まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

《行くっちゃ佐渡》

2017-08-31 09:01:15 | 旅行

いやいやいやいや何のことはない。ツアー名です、某ツアー会社のツアータイトル。
それにしても凄い!佐渡弁丸出しのツアータイトル。
佐渡に住んでいればお誘いは「来いっちゃ佐渡」だけれど。

1回その会社のツアーを利用すると次から次へとお誘いのパンフレット。
閑のときやちょっと行きたい場所がある時はじっくり眺め、そうでないときはすぐに資源ごみとなるそれ。
そんなでもいつでも佐渡旅行はどうなってるのかいな、と矯めつ眇めつ見るわけ。

ふーん、ホテルはここを使うのかお値段が安い時はここね、とかホテル関係に関しては厳しく。
時に珍しいホテル名があるときなんぞはおおっそう来たか!なんてね。

そうなの、こちらのツアー会社、よく研究しているなってすごく感心するわけよ。
今までだと、たとえば尖閣湾見学して金山行ってたらい舟に乗って(友人はこれがいちばんよかったって)
宿根木の集落を歩いてトキの森公園見学して、ぐらいが定番だったような気がするのよ。
それが(数コースのツアー拝見すると)。

ま、金山は見学コースよね、+北沢浮遊選鉱場跡(金銀山採掘の発展を支えた産業遺跡後)とある。
ローマ遺跡のようなってちょっと大げさだけれど、選鉱場跡を目にするとその威容に本当に驚くわ。

お寺でいうと新潟県でただ一つ五重塔がある妙宣寺は

まだしも、実相寺、清水寺(京都のそれを模したといわれれている)までコースにはいっているのには
驚きを通り越して、その企業努力に感心するばかりで、おぬしやるなと褒めまくった次第よ。
いずれも私も行ったことあるお寺ばかりで、特に清水寺は車があったら絶対連れて行くものね。

 清水寺

そして、絶景の海岸パノラマウォーク、願から賽の河原の二ツ亀遊歩道を散策と、若かりし頃歩いた
コースが観光バスツアーに入っているなんて考えられない。その昔私も何回か友人を連れて案内したけれど、
車がなければとても不便な場所なのよ。よくぞ開拓してくれたわ。

 二ツ亀 

極めつけは、小型船で行く小木海岸「琴浦洞窟」です。もう尊敬します、ここを見つけコースに取り入れた
開発チーム(あるのか?どうか知らないけれど)。
佐渡の東、両津に実家がある私は、60有余年にして初めて知人に連れて行ってもらった場所がここ。
感激しました、いつも見ている両津湾の海の青さと全く違う青の海の色に。
(そうはいっても日本海の海の色はどこも本当にきれいです)

(ここが琴浦洞窟かどうかはわかりませんが海の色は間違いなくこの色です)


カプリ島の青の洞窟になんか行かなくていいです、ここで十分。ほんとよ。
ぜひ、皆さんに訪れて知っていただきたい。佐渡は広くて奥深いの。
企業がこれだけ努力しているんだから、佐渡市さんどうぞがんばってくださいな。
観光地のトイレ数設置しきれいにするとか草ぼうぼうの場所をかりとるとかしてね。

 

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『長いお別れ』 ーロンググッドバイー 中島京子

2017-08-30 08:42:36 | 

短編連作の『長いお別れ』  中島さんの小説は3冊目。

少しずつ記憶をなくし、ゆっくりと自分の始末ができなくなっていく認知症。
元中学校の校長さん、公立図書館の館長を務めたこともある東昇平さんは、
2年に1回同じ場所で開かれる高校の同級会の会場にたどり着けなかったことから、
アルツハイマー型の認知症と診断される。その夫の日常生活をすべてひとりで引き受ける妻曜子さん。
「みんなわかってるの、わたし、もう七十越えてるのよ!」
誰にともなく、曜子は毒づいた。

三人の娘がいるが、話は聞いてもらえても、娘たちは自分たちの生活に忙しくて当てにならない。
生前、母はひとり娘の私が遠くにいることを嘆き苛立っていた。母の心情は今になればよく理解できる。
でも娘の立場もよく分かるのよ。双方それぞれなのよね。

 昨夕

で、ある日、句会に行った昇平さんが帰ってこない。
GPS機能付きの携帯を使って居所を探すやら何やら、当然家族は大騒ぎ。

その頃昇平さんは夜の後楽園遊園地でメリーゴーランドに乗って。
幼い姉妹二人では乗ることができないという規則のメリーゴーランドなの。
その二人に頼まれて一緒に乗ったというわけ。昇平さん、二人のおじいちゃんなんだと係員にしっかり答えて。
妹の方を自分の脚の間に挟んで片手でしっかり押さえるのよ。
ともかくこの娘をしっかりしっかりつかまえていよう。それはとてもだいじなことなんだー。
ララララ、ララララ、ララララ、と口をついてメロディーが出てきた。
幸福、と呼びたいような感覚が腹の底から立ち上ってきた。
もう胸がつまる、なんだか泣きたくなる。昇平さんに寄り添いたくなる。そうでしょそうでしょ。

