まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

居場所がどこに・・

2006-03-21 15:15:08 | Weblog

実家の佐渡と住んでいる横浜の間を月1回くらいの割合で往復していると、時々自分の落ち着き場所がどこか分からなくなる時があるわけで・・・とても気持ちが変になる次第です。

これが旅行ならそんなことはないのですが、実家なので、娘としてすっと実家の生活に溶け込んでいくわけでしょ。お盆の帰省とかなら、ま、お客さん気分が混じるわけで、あくまでも本拠地は現在住んでいる我が家にということで何の疑問もない。ところが、1週間と言えど、両親の生活に深く入り混んで日常を常にともにしていると、佐渡の実家生活が即私の日常になって、これが今度は違和感がなくなってくるわけなのよ。

そして横浜に帰ってくる。そうすると、その日から横浜でのいつもの日常を、ま、一応妻と言う立場で送ることになるわけじゃない。本当は横浜の生活が私の本拠地であるはずなのに、佐渡の生活が身についているから、身の置き所のない違和感みたいなものがしばらく付きまとうわけです。私は、本当に困る・・・・

向田邦子さんの「阿修羅のごとく」でしたか、お父さんが愛人を作って二重生活を送っていたなと、思い出して、お父さんはどう切り替えていたのだろう、なんておバカなことを想像するのです。
愛人との二重生活なら、まっ、楽しいか

 

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今回の佐渡行きは、

2006-03-20 16:15:05 | Weblog
ちょっとした騒動になりまして・・(大した事はないと言えば大した事はないのですけれど。)

先週の月曜日から行く予定になっていたのが、日曜日早朝に、実家から
「時化ているから、もっと延ばした方がいい。」と父が言う。
「ええっ!」律儀な(頭の硬いともいう)私は、いったん決めたものを変更するのは、すごくイヤなのよ。でもそういうからには仕方がない。その日の佐渡行のための準備は全てパス。
で、午後からの用事を終えて夕方家に帰ると、またもや実家から
「時化もおさまりそうだから、やっぱり予定通り月曜日にきて欲しい。」だと。おさまらないのはこっちです
もう、ものじゃないんだから夫にやつあたりをし、月曜日は駄目、火曜日に行くとゴネ、やっと気を落ち着けましたよ。

で、今度は帰りのこと。月曜日に帰る予定にしていたら、日曜日、朝の6時ごろに父が
「明日は今日より時化るから、今日のうちに横浜に帰れ。」とまたもや急にいうわけ。
今回の実家帰りはなんとなく気が重かった私は、変更することはイヤ!なんてつゆとも思わず、さっさと帰ってきたわけです。帰りが変更したことを夫に電話すると「ばあちゃんがよく承知したな。」と言ったけれど、ほんとに私もそう思うわ。

帰ってくればきたで、ちょっと冷たかったかなとも思うわけで・・・
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なんとなく

2006-03-13 14:40:40 | Weblog



生きているにしつこくこだわって、大好きな川上弘美さんのエッセイ集を見つけました。鬼の首を取ったごとく、「ほら、みろ、芥川賞作家もなんとなく生きていると言ってるではないか!」と、違う次元で吼えております。

ふらっと海を見に行ってビールを飲み、お友達と会って焼酎を飲み、日帰り温泉の帰りの電車でビールを飲み、古くからのお友達のうちにお泊りに行って、3日間、ぼーっと過ごして、「さよなら」と言って帰る・・・等々のお話。いいわ、憧れる。髪の毛の真っ直ぐな、目の大きい背の高い川上さんが、独りふらっとそういうことをしているのは様になるのだろうな。

で、私のなんとなく・・
歌舞伎座に行く時の電車で見たのよ。向かいの座席の下にサンドイッチが置いてあるのを!!もちろん隣の友達をつついて教えてあげたわよ。いやだあ、同じ人がいるわ。誰が落としたのか知らないけれど、パックに入ったままよ、その人『ないっ!』
て騒いだかしら。困っただろうな・・・

