まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

彼岸花

2013-09-30 12:09:06 | くらし

25日、長い間病と戦っていたご主人がとうとう亡くなった、と友からの電話が入った。
私はご本人からも余命を聞かされ、この春の終わり、彼女からはすでに命が短くなっていることを告げられていた。
この時が来ることが分かっていても、何とも言えない空しさ、切なさ。
頭がなにも働かなくなりぼんやりしてしまう、泣きたくても涙も出ない。

急だったので、26日、墓参りや母への面会や掃除洗濯ゴミ出しなどのもろもろをばたばた済ませ
昼の船で横浜へ。

翌日から葬儀関係のお手伝いをする。
彼女と古くからの友人と一緒の仕事だったので、かえって気が紛れる。
棺に納められているご主人と対面する。
「○子さん一人置いてさっさといってしまって」
思わず声に出てしまった。

彦根城で見た彼岸前の彼岸花。

今までいちどもひとり暮らしをしたことのない彼女。
ご主人がいなくなった家での1日はどんなにか長いことだろう。

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彦根城

2013-09-29 12:51:32 | 旅行

姫路城、竹田城址、彦根城とくるとよほどの城好きかと思われるかもしれないが、そうでもないの。
城にまつわる歴史やエピソード、はたまたその造りなどそんなに興味がない。
ただ建物のとしての姿かたちが美しいので、ことに石垣はほんと好きなので、そちらが見たくて行かれるところは行ってみようの気持ち。

彦根城も期待に違わず。姫路城と比べると格段に小さいがなんとも優美でかわいらしい。

 ホテルが中堀の真ん前。夕方の彦根城拝む。

 
開国記念館を映す中堀にかかる道路が通学路、通勤通学の車や学生が国宝見ながら通っている、なんて

8時半の開門を待って表門参道を登ると
 
廊下橋を中央に天秤櫓        廊下橋を下から見上げた

      
石垣は、右側が築城当時の牛蒡積み   左側が江戸後期の落とし積み 違いは明らか

国宝の本丸天守。ひしゃげた形に写してまことに申し訳ない、本丸に謝らねば。
働いているスタッフの方が
「こちらが正面、お城は京都の方を向いて建っているんですね」
と教えてくださった。彦根城内で働いている皆さん本当に丁寧な対応で気持ちがよかったわ。

 天守から琵琶湖を眺める

本丸内見学の後は西の丸三重櫓見学。
写真は西の丸から黒門に向かう道、本丸石垣。

内堀にかかる黒門を渡って大名庭園 玄宮園へ


彦根城の裏が遠くに見えて家来になった気分。

ちょうど10時半、ひこにゃんお目見えの時間になったというのに、
スタッフの方に内堀に面した道路から正面が見える唯一の場所を教えてもらったのに、
先を急ぐ我ら夫婦、すっ飛ばして三井寺に向かったのでした。(-"-)
うん、でもでも非常に満足。いい旅でした。

蛇足ながら。
予定日程  1日目  竹田城址見学  姫路泊
        2日目  姫路城、三井寺、石山寺見学 彦根泊
        3日目  彦根城見学、あとは向源寺か長浜か

台風突撃の行程
        1日目   姫路城じっくり見学  姫路泊
        2日目   竹田城址見学     彦根泊
        3日目   彦根城、三井寺見学

車という足がないしかも電車移動が長い旅は、今回のように1日1か所がちょうどいいなと思った次第です。
すぐ疲れることから、やはり若くないことを再認識。         

 

 

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園城寺(三井寺)

2013-09-28 13:43:56 | 旅行

18日からすっかり間があいてしまって・・・記憶もおぼろ。
やっぱり勢いで記事アップしないとだめね。ほんと。

この日は彦根城から三井寺。
記事は後先になりごめんなさい。

京阪電車三井寺駅で降り、琵琶湖疏水を見ながらてくてく10分くらい歩くと

 

仁王門に。重要文化財(何しろ国宝やら重要文化財がごまんとあるのよ)
湖国十一霊場巡りの方たちに出会う。

1599年再建の金堂。これは国宝。

 

近江八景のひとつ、三井の晩鐘。私も一突き300円払ってゴーンと鳴らしました。
勝手にもっと琵琶湖のそばにあるものだと思っていたことは内緒。

唐院。

湖国十一面観音霊場の第一番札所、微妙寺。
私、向源寺の十一面観音にお目にかかりたいと計画したけれど、土・日・祝日のみご開扉のこちらの小さいながらに優美な観音様にお会いできて、まことに満足満足。

彦根城見た後で身体はへとへと、ざっとの見学、それでも1時間近くかかったわ。
後でパンフレットをじっくり見たら「弁慶の引き摺り鐘」だの「左甚五郎の龍」だの、しまった見逃したの見どころがたくさん。
石山寺、行こうなんて無謀・・・諦めて正解。

18日の行程。
彦根ー(琵琶湖線、京阪電車)ー三井寺ー(京阪、琵琶湖線)-米原(飲みたいが一心故、13時55分のこだまに乗り、名古屋でひかり乗り換えの暴挙)
でも、疲れ果てていて早く家に到着したからいっか、の心境になったわ。