 

でもでも、昇平さんの認知症はどんどん進んで。歯も悪くなり入れ歯のお世話になることに。
これが騒動の種で。昇平さんの不機嫌の種で。入れ歯が気に入らない昇平さんは何個も入れ歯をそこここに隠す。
そのたびに曜子さんは家中を探し半狂乱、取り乱すわけ。ってそりゃあそうよね。
また、入れ歯を作り直すことになるのかしら、先月作ったばかりなのにー。
老妻の頭には、この憂鬱な想像が旋回する。

ことほど左様に認知症の自宅介護は大変なのだ。
それを曜子さんはがんばる。ひとりでがんばる。訪問入浴などが終わると、曜子さんはリビングのソファに、
あざらしのように倒れ込む。
曜子さんに同情しつつも、そのお姿を想像すると・・・笑いがこみあがる。ごめん、曜子さん

歯医者でも頑として口を開けようとしない昇平さん。治療も何も大変なのよ。そしてようよう。
そんなこんなの苦難を乗り越えて新しい入れ歯が出来上がったのに。昇平さんはまたもや入れ歯紛失。
曜子さんは半狂乱。
その日出かけたディサービスでなくしたんじゃないかって。でも施設でも見つからないというし。
孫が、ディサービスで誰かにあげてきたんじゃないの?って。

その通りで。もうひとつのエピソード。赴任先から認知症の母を見舞いに来ていた孝行息子は、
「私、あなたのことが好きみたい」「これ、あなたにあげる」とお母さんにに言われるの。
赴任先に戻る息子が電車の中でハンカチに包んだ母からのプレゼントを開いてみると。
包みを開き、そこにあるものを目にして、口を半開きにし、目を逸らし、もう一度、その物体を凝視する。
ああ、何をかいわんや。びっくり仰天、入れ歯騒動の結末はここに。たまらん。



そんな日常の様々な騒動があって。
昇平さんの介護に追われて自分の不調はほったらかしておいた曜子さんは、
網膜剥離になり、手術、入院を余儀なくされる。
トイレに立つこともおぼつかなくなり、食も細くなってきた昇平さんのことが頭がおかしくなりそうなほどに
心配しながらね。娘は役に立たないからね。曜子さん、不機嫌。
そして、家に残された昇平さんも大腿骨骨折で曜子さんとと同じ病院に入院する羽目になって。
曜子さんは昇平さんの病室を行ったり来たり。やがて一緒に退院することに。

夫がアルツハイマー型認知症と診断されてから十年、
それ以来徐々に進行してきたその病気と付き合うのが妻の十年であった。だなんて。
認知症の夫を抱えているというと皆さん「大変でしょ」と言う。それに対して曜子さん。
ええ、夫は私のことを忘れてしまいましたとも。で、それが何か?
なかなか言えるセリフではない。曜子さんの肝っ玉の太さ。

1週間だけ自宅にいた昇平さんはその間穏やかに過ごした。
頭も体もあんなに壊れてしまっているのに、昇平さんは自分の意志を貫きたがる。
拒否だけが生の証であるように、嫌なことは「やだ!」と大きな声で言い続ける。でも8日目には再び発熱し入院。

曜子さんと娘三人が病室に集まって医師からのQOLについての説明確認を聞く。
家族全員そろった病室。姉妹は母をいったん家に帰そうかと思うのだが、と看護師に聞くと。

若い、しっかり者のその看護師は少しだけ考えて、それから静かな口調で言った。
「今夜は、できるならお泊りになった方がいいと思います」
って。そうなの、経験上なんとなく今夜逝きそうだなって分かることがあるの。



アメリカに残して来た長女の次男は学校のカウンセラーらしき男性に祖父の死を話す。

「十年か。長いね、長いお別れ(ロンググッドバイ)だね」
『長いお別れ』と呼ぶんだよ、その病気をね。少しずつ記憶を亡くして、ゆっくりゆっくり遠ざかっていくから」

現実は小説のようにきれいに行かないだろうが、中島さんは父上の認知症を見てきたから、エピソードのひとつひとつがリアルである。
中島さんの温かいまなざしが認知症にかかわるすべてを「終末のひとつの幸福」と見ている。

