まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

性格だから

2009-01-31 12:14:19 | モブログ

「おめえは、ほんとに変だな。」とは薬局ご主人の言葉。それは分かっているけど。

「そんなに毎日きちんと11時半に昼ご飯にせんでもいいだろ。どうせ何にも作らせんだろ、昨日の残りを食べればいいねか。父さんだって、今日はまだ食べとうねえって時があるがさ。それを毎日11時半に昼ご飯にせんなんつうおめえはかわっとるっチャ。」と追い打ちをかけられる。



横浜友の集まりで似た話題になった。途中から加わったパソコン友も一緒になって。
4人が2対2で真っ二つ。

そんなこんなで、決まった時刻に決まったことをしなくてはと考えて行動する自分が窮屈で窮屈で何とかしたいわ、と話したら、
「私なんか、お腹すいたからそろそろ作ろうか。」派2。
大体は決まっていても完璧アバウトなんだそうで。いったん外に出ればこっちのもんだって!

食器棚整理しようと思ったら、中に入っている食器を全部出して隅から隅まできれいにしたい派2。
「だからさ、食事の時に片付かないと、このテーブルの上はいっぱいだからあっちで食べよう、ってなるのよ。」だって。
全部出すなんてそんなこと考えられん、そんなことしたらできないに決まっているから汚いところだけ掃除、派2。
そして何が何でも片付けちゃうよね、と腹が痛くなるほど笑う。
衣類を整理するときもしかり、全部出すんだって!
だから部屋の中に洋服が積んであるのかと妙に納得。窓ふきもしかり。

「12月なんて、カレンダーに、今日は何をやる明日は何って計画を書くよね。」
うんうんやるやる!って大いに共感し合っている二人。
「そんなことする?計画なんて立てる?」ってありえん(--〆)二人。
ありえん派1が、
「計画ができなかったらどうするの?」と聞くと、
「あっやぱりできなかったわ。」とそれで終わりだそうで。
もう笑ったのなんのという問題でない、おかしくてかしくて。いやー気楽だわ極楽トンボだわ。

「あなたたち長生きするわ。」
「あなたたちこそ長生きするよ。」
どうして長生きするかはそれぞれ思惑はあるけれど、お互い2対2で言いつのった。
そうこうするうちに、いつもの、ま、性格だから仕方ないねで結論づけたけれど・・・

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題に魅かれて

2009-01-30 10:49:07 | モブログ

老人力なんて嫌、と思っていたけれど『不良定年』という作品名は、なかなかいいじゃないの、と手に取った本。嵐山光三郎さん。

私も不良とまではいかないけれど十分チンタラチンタラしているからな、きっといんじゃないの、と読み進めたのよ。


こんな表紙だしさ。南伸坊さんデザインだしさ。
この感じ、じゅうぶん不良で気に入ったからね。

ああいやだいやだ、やっぱいやだ。ただの僻みにすぎないけれど。

なんだ、「旅の帰り方」をいかにいい気分にするかって。
私もそれは考える、いい気分で帰りたい、たかが横浜から帰るくらいでも、あれこれプランを練る。だからさいいんだけれど・・・

潮来に行った帰りに佐原に出て電車で帰ろう、でいいじゃないの、それから新宿行こうが赤坂行こうが銀座行こうがOKよ。いいじゃないの。

それが成田が近いからってハワイに行くか?!
ワイキキビーチの何とかホテルでビールなんか飲むか?!
帰りの飛行機はエコノミーはしみったれているからビジネスクラスで帰ったんだと。
そんで新宿のバーで免税店で買ったチョコレートを配ったんだと。
これが不良定年のすることかってーの!
もっとそこらへんでちまちまやってよ、不良らしくさ。

ばかだったわ。何か参考になることを得ようと思った私がばかだった。あさはかだった。あさましかった。もう十分定年になっているのに、こんな作家さんからもらおうと思った私がみみっちかった、せこかった。一般庶民の私が庶民を忘れていた。あああ・・・

ま、いっか、腹を立てただけ活力をもらったわ。


うかうか表紙絵や本の題に惑わされてはいけなかったのね。

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青空

2009-01-29 11:17:13 | モブログ

今日も青空。昨日よりは気温が高い分空がいくらか春めいて・・・
明日から雪だるまマークオンパレードだから今日は貴重な一日。
昨日の温泉からの帰り道に撮った写真をアップ。



