まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

風雪に耐えて

2009-10-31 12:24:47 | くらし

シベリアからの風雪に耐えて何百年と生きているのはこの杉ばかりではないようで・・・

今日で10月も終わりです。
父が10月4日に脳こうそくで倒れてから3年が過ぎました。父は元気です。

昨日は市の福祉大会がありました。
父も立派に年をとっているからと表彰されました。
帰ってきてから、段差がある会場ですから、
「父さん、躓かんかった?ちゃんと歩けた?」と聞いたら、
「走った!」だって。

南田洋子さんが亡くなった記事の写真を見て、
「このもんの旦那さんは誰だった?兄弟でモテたんだねえか」と言うので、
「父さんはどうだった!」と聞くと、
「自信がある!」だって。

こんなふざけたこと言ったり、きちんと言葉で「お前も大変だ」と感謝してくれたり、
お山に行くと言うと、わざわざ外に出て山の天気を眺めに行ったり・・・するから、


夕食の支度をして、風呂からあがってくるのを待っているのに、あがるや否や、玄関先で足の爪を切り始め、おまけにその切った爪を床にほおり投げてそのまま。

私の留守中、手元に電話を持ち込んで、いかにもな待機をしているのに、
「誰かから電話がかかってきた。誰だか知らん」ってな顛末を聞かされるのよ。
最初から電話には出なくていいと言ってあるのに。


(ツルリンドウの実)

な、ことも笑って許しているわけ。

ああ、風雪に耐えているのは、杉や父ばかりではないことがお分かりいただけたかしら・・・

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杉の 巨木 変木 倒変木

2009-10-30 12:17:51 | くらし

  昨日の午後、大佐渡の北東、
和木の集落から登って杉の巨木を見てきました。
長年の風雪に耐えての圧倒的な存在感に「すごい!」としか言いようがありません。

その迫力のほんのかけらでもおすそ分けできればと思いまして・・・
(指マークの写真は拡大できます)

      


色づいた葉で目を小休止させて

 
この上下4枚は同じ杉で見た中で一番大きい。周り13メートルあるそうで。

                  





 


  



杉の根元にオオイワカガミのつややかな葉


曲がっている木はナナカマド、右に見える葉はシャクナゲ
しっかり杉に寄生していました

会長さんのお話では、今日のコースはまだ半分だそう。
もっと別のコースもあるんだや、と。

1時間半もゆっくり回るだけでこんなに多くの木々に出会えるなんて、佐渡はどこまでも奥深い。







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ガッテン!

2009-10-29 10:42:01 | くらし

 
 昨夜のテレビ、ためしてガッテン!
私はあのがってんボタンを100回くらいたたいたね。

先日、店番友と男子同級生とお茶をした。

話が佳境に入ったとたん、男子同級生が、
「薬缶の火をつけっぱなしにしてたかもしれんから、家帰ってみてくるわ」
ああ、そりゃあ大変だ、はよ行ってこいや
って送りだしたけれど、気がついたときはたいてい大丈夫な時よと励まして。

案の上「消しとった」と帰ってきた、そこから盛り上がったわ。
店番友は「目玉焼き作っとってさ、水も入れて蓋もしたから、ちょっとと思って」
庭へ出てなんかしてたんだって。
しばらくしたらご主人が
「何しとるんだ、フライパンから煙が出とる」って怒って呼びに来たそうよ。

男子同級生は、ストーブの試しだきをしようと思って、大きなタンクからポリタンクに灯油を入れていたそう。
ちょっとだからってテレビ見てたら、なんの大きな1万円分も入るタンクの石油を全部こぼしていたんだって。

みんな「抜け落ち」の物忘れ。

私なんていまさらわざわざ書かなくてもよ。

で、イメージして脳のACC機能を鍛える話。
私はとっくにやっていたから。もう感心するね、自分に。

例えば、火を消したか?のとき。

ガスだったら、ガスが消えている図を写真のように脳に写す。
炬燵のスイッチを切ったか?スイッチの切の字を脳内に写す。
要するに言葉の確認じゃなくて、何でも脳内で写真にして記憶させるのが一番思い出しやすいのよ。

でも、それじゃすまないのが日常生活ではほとんど・・・
どうしたらいいの?

