してちょっとはじけているものしか見ていなかったから
いやはや 無知

シロヤマブキのつやつや黒い実  シロ なのに 黒い実とはこれいかに 我が家の庭

最後に青い空(いつのものかしら)にハナミズキの赤い実

早くこんな青空が見たい。

 

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カリン・柿・ガマズミ

2017-10-22 08:32:02 | 植物

連日の雨、その他もろもろに気分はジェットコースター。
急上昇急降下。台風前のこの雨でもちろん急降下の低空飛行。

そんなときなんですが、10月初めの秋の木の実探しでパチリした写真。
時期外れもいいところで・・・ごめんなさい。
せめてか行の樹木でと。でもでも我ながらそんなことどうでもいか、なんて急降下。

 

団地のカリン この団地はほんとに種類豊富に樹木が植えてあるの

 

ご近所の柿

10月初めだったからこの家の柿はまだ青い

舞岡公園のガマズミ 秋の陽をいっぱい浴びて赤い実がつやつや  恋しい!

明日もまた時期外れ木の実は続きます(-_-;)

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