庚申塔

小佐渡を眺めながら歩く

振り返って大佐渡を眺める


貴重な午後なのに、昨日で満足して4本足につかまりそう・・・

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ハッピーバースデイ

2009-01-28 15:50:22 | モブログ

今朝は5日ぶりに太陽を拝んで 

そして1日中こんな青空      
ここは温泉がある場所。右のお山が金北山。
ヨガを終えて例によってマサチャンに下ろしてもらう。
体を温めて、腰の治療。一人ビールを飲んで・・・



ヨガは先生の自宅でのんびり行う。
懐かしい大好きな障子から、冬の日差しが柔らかく差し込んできて。
その部屋で体をほぐす。単純な動作なのに痛い。その痛みで身体がいかに硬くなっていたかが分かるってもの。ネガティブ思考に陥りそうになったのはそのせいね。きっと。終わってお茶をいただいていたら、6歳のお譲ちゃんがパパにピアノを弾いてあげるって。
その曲が♪ハッピーバースデイ
なんとまあ、「おばちゃん、ほんとに今日誕生日なんだよ。」とおっもわず出たわ。
嬉しくなってしまう。皆さんも拍手して下さって。おまけにそれを聞いたお譲ちゃんがまたまた、キーを上げて弾いてくれたじゃないの。ありがとう。

ヨガ、温泉。至福の時。こんなことがあるからやっていられる。

そして    
娘からのプレゼント。おいしい!

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おまえもか

2009-01-27 12:40:24 | モブログ

毎日何をするでもなくぼんやりしていると、道を歩きながらでもなんか物淋しくて・・・
横浜から帰ってくると佐渡の灰色の空がうらめしい。
これもいいか、な気持ちになるのにはちと時間がかかる。

曇り空、一人繋がれているお前もさびしいか。
話しかけても吠えもせずじっと見上げてすり寄ってくる。









しっぽを振ってくれて・・・人恋しいの?

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笑って

2009-01-26 12:40:55 | モブログ
横浜から送った荷物が届いた。
心配だったからすぐに開けてみる。よかった!
せんべいもその他のこわれる心配なものも無事に形をとどめていた。


郵便局に持っていったら「国外ですか?」と聞かれたくらい、チョイ大きめの段ボールだったのよ。
「あっ、ある意味海外ですから。佐渡なもんで。」なんてのんびり会話したけれど、その前には、とんでもないことが起きて。

そのくらい大きな荷物だったから、原チャリの足元にはどう突っ込んでもおさまりきらないの。縦にしても横にしても駄目。もうしょうがない、これしかないってんで、ダンボールを横にして積んだ。
おさまりきらないんだから、当然のごとく半分以上がはみ出しているのね。
そんなんでアクセルふかして、そろそろ出発。チンタラチンタラいい具合に進んで。

そのまま行って坂道に来たとたん、アクセルをギュッと入れたとたん、段ボールが、ダンボールが・・・
あっと叫ぶ間もなく、すっこんこんこんと、おむすびころりんすっとんとんと転がり落ちたの。あの四角いダンボールがころころと坂道転がって行ったのよ。
びっくりしたのなんの。その後はおかしいのなんの。笑ったね、笑って追いかけたね

後ろを歩いていた若いお兄さんも笑ってるの。
当然当然、笑って当然。突然目の前にダンボールが転げてきたら笑うよね。おばさんが必死に追いかけてきたら、そりゃあおかしいに決まっている。
私だったら、その光景を思い出すたび1日笑っていられると思うよ。
「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのも嬉しい。まずいもの見たって顔をされたらこっちはどうすればいいのだ!笑ったり声かけてくれたりしたから一緒になってあはははできたんだもんね。ああ、それなのに、
「大丈夫じゃあないです。」なんて笑いながら答える私は可愛くなかった。もっと気の利いたセリフが言えなかったのか!と後悔と反省をして。

でも、ぎっちり詰めてあったおかげで、ダンボールの角はすり切れていても中味は、全く平気で。いいじゃないの。

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転ばぬ先の

2009-01-25 10:54:39 | モブログ

横浜で目いっぱい遊んでくるので、佐渡に帰ってからは腑抜けのようになっています。空模様も悪いので、4本足につかまったきり、父と二人してなにするでもなく・・・の状態です。