読み終わった後、ちょっと切なくなりつつも清々しくも爽やかな気持ちになって。

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秋草

2017-08-29 09:33:53 | 植物

朝晩めっきり涼しくなったので、このまま秋に突入かと思いきやそうは問屋が卸さない。
今朝は少し蒸す、雨が落ちたがっているような空気。

でもね、まあね、朝、夕、夜はエアコンのお世話にはならないで済むわ。
そして、この部屋我が家でひとつ冷房装置のないこのパソコン部屋でも、まあそこそこ座っていられる、作業できる。
長く居る部屋にエアコンがないのよ、夫なんか汗ダラダラでパソコンいじっている、変ね。ケチね。

そんな季節。
舞岡公園では。

小谷戸の里事務所前に*センニンソウ

古民家横に*オトコエシ

そして*ウメモドキの真っ赤な実

田んぼ脇の道や草原には*ツリガネニンジン

 

秋は忍び寄ってくるのね、いつの間にか。

 

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トロアオイ咲く

2017-08-28 09:25:52 | 舞岡公園

舞岡公園、いつもの園路を歩く。左手にはほんの小山。

*アキカラマツ 白い花をもしゃもしゃと

さらに、キンミズヒキを見ながら小谷戸の里へ、古民家裏に回り目を凝らす。
古民家を出て炭焼き小屋の方の道、それから小谷戸池を左にみて。

秋の趣

*ミソハギの紫 *トロアオイの薄い黄色

トロアオイは*花オクラともいい食べられるそうな

そこから小谷戸の里を出て水車小屋から田んぼ道へ。

1本残っていた*キツネノカミソリの朱赤が鮮やか。

 

 

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キンミズヒキの道

2017-08-27 08:41:20 | 舞岡公園

昨夜の涼しかったこと。
4時半過ぎまで目を覚ますことなく眠るなんて。得した気分。

やはり秋はそこまで忍び寄っているのね。
秋の草花はまことに地味で主張せず、
もし*キンミズヒキが1本だけ道ばたに咲いていてもそんなには心に留まらないだろうな。
それが群れを成すと、おおおっお前なかなかやるじゃん、風流だわなと褒めたりする。

園路の*キンミズヒキ 毎年お出迎えしてくれる。

 

 

振り向いても絵になる

古民家への道でも 奥にカメラマン氏

古民家にも  よく似合う

*吾亦紅 あんたも群れなしている場面を見たいけれど けっこう気難しいのよね

 

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わずかに 秋の気配

2017-08-26 08:38:06 | 舞岡公園

昨夕

 6:13

昨夜のなんたる暑さ。
2階はサウナ状態。
11時、寝るときになってもトイレに起きて2時になってもむしむしと暑い。
クーラーかかっている寝室を1歩出るとぶわっと熱気が押し寄せる。
ほんと、クーラーのありがたさを感じたわ。朝までお世話になりました。
なにしろクーラーはつけっぱなしで寝なさい、というありがたい情報を観ていたので、ね。

そんな暑さも今朝はいくぶん和らいで。
そこかしこにわずかに秋の気配が漂って。もうちょっとの我慢と言い聞かせているわけ。

24日、汗びっしょりの舞岡公園ぶらりでも秋を告げるあれこれが。

古民家の庭ではボランティアの方が作業中

定番のトウモロコシが軒下にぶら下がって

オミナエシが秋の訪れを教えてくれる

赤く色づくころには本格的な秋

おまたせ!

ヌスビトハギがそこここに

♪ とんぼのめがねは みずいろめがね

この記事を書いている今、風が部屋に入ってきて・・・ 涼しい。

 

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ほおずき・ナンバンギセル・ひよどりじょうご

2017-08-25 08:35:57 | 舞岡公園

朝っぱらからのあまりの暑さゆえ省エネモードでいきます。
昨日の舞岡公園、小谷戸の里で。

 

 

 

おまけです

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私、がんばってます

2017-08-24 08:29:04 | 

先日、はっきりせえはっきり、と威嚇したせいでもあるまいが、昨日のはっきりした暑さ。
久々に躰に堪えました、はい。
いくらこれが夏とはいえ、年寄り(ついに自覚)にはもっと優しい心遣いがあっていいんじゃないの。

そんな中、私達を見習え、とばかりに荒れた庭ではほそぼそと花が咲いています。
ほそぼそなら見習えるかも。
そこそこでいいからもう少しの夏を乗り切るようお互いがんばろうね。

 7月20日

 8月9日

アスパラガスは丈夫だ 小花も実も主張せずかわいい

 ミニバラ2種 8月7日

 8月4日

 

8月4日 フランネルフラワー2度目の開花

 

8月9日 なんだかんだでギボウシの花はよく見るとおもしろい 

 8月7日 カラミンサ

 8月24日 タマスダレ

 8月24日 アゲラタム?(自信ない)

以上オールキャストの小さな花たちでした。

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「記憶がとぶ時があるのよ」

2017-08-23 08:44:47 | くらし

お盆に佐渡に帰ると14日に同級生が集まる会が毎年ある。
地元の人帰省の人14,5名、同級生が開いている食堂に集まる、飲む話す騒ぐ。

そこじゃゆっくり話せないねと女子4人でその前に喫茶店に。
話がはずめば当然のごとく時間に間に合わない。
いっか、律儀な私は、人はこうやって遅れてくるのねと妙なところで感心納得する。