そこで思い出す。
半分寝ながら見ていたこの間の「仕事の流儀」

茂木さんに質問した横浜市の男性の方。眼鏡かけていた、そこまで思い出す。
その方
「画像では記憶するけれど、名前とかはすっかり忘れる、思い出せない、どうしたらよいか」って。もう、私もその通り。よくぞ聞いてくれたって拍手したいほど。

で、茂木さん、
「脳が記憶するにはいろいろな回路がある。画像回路は発達しているけれど、言語回路が細いのかもしれないから、日ごろから、例えば自分の知っている人たちの名前を思い出して言ってみる、などという訓練をしてその回路を太くするよう鍛えたらどうでしょう」なんて言うようなことを解答してた。

うーん、なるほど、鍛えるね、と思ったけれど。

「忘れるものは忘れてもいっか」
あるいは父のように
「そうなのか」って言っていればいいか
なんて開き直ってガッテンしている怠惰な私

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赤い実 青い実

2009-10-28 12:26:42 | くらし


この季節、花に代わっていろいろな木の実。
よくよく眺めると、けっこう美しくて可愛くて・・・

    
        花筏                           蓮

   


 
  コウライテンナンショウ 

 
                                 シオデ

   
                                    アオツヅラフジ

  
         クサギ                     キカラスウリ


 ヒメシャラ

                    
                               ソバ

実には入らないようなそれもあるけれどご勘弁ください。

キカラスウリ
花を見た時には絶対カラスウリだと思ったのだけれど、夜に開く、と皆さん書かれている。でも、それは朝も昼も開いているのよ。
だから、いったいあれは何なのだ、と長い間疑問に思っていたのが解決されて、ちょっとすっきり。

名前が分からない奴が多々あるので、脳内カメラで保存しておきます。

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「もったいない」

2009-10-27 13:13:01 | くらし



8月から続いていた左背中左脇の下のしつこい痛み。
背中の痛みはよくないことは重々承知だから、一応医者に行って胸のレントゲンと心電図は撮ってもらっていたの
「なんともない」って。ただの筋肉痛だっておっしゃるのよ・・だから。

柱の角で背中ゴリゴリしたり、椅子の背でイナバウアーよろしく反り返りしたり
コリをほぐすのに四苦八苦していたわけ。


いまさら8月のカラミンサ


ずーっとずーっと痛いから気にはしていたの。

で、マサチャンが腰の痛みで通い始めて、
「おばちゃん、ウオーターベッドが超気持いいから」って言うんで、それならと通い始めた整骨医さん。

3,4回通う。
電気を通して、ちょっとマッサージ。ウオーターベッドにのってお終い、の治療。
たったそれだけれど、心持ちよくなった気がした。


そして整骨医さん。内臓からきている痛みとは違うと断言してくれて(内臓からだともっと腰のほうが痛くなるとおっしゃるの、ほんとかしら)


「○さんの痛みは動かしてできた痛みじゃない。これは筋肉が固まってできた痛みだよ」って。

もうもう思い当たるなんてものじゃない。分かり過ぎるほど分かっております。
なんたって、ちゃぶ台パソコン。座イスパソコン。
彦一アニキと又兵衛殿の情報を求めて三千里。毎日毎日、来る日も来る日も。
我ながら困るほど座っていたのよ。

整骨医さん、
「原因が分かっていて、治す手段があってできるのに。もったいない!」

もったいないっ!

そうか、もったいない、か。もったいない・・ね。
目が点、目からうろこ。
初めて「もったいない!」なんて言葉を治療院で聞くなんて。
すとんと胸に落ちたそのお言葉。ぐっときましたよ。


「もったいない そのひとことが 特効薬」  mannmo作

もう速攻で整骨院通いを中止したもんね。

 

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ハロウィンのかぼちゃ

2009-10-26 12:08:42 | くらし


ヨガの先生の稲刈りが無事に終わったので、教室が再開されました。
久しぶりにお宅へ。
おっ、ハロウィンのかぼちゃがお家の前に鎮座ましましてござる。
存在感、ある!

 
右の方、ムンクが入っているんじゃないの。


泣いているのか?