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コスモス

2013-09-27 12:26:37 | 植物

昨日の佐渡海峡は荒れ模様。
昼のカーフェリーは遅れて着岸、岸壁もいつもとは違う場所。覚悟は決まる。
ほんと久しぶりのどんぶらこっこよ。
船内放送は、船酔いの心配な方は中央か後よりの船室の方へ、と私向けのまことに親切なアドバイス。

どこかの老女が「いやあ、おすげえっちゃ(恐ろしい)。どんどんどんどん言うてやぼに揺れるがなあ」
と大きな声で皆の気持ち代弁してくれる。はい。
でもでも、ま、新潟着岸も数分遅れたけれど揺れはそうでもなかったわ。私も慣れてきた。

 

清々場所に向かういつもの道。
毎年同じ畑に秋になるとコスモスの花。
私もそれにならって毎年同じポジションで記念撮影(ちょっと言い訳がましいか)。

 

キバナコスモス

小佐渡の山と海とコスモス。例年通り。腕も上がらず。


 

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秋草の道

2013-09-26 08:07:07 | 自然・風景

彼岸明けの今日。
予定を1日早めて横浜に帰ることにした。

原っぱやあぜ道は秋草。

 

ツリフネソウ

 

                                ツリガネニンジン

 

萩 わざわざ手で払って歩く はらはら花が散るのを楽しむ

 

ミゾソバ

 

露草

マルバルコウソウ

今年の秋はいちだんと物思うことが多く胸が詰まる。泣きたくなる。

 

 

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シロバナサクラタデ

2013-09-25 10:48:02 | 植物

ゆく夏を惜しむかのような強烈な日差し。暑い。

一昨日の清々場所散歩。休耕田の一画が白い花で覆われている。
たしか去年はそんなことなかったよなと思いつつ、田んぼに降りた。

 

うーん、サクラタデの白花か?と見たけれど。
人生あらゆる分野で自信がないから植物博士と呼んでいる同級生ヨーコチャンの所に持って行って判定してもらう。

*シロバナサクラタデ と即座に断定しつつも時計屋さんが使うような精巧なレンズを目にあてて葉の付け根を調べている。
「それでどこを見ているの?」と聞くと専門的な用語で説明してくれる、がちんぷんかんぷんでさっぱり分からん。
「私なんか花がないとまるっきり駄目だわ」
花があっても駄目なのに見栄張ってそう言ったら、ヨーコチャン、
「私も花が咲かん時に名前確かめたいから、こうやって調べるのよ」だって。

レベルが違う(ーー;) 姿勢が違う(ーー;)

 

 

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灯りがともる

2013-09-24 12:28:37 | くらし

日の出、6時前後。
太陽は右2つのタンクの間から昇る。

昨日  今日  

 

昨日の夕方。
お隣の娘さん夫婦が、実家の裏に引っ越して来るので挨拶に来た。
よかった。いつも真っ暗な裏の家に生活のにおいがする灯りがともることになって。
私はほっとひと安心。人心地がつくといおうか、淋しさが紛れるといおうか。

7月に裏の家の息子さんから家を売る旨の話は聞いていた。
ご両親が無くなって大分経つがほぼ空き家状態。
菩提寺やお墓、仏壇関係のことが解決し、親せき付き合いも大かた終わったので、
住んでいなくても諸所の修繕や掛かりはばかにならないし、
なにより首都圏のご自分の住まいと行ったり来たりの生活も疲れるようになって、
思いきることにしたそうな。

そういうわけで裏の家はご自宅を売りたい。
お隣さんは、娘さんにお子さんが生まれるのですぐそばに住んでくれれば親も安心、共働きの娘さんも安心、というわけでぜひとも買いたい。
双方の思惑がぴったり一致してあれよあれよという間。
来月からお若い夫婦が住むことになった。

若い夫婦の声が聞こえる、子供の声が聞こえる。
たまにしか帰らないけれど私も嬉しい。

 

昨日の朝の散歩から

 

 

 

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黄昏

2013-09-23 11:58:50 | 旅行

1日のほとんどの行動が午前中に終了し、午後はひたすら寝ころんでグダグダを決め込んでいる私だけれど・・・


秋。
稲の実りが豊かなこの時期は夕暮れ行動も外せない。チャリンコ散歩。

 

 

タイトル。
黄昏?夕暮れ?どちらかしら、正式用語は難しくて判断にまよう。

Wikipediaに

「たそがれ」は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯である。西の空から夕焼けの名残りの「赤さ」が失われて藍色の空が広がると、「まがとき=禍時」という時間帯に入る。黄昏時(たそがれどき)。黄昏る(たそがれる)という動詞形もある。

とあったから、こちらを拝借することに。

 

黄昏

 

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一瞬

2013-09-22 11:20:59 | 自然・風景

昨日の夕暮れ

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稲刈り風景

2013-09-21 16:28:01 | くらし

いくらなんでも彼岸の入りは墓参りに行かなくちゃ、と昨日は日の明るいうちに佐渡に。
花を買いに行こうと玄関出たところでヤマグチサンとぱったり。立ち話。
思わぬ時間を取って慌てて・・・

今朝、ひと月ぶりに母に会いに行く。
変わりあるようなないような。

その後用足しで国仲へ。
途中もここも稲刈りの真っ最中。黄金色の風景に間にあってしみじみ。

 

 

 

苦労が実る出来でありますように。

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