というわけで「時間過ぎとるわ、行かんかっちゃ」と会計も済ませ立ち上がったらヨウコチャンが、
「この袋誰のかしら」と自分の横にあった紙袋を見せた。
そりゃあ異口同音、残りの3人は「あんたんのじゃないの、横にあるんだもん」

ところが、私のじゃないってヨウコチャン。こんな赤い袋のもの持って来てないものって。
「だって、あんたの横にあるんだもんあんたののだよ。前の人が忘れて行ったんだったら店の人が気が付くわよ」
と実に正しいモッチャン。そんなこと言われたってヨウコチャン、納得いかない。
「私、持ってきたかしら、それユーハイムって書いてあるのでしょ、そんなの買った覚えがない」って。
袋の中を取り出してみると、確かにユーハイムのバームクーヘンだ。佐渡には売っていない。
やっぱりそんなの持って来てないって、記憶にないって。顔がこわばっている。
あんたののに決まっとるわよ、忘れただけよ、と笑い飛ばせない。

「私が来たとき、あんたの横にあったわよ」ともうひとりのヨーコチャン。私も見た。
それでも、私持ってきたかしら、全然覚えてないと不安がるヨウコチャンにモッチャンが、
「あんたここに来る前にワタナベに寄ったでしょ、そこにあるか聞いてやる」
と電話した。
「赤い袋、あるってよ。だから二つ持って来てひとつワタナベにあげたんだよ、大丈夫だよ」
と、何が大丈夫か分からないけれどともかく慰める。

「私、前にも記憶がとんだ時があるのよね」とヨウコチャンが言い出す。
思い出そうとしても何も覚えていないんですって。怖い、自分がそうなったら怖い。
ヨウコチャン、挙句の果てに「私飲み物のお金払った?」とまで言い出す。
出した覚えがないって。それはね、あなた袋のことで気が動転してたから上の空で払ったのよ。
モッチャン、あんたが500円出したから私がおつり50円返したでしょ、払ったわよ、って。

ひきつった顔のまま喫茶店を出て。
電話じゃあヨウコチャンは納得しないから、ワタナベに行って確かめて来ようとモッチャンに付き添ってもらって。

結論は、そうなのよ、ヨウコチャンが持って来てたのお菓子入りの赤い紙袋ふたつ。
ひとつはワタナベに、もうひとつをいつも同級会で世話になっている食堂にと。
ヨウコチャンにとって良かったようなそうでもないような結末で、当然だけれど。
いやいや、かけらも記憶にないって、強張るヨウコチャンの不安はよおく分かる。
女子の、よくあるわよそんなの、なんて慰めは何の意味もなさないものね。
理性の勝つオヤジ同級生が、病院で検査してもらえとごくごく当たり前のアドバイスしてくれたそうだ。

2日前、ヨウコチャンから頼んでおいた印刷物が届いた。
相変わらず仕事が早い。私の方が頼んでいたことを忘れていた。うん、頼んだ記憶はある。

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狭いところが好き

2017-08-22 08:42:57 | 植物

いやいや私のことではありません。
心の狭い私はなんでもかんでも広いところが好きです。
北海道のガーデンの広さに圧倒されて、やっぱりこういうのを求めていたんだなとつくづく感じたくらい
広くて清々した風景が好きです。

でも、うん、世の中いろいろな人がいるように狭い鉢の中でこそいきいきしている植物もあるのね。
目がテンでびっくりしているけれど、そうなのよわが家では。他の庭ではどうかわからないわ。

*ヒューケラ

 本来の定位置はここ ヒメシャラの下

好きな植物なのに、地植えしていたら1年経つともうヘタッとなって消えて。何度も悔しい思いをしていたの。
それが。この筒型の細長い鉢に植えたら、こここが好きですとばかりに花まで咲かせちゃって。
鉢増しもせず2年ほったらかし。日陰がいいとかの講釈無視で西日ガンガン当たるところでがんばってる。

*コクリュウ

父が小さな鉢で育てていたもの。私も大好きだから佐渡からお持ち帰りしていた。何度も。
というのも、好みそうなところに植えても植えても嫌がられていつの間にか姿を消しているのよ。

そのうち、父のそれも少なくなってこれが最後と持ち帰った。
同じように鉢に植えてみたら、ああ、ここが好きだったのね。それこそもういきいきと成長して。もじゃもじゃ。

うーん分からない。
なんでも地面の方がよく育つだろうと思っていたら、囲ってくれた方が嬉しいの、がいたんだね。ふふ。

写真加工でお遊び 佐渡の夏

 

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