横浜で最後の職場の友人たちと久しぶりの食事をしました。
「来月、モロッコに行ってくるのよ。」とお二人。
「父が、ま、来月くらいは大丈夫だろうけれど、4、月5月になるとどうなるか分からないからね。」と。すぐに命がどうのこうのではないけれど、今でも歩くことも食べることもおぼつかないそうで、ますます手がかかるだろうからね、と言います。
私たちの年代では必ず出てくる話で、情報交換も現実的かつ即役に立つと。
彼女から介護食の宅配があることを教えてもらい、父が固形物を食することが厳しくなった時にと、頭の中にメモしました。




父が、腰の痛みを訴えたり物忘れがひどくなったりする様子を見ていると、いくら暢気な私でも父のこれから先を考える時があります。

病気の場合は入院するだろう。
入院までいかない場合はどうなるのだろう。施設は利用できないだろう。
これは周りの人たちを見ていると一番大変で難しそうだ。ケアマネさんと相談して、介護のあらゆるお手伝いを利用するようにしなければならないだろう。
たとえば体格のいい父を私一人でトイレまで連れていくことなどできない。

骨折とかで歩けなくなる場合はどうするだろう。
退院してきたら実家では狭くて車イスは使えない。
老健施設にお世話になるのか、それができない場合はショートステイをお願いするのか。そうなると家にいる間は訪問介護とかヘルパーさんをお願いするのか。

認知症がひどくなったらどうするのか。
店番友も同級生男子もマサチャンママもみな大変だったと訴えた。
昼夜逆転
徘徊
これが悩みの種だったと言ってた。

店番友は職場と家が近かったから何回も見に行ってたそうだが、まず排泄物がそこらへんにないか確認したそうだ。後半は寝ていただけだったから助かったと言う。
同級生男子は常にジャージで寝て、いつでも起きられるようにしていたと言う。もちろんヘルパーさんに1日3回手伝ってもらっていたが、それでも間に合わないそう。今は母と同じ特養施設に入ってようやく一息ついている。
マサチャンママも、疲れさせるために車で遠くまで散歩に連れ出し、思いきり歩き回ってもらったと言う。「せつねかったが。」と今でも言う。
そんなこんなを聞くと、なまじな覚悟ではできないと恐ろしくなる。

もしそうなったら、その時やることは何か。
役所に相談したり、ケアマネさんに相談したりして情報をもらう。
認知症のデイサービス施設を利用する。
いろいろ考えても結局これに尽きるのか?

眠れぬ夜にそんなことを思い悩んでいても、肝心のご本人は「ボケたらおれは分からんから、その方がいいな。」ととぼけたことを言います。
そんな言葉を聞くと力が抜けて、ま、なってもいないうちから悩むのはよそうと思うから、やっぱり我ら親子には、深刻に突き詰めて考える能力が不足しているのかしら。


 

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見廻り

2009-01-24 09:36:02 | モブログ

佐渡は雪です。湿った重い雪が昨夜から降っています。


(今日の撮影ではありませんが・・・)


昨日は娘に休みをとらせて、市中見廻りごっこ。

時代捕り物関係の小説を読んでいるとよく歩くこと歩くこと。
慶次郎縁側日記の慶次郎さんだって、寮番をしている根岸から八丁堀まで歩いてくるんだからね、信じられない。

お頭の長谷川平蔵だって市中見廻りにあちらこちら出かけているんだから。
そんなに歩けるのかしら、ぜひとも体験しなくてはと思っていたので、昨日いよいよ決行の運びになった次第。

ま、娘を木村忠吾と見立てて、東京駅八重洲口を出発。平蔵の役宅は清水門外にあるからほんとはそこからだろうけれど、何しろ意気地がないからそこははしょって勘弁してもらことにして。

八重洲通りを真っ直ぐに歩き、馴染みの八丁堀を通って亀島橋を渡る。ここかどこか忘れたけれど、橋のたもとに芭蕉の句があったわ。
で、永代橋を目指して永代通りを歩き進めて・・・・
忠吾と話をしながらだから、ここまでの40分くらいの道も大して苦にならない。

当時とは場所も違うであろう近代的な永代橋の上から隅田川を眺めて、佃島あたりの高層マンションを眺めて・・さて江東区の深川突入。
仙台堀川を渡り、清澄公園、清澄庭園に入る。
江戸名所図会にもしっかり載っている霊厳寺そば、最終地点の深川資料館まで約1時間。

