このところ寝ていると膝が痛い、びりびりと痛い。時に目覚めることもあるくらい。
まだまだお付き合いしなければならないかと思うと・・・うんざり。
佐渡でのこと。
地元同級生3人と喫茶店集合。マサチャンママ、遅刻友、口も手も動く友、私。
急に叔母に頼まれた墓の用事を済ませたので遅れて行ったら、膝痛の話で盛り上がっていた。
揃いも揃って膝痛持ち主。
見た目、いちばんつらそうなのが遅刻友、膝痛歴も長い。
すっかり足の形が変形してO脚がひどくなっている。立ち上がって歩き出すまでが大変なんですって。
「若い時に転んで骨を変にしたんだわ、それがもとでさあ。見た目が悪いだろ、
知っとるもんに道で会うとどうしたって言われるからこのごろは先に、
不恰好だろ、膝が悪いんだから仕方ねえっちゃって言うとくのよ」だそうだ。
手術も考えているんですって、それは去年から言ってたから決心はついているのだろうね。
いちばん元気そうなのに膝痛を訴える口も手も動く友。
「さすがにの、いちばん痛かったときは朝起きられんかったっちゃ。ご飯の支度もできなかったわ。
どうしようかと思ったけど、その時だけは嫁さんにしてもらったっちゃ。だけど、お父さんが不機嫌でさ、
困ってしもたや。薬飲んで体操してたら、今はなんともねえわ」
と、スクワットまでしてみせる。
我らは、いやいやあんたそれは治ったんだねえや、無理してそんなことしてだめよ、と意見する。
せっかく喜んでいるのにね。
マサチャンママ、彼女こそ体操教室で飛んだり跳ねたり、歳以上の動きを見せるのに。
「いやあ年だがなあ、走ったりすると膝が痛いわ。
痛い時は、ほんとに気分が重くなって何にもする気がせえせんがね。
埼玉の合唱コンクールの前に痛くなったときはどうしようかと思ったや。階段も上れんだもの。
ヒール履かんなんしさ。鍼に行ってもダメで弱ったっちゃ。
仕方ねえ、痛み止め飲んで行ったら、ピタッと痛みが止まっていやあ助かったっちゃ。
薬ってえらいわね」
と今更のように、薬屋の彼女が言うから笑ったわ。
私?講釈したの。
「テレビで観たんだけど壁ドンがいいってよ」
と実演。壁に両手付いて伸ばして、脚を前後に開き片足は膝を曲げる。
「要するに膝裏を延ばすのよ」との説明。
「あんた、それでやっとるの?」と聞かれて「やっとらせんわ」の返事で信用得られなかったわ。
ああ、今年の私の膝痛はしつこい。重だるさも加わって始末が悪い。
ミニバスこまわりくん愛用で歩かなくなったのも原因のひとつかしら、ね。