こんな日常が私のなんとなくです。

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笑ってはいけないのに

2006-03-12 19:27:08 | Weblog
もう、笑いが止まらない。ほんとに困ってしまった・・・

昨夜友達が歌舞伎のチケットを取ってくれて、何年ぶりかという感じで歌舞伎座に行ったのよ。
事が起きたのは、2つ目の演目『二人椀久』中村富十郎さんの椀久に、菊之助の遊女松山。
初めて借りたイヤホンガイドさんが女性の方。
恋に狂う男の舞踊劇なのですが、この女性の声がイヤに冷静にいろいろ説明してくれて、でなんか椀久さんを冷ややかに見ている感じがして、もう駄目
「恋に狂う椀久は~」とか説明し始めたら、もう私の笑いのつぼにはまってきて、名手富十郎さんの一つ一つの所作までがおかしくておかしくて・・・ごめんなさい富十郎さん。決してあなたのせいではありません。
堪えるためにハンカチまで取り出したわ。恋に身を焦がして、身上までつぶして、それでも、恋しい遊女に会いに行くお話しなのに、笑ったら失礼だよね。
途中半分くらいからは、菊之助さんの美しさだけに集中したから大丈夫。オサマッタワ。

全く、人生は何がおきるか分からない。(ん、そんな問題か?)
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元気を

2006-03-11 09:05:03 | Weblog

出すためのコンテナです。今日は気合を入れないと持たないと思うときは、じっと見つめて。。


昨冬に作ったら、この暖かさでもこもこ花が咲いてお役に立っています。
ホンとはオレンジの花って好きではなかったのに・・・・

ここまでいくとやりすぎで、いくらネモフィラで締めても頭が痛くなってきます。(つぼみの時は色がはっきりわからなかったものなあ・・)で、居間からは見えない階段に行ってもらっています。

 

 

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スター

2006-03-10 14:40:43 | Weblog
市川雷蔵と勝新太郎は、紛れもなく当時の大映の2大スターだった、と関係者は口を揃えて言う。そして、あらゆる面で好対照だったと・・

勝新太郎は、「座頭市」や「兵隊やくざ」などどんな役でも勝新太郎という色に引き込んで演じたが、市川雷蔵は、「炎上」や「ぼんち」「眠狂四郎」など、全くタイプの違う役を見事に演じ分け、役に自分を近づけていく稀有なスターだったと・・

「雷蔵好み」の作者、村松さんは、そういう意味では、高倉健も三船敏郎も石原裕次郎も女優では珍しく、ただ1人吉永さゆりが同じだと。何をやっても高倉健であり、三船であり、小百合である、そして彼らは紛れもなくスターだと・・・
そこに、木村拓哉も入っている。

ふーん、そうかとすごく納得。どんな役をやっても同じ木村拓哉だということは、スターの証なんだね。でも、スターは、同じと評されることを嫌がり、いろいろ演じたがる。木村拓哉が山田洋次監督作品に出演した事は、彼にとってどう評価されるのか、興味があります。

閑話休題
「雷蔵」に関する本では断然こちらの方が面白く、村松さんのは、物足りない。
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平凡な

2006-03-09 08:28:47 | Weblog
「幸せが欲しいよね。」
昨日、田浦の梅林を見に行った時、芝生に座って我ら4人が言った言葉です。
あっ、今も充分幸せなのよ。子供たちも曲がりなりにも自立してやっているし、夫は働いているし、皆健康だし・・・他の3人の人たちももちろん。
でもね、人間って欲深なのよ。きっと。

1人の友がおばあちゃんになると言う話をしたときのことよ。
「おめでとう。」と祝福の言葉を言うそばから
「いいわね、家なんかいつの事やら・・・」と、他の3人から溜息が。皆本音の人たちだから、おめでとうと言いつつうらやむ言葉が出てもいいの。
「そうよね、赤ん坊がいるってホント幸せよね。存在自体が幸せにしてくれるよね。」とおばあちゃんになる彼女。これでお嫁さんと話すきっかけが増えると喜んでいたわ。そのお嫁さんが、検診に行ったときのことを「赤ちゃんが7センチになりました。」とメールしてきたそうで。もう大笑いになり、世代の違いを実感するわ。と又盛り上がりました。(話が脱線してしまいました。)