オイラまぶしい!って叫んでいます。

実家近辺ではハロウィンのハの字もないけれど、ママがアメリカの方だからこんな行事も様になっています。

そんな日米のお子さんたち。
いつか、ヨガをやっているお部屋の隣の部屋から、お姉ちゃんと弟クンが遊んでいる声が聞こえてきました。どうやらお人形を使ってままごと遊びのようで。

うーーーん、英語なのね。英語でお遊びか。二人で掛け合いしているの。そういうことか、と変なところに感心したりして・・・

この日は一人砂遊びをしていた弟クンに声をかけたら、
「夜になったら僕がろうそくつけるの」って。

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森のルビー

2009-10-25 10:51:38 | 佐渡の花


今日はこれ以上ないくらいの秋晴れの空。
今日が昨日だったらと思いつつ、いやいやこんな天気だったら私潰れていたなと。

 ひたすらついて行くだけ。写真撮影するのも遠慮がちだったの。みんなの足を止めちゃうからね。



それにしても誰が名付けたのか『森のルビー』  ユキザサの実 のことです。

       

ひたすらついて行った時には足元ばかり見ていたから、こんなに鮮やかに主張していたのに全く気付かなかった。この赤が目に飛び込んできました。

帰り道、もう一人歩きできる余裕が出てきたときに撮った写真です。

 

チゴユリは青い実をつけて   ウメバチソウ 花がかろうじて残っていました

 

センブリだと教えられて         葉の形からカニコウモリかと推測

 冬の花蕨 フユノハナワラビ
ハイキングの会の植物博士に教えられた花を自分で見つけたので嬉しかったわ




 

ツリガネニンジン こんな過酷な地で咲いていたのかとちょい感動

やっぱりなあ、花を愛でるには ハイキングおよび一人歩きできる余裕がないと。

どうでもいい報告です。
腰痛、頭痛は避けてくれました。
筋肉痛はまだ威張っておりまする。

 

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期待はずれ

2009-10-24 18:39:33 | くらし


愛でるお土産がないと登山はつらいだけで・・・
私なんかそれのためにお山に登っているんですから。

紅葉を期待して行ったのに、残念ながら出会うことはできませんでした。



鞄屋さん主宰のドンデン山からいイモリ平までの往復完全登山。
ハイキングのかけらもないの。
ひたすら登る登る下る下るの5時間コース。
私は飛び入り参加だからご迷惑をかけないことだけを心掛けて歩きました。



行きはうす雲に覆われて。紅葉たって茶色よ、こんな程度なの。つまらない。
左両津湾、右加茂湖。うっすら見えるお山たちは小佐渡。



左のはげはげが目的地の昼食場所。
もちろん、恒例の豚汁は作りました。





かろうじて下の方はこんな木々も見られますが、写真の方がずっと美人です。

ま、明日は腰痛、足筋肉痛および頭痛がすること請け合いです。
まだこんな時間(7時前)ですが、おやすみなさい。
なんてったって、昨夜は1時間半しか寝ていないのですから・・・

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芒のある風景

2009-10-23 12:30:25 | くらし

 

9月終わりの清々場所

 

芒にも風情のある美人ススキとただほうけただけのススキがあるのよ。

ああ秋、きれいだな、って思えるには、穂の開き具合とかお天気とか周りの風景とかいろいろあって結構小難しいわけ。うん、そういうことで・・・


稲刈りが済んだ田んぼが清々しくて      清々場所


芒の向こうに山が見える山里の雰囲気が出てるかなと思って   小倉


風になびいている穂がそれらしくて     清々場所


枯れすすきが、ま、いっか、な気分にさせてくれて   加茂湖湖岸


反省

こうやって並べてみると、どこかの写真で見たなになるのよね・・・

仕方ないか、素人だもんね、と慰める自分。

 

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溝そばと

2009-10-22 12:15:40 | 佐渡の花

秋の気配が濃くなって、ちょっと町はずれに行くと、そこここで出会うピンクの濃淡。


 

       溝そばと


    


      赤のまんまと


    


      咲きうづみ


    


溝そばと   赤のまんまと  咲きうづみ

高 浜 虚 子

 

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