役宅から出発してもたぶん1時間半で十分来られるだろう。
ってんで、二人しての結論。
いくら探索しながらでも、道筋を変えながらでも、深川までは案外近く来られるんだねってことでして。
これなら軍鶏鍋の五鉄も粂八の船宿鶴やも日帰りできるわ、いざとなったらお籠もあるんだから、と納得した次第で。

締めはお頭が忠吾に御馳走したように、私めも娘にランチを御馳走して見廻りのねぎらいを。こんなどうでもいいことに付き合ってくれた感謝の気持ちを込めてね。

 

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3人のひと

2009-01-22 16:52:40 | モブログ
駅に向かうバスでお隣に座った方が「寒いですねえ」と話しかけてきた。
孫が学校に行くようになったら暇になったのよ、と続ける。
掃除ばかりしていてもねえ、植木は切りすぎて枯らしてしまったわ、
皆は好きなことをやればいいというけどねえ、
もうすぐ年金をもらえるようになるからその時からでいいわねえ、
2,3時間働けるところでもう1回働こうかしら、
などとおっしゃることを聞いていたら、駅に着いた。
では、お買い物を、とご挨拶してお別れする。

横浜美術館への道を急いだ。
この空模様だから、出る前から散々迷った。でも、1時に約束があるからどうせ出なくてはいけない。だらだらするなと気合を入れて・・・
美術館に向かう陸橋まで来たとき、向こうから来たご婦人が、
「美術館に行くのですか?」と声をかけてくれた。
今日は休館日ですって!えっと絶句したけれど。木曜日に休館日なんて。
「お一人でわき目もふらずまっすぐ歩いていたから、そうかと思って。」
二人して引き返した。
ねえ、木曜日にお休みなんて。25日までだから、土日は混むと思って出かけてきたのに。とその方も残念そう。
では、私はこちらですから、と駅方面に颯爽と歩いていった。

待ち合わせまで時間があったから、横浜駅のスタバに入った。
テーブルを挟んだ隣の椅子には、赤ちゃんを抱っこした若いママが。
赤ちゃんが私のほうを怖がりもせずじっと見つめたから、こちらもニコニコと笑いかけた。気がついたママが赤ちゃんをニコニコと見つめる。
「7ヶ月なんですよ、そろそろ楽になりました。」
夫が夜勤なんでほとんど二人です、
お風呂もじっくり温まれなくて、
おんぶして家事をやると楽だって最近知ったんですよ、
おっぱい大好きで。
お若いママは、とがったところがひとつもなくてのんびりとそんな話をしてくれた。
坊やはひとつも泣かないでママにくっついている。
子供が大きくなるのは早いよ、楽しんでね。と先輩風を吹かせてお別れした。

今日会った通りすがりの人たちは、みんな人懐っこかった。
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プロ

2009-01-21 16:15:44 | モブログ
せっかくのドライブもお断りして、昨日の午後から夜から今朝から一人DVD鑑賞会を開いたわ。勿論、2008年SMAPコンサートツアーDVD。はああーーー、よかった!

今までもそりゃあ過去のツアービデオやDVDを見ていたけれど、今回のが最高!
実際のコンサート構成がそうなっていたのか、DVD編集がそうなのか、私には分らないけれど、テンポがよくて飽きない。SMAP、衣装も雰囲気もダンスもステキ、大人。やはり見せる、魅せる。歌唱力なんてどうでもいいもんね。(あっ、そんなことないけど)、それを上回るものがある。5人に惹きつけられたわ。
Yさん、気晴らしが出来るようにそのうち回すね。

合間に珍しく『仕事の流儀』を完全に見た。10時は鬼門でたいていひと寝してしまって、目を覚ましたら終わっていた、状態なのに。
昨日はマグロの仲買人の方。

数あるその方の流儀を話されていた中で、一番印象に残ったのは、「産地を育てる」というお言葉。
素人にも分る有名産地のマグロでなく、その方の目にかなうマグロを買い付けるため、時には落札者が一人という場合があるそう。安く買い叩こうと思えばできるけれどそれはしないで、そのマグロに見合った価格で落札するとおっしゃる。
それは漁師を守り、結局は産地を守り、魚を安定的に供給できるからだと。

何でも安く手に入れれば得した感がある世の風潮の中で、そういう考え方で仕事をしている人がいることに、深く感銘した。

いかなる分野であれ、プロはすごい!
いや、すごいといわれるのがプロか。

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