そういうわけで(どういうわけといわれても困るけれど)、梅を横目で見ながら、子供たちが普通の幸せを掴んで欲しいという親心を延々話したのです。

当然、梅林の写真はそれどころではなかったので、ありません。
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呼吸は大事

2006-03-07 16:11:32 | Weblog
それはそうよね、息をしなかったら死んでしまうもの。イヤイヤそういう意味でなくて・・・

ジムでエアロビクスやヨガをやっていると、インストラクターがいつも
「皆さん、呼吸忘れてますよ。」とか
「息をしっかり吐いて。」とか指示をうるさいくらい出します。本当にそうなの、夢中になると呼吸をしていない。練習し始めの頃は、エアロビクスを終えると、頭が痛くて痛くて、どうしてこうなるんだろうと思っていたけれど、あれは、呼吸をする余裕がなかったのね。

試しに、ストレッチをどうぞ!簡単に立った姿勢で。
前屈を呼吸を止めてしてみてください。ゆっくり両手を地面に近づけていくと腿の裏が気持ちよく伸びるでしょ。今度はその姿勢で、息を口から少しづつ吐いていって・・・・・あら不思議、さっきより体が伸びませんか?伸びない?ま、そういう場合もあるかな。
そうしたら、今度はおへそを背中にくっつけるくらい引っ込ませて。えっ?できない。
そのうち、綺麗に二つ折りになります。座った前屈は、もっと呼吸の効果が分かるよ。

では、へッポコインストラクターは引っ込みますが、ほんと、呼吸は大事です。
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恥らう

2006-03-06 13:46:25 | Weblog

乙女の風情といった態でしょ・・
多肉植物も紅葉するとは聞いていたけれど、我が家では初めて。


ほんのり色づいているのが何ともいえず・・・

 


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報告します(長いです)

2006-03-05 09:23:45 | Weblog

昨日、友人の新築祝いに招かれたときのことを・・・。

友人は、しっかり者の私に自宅までの道順を教えてくれ、最後に「駅まで来たら電話ちょうだいね。」と、念を押しました。勿論、私は、行き方のmemoにで、電話番号を大きくしっかり書きましたよ。老眼鏡かけなくても見えるように。うん、ばっちり。

長年の友と二人、最寄駅に着いたので、早速友が携帯で電話。ところが「その番号は使われておりません。」とのコールが・・・ん、ヘンだわ、絶対間違いないのにな。
二人して焦るけれど、バスが来てるから「ま、ともかく行ってみよう。」とか言って乗り込んだ。初めてのところだから緊張して、バス停の数を数え、「皆降りるからここだよね。」と、一緒に降りた。降りたはいいが・・・どこに行っていいか分からないのよ。すごいマンション群なのだから。
私はそのバス停の前が友の自宅だと思い込んでいるから、連れに「ここよ。」と言って確信をもってマンションに入ったわ。エントランスで部屋番号(これだけは覚えていた)を押したら男性が出たので、ヘンだなと思い、「○○さんのお宅ですか?」と聞くと、「違います。」だって。冷静な連れが、「この棟でいいの?」と言う。そう言われれば・・ここが何号棟かも分からないのにね。自分たちが何号棟に行くかも分からないのにね。

それからが大変、「あなた、住所知っている?」「知らない。」「何号棟かも思い出せない。」「電話も通じないしね。」「イヤーどうしようか。」
二人して焦る焦る、焦っても手段が思い浮かばない。だって二人とも、なんもmemoしてないものね。友は携帯だけ、結局、私は道順だけ、あの赤字の電話番号はどうしたのだ探し物の苦手な夫に電話して、私の住所録から見つけてもらうしかないかと、考えていた時に、「あっ」とひらめきましたよ、というか思い出しましたよ。財布の中に、プレゼントの送り状の控えを持っていることを・・・神の啓示です、地獄に仏とはこのことです。助かりましたぁ


迎えに来てくれたそちらの友に、顛末を話し、
「ね、この番号にかけても出なかったよ。」とメモを見せたら、
「あなたっ、これって、郵便番号じゃないのだって
路上で、3人して崩れ落ちんばかりに笑ったわ。

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