蜜柑 なんて柄でもないし
みかん なんて優しい感じでもないし
ほんとは 未完 でいきたい心境だけれど
ま、それじゃあ可哀そうだから *ミカン*で。
ずうっと長い間こんな感じだったのよ。
11月始め頃、もういいだろうと痺れを切らせて二人で試食したら、すっぱいことすっぱいこと。なんだ、こいつ!と叱責したけれど。
パソコン教室ブログで柚子のお話を読んだら、よそ様の生り物は気になるとあったから、
「こりゃあいかん、心労かけては申し訳ない」と収穫決意。
不揃い。不美人。艶なし。
別角度で撮ろうと変化なし。
ひたすら大きさで勝負。隣Lサイズ。
いやいやこれがおいしかったのよ。
夫なんか採ってきた途端、条件反射で酸っぱさ唾が出た、と嫌がったけれど。
なんの、房の皮が分厚いのが難点で、甘さ酸味、三ケ日みかんに負けない。
うーん、お隣のしんちゃんママが楽しみにしてくれただけある。
そのお隣のモリタさんが、うちもみかん植えようかって言ってるのよと話してたから勧めよう。
それにしても、ミカン。あんたはたいしたものだ!
せっかちなこの私に『待つこと』『我慢すること』を教えてくれたんだから。
植えてから実をつけるのに十数年。
実をつけてから収穫まで数ヶ月。
ひたすら辛抱、我慢、忍耐の日々。はあ~、私は何度ばっさりやろうと思ったか。
生り物栽培は楽しい!
でもね、あと2本、10年も実をつけたことがない木があることは内緒。