まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

日本海

2006-11-20 16:00:38 | Weblog
そうなんです、あの日本海です。

♪と~あのいけやぁ~にほんかい~
って、私のウン十年前に卒業した小学校の校歌です。なーーんも知らずに歌っていたけれど、日本海が『東亜の池』なんて歌詞はある意味すごい。

唐突ですが松本京子さんの拉致事件のニュースを見ていたら、急にこの歌詞が浮かんできてしまったわけで。

曽我さんの実家は拉致された川のすぐそばに建っている。今は建て直しの最中だが、その家から河口までは50mもない距離。その向こうは日本海。私の実家とは反対に位置するので今まで立地条件を知らなかったが、ドライブ中に友人が教えてくれた。毎日見ている海と反対側の場所の海でとほうもない事件が起きていた・・・

横田めぐみさんが連れて行かれた新潟の日本海は、私が散々青春していた日和山海岸。その浜辺を横田夫妻はめぐみちゃんの名前を叫びながら探し回ったという。
きれいな夕日が水平線に沈む広大な海岸で泳ぎ、あの年頃特有の青臭い議論を戦わせ、時にはデートもしたことのあるあの海岸でなんて不条理な事件が起きたのかと思う・・・

♪夏潮明かる両津湾~
こちらは高校の校歌です、やはりこちらの方が希望が見えて文句なくいい。
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冬仕度を

2006-11-19 15:19:27 | Weblog
しました。なんてずいぶん大げさな・・・

障子の張替えを経師やさんにしてもらい、コタツを出しただけなんですけれど・・・
何しろ7年も障子を張り替えてない!
新しい障子の時、網戸だけになっていることを忘れて、ホースで勢いよく水遣りをしたから、そこがすっかりぬれてしまって、数年後には茶色いしみになり、ついには切れ目が入り、日の光がその切れ目から差し込む始末。
そこをまた、私が不器用な手で、梅ともつかず桜ともつかない花びらを張って修繕したから、普段何も関心のない夫までが「あばら家みたいだ。」と文句たらたら。うん、本当にそう見えるから仕方ない。
そこで、正月が来る前に張り直そうということで・・・
はっきり言います、きれいです、清清しいです。うれしい!

冬はコタツ。半纏着てこたつでぼーっ。もう、すっかりそのモードに入っています。周りの空気は冷たい、コタツの中だけ温かい、そこにもぐり込んで、あーあ、と思っているのが最高!!
日々をなんとなく生きるがモットーの私には、ぴったり
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褒められました

2006-11-18 15:37:54 | Weblog

なにを?だって
そりゃあ、私が褒められることって後にも先のもあれだけよ。ん、そう、大当たりです。いつも自慢しているものね。
『歯』 歯よ。

10月に佐渡に行っているとき、虫歯の詰め物がとれたので、忙しい合間を縫って歯医者通い。3回目の今日で終わりだって!
なんだか名残惜しい。通じたのか歯Drが
「それにしてもきれいな歯だね、後何十年か持つよ、何年て単位じゃなくて何十年ね。コンクールがあったら出したいくらい!!」
褒め言葉はよく覚えているものです。で、わたし、
「先生、出ますから!!!」即答しました。

大笑いして診察室から出てきたら、ゆうさん、歯医者は話しかけても話しかけられてもOKですよ。イヤーー、びっくり。
初対面の男性が、親しげに
「今日は寒いですね。」と話しかけてきたわ。
「私はバイクですから、余計寒く感じます。」
「あなたもですか。僕もバイクなんですよ・・・」
狭い待合室で盛り上がるところでした、途端、名前を呼ばれたから終了しましたが。受付嬢に、会計をしながら、
せんせい、いつも褒めてくださるから、落ち込んだ時来ます。」
とご挨拶。件の男性も、
「お気をつけて。」とご挨拶。気分よく帰ったのは言うまでもありません。

でもな、でもな、あああ・・・
私としては一度でいいから、歯じゃなく、
おきれいですね。とか
美人ですね。とか
可愛いですね。とか
顔のことを褒められてみたいのよ。どんな気分になるのかしら。
(なんか、前にもこんなどうにもならないことをこぼした気がするけれど)

 

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今月の

2006-11-17 14:51:30 | Weblog
佐渡行きには結構な任務がありました。以下の通りです。

まず、父の退院手続きをすること。
何しろ入院している病院から、「いつ来られますか?」と言う電話までもらったものね。「おばあちゃんに来てもらってもいいのですけれど、行き違いがあると・・・・」
よーーく分ります、はい!ということで、船を降りてすぐに病院に直行。Drからちろっとお話を聞いて即退院。よかった。
私の場合は、何でも「加齢のせいですから・・」で片付けられ、父の場合は、何でも「高齢だから・・・」でお終いになります。
まあ、そんなものです。

次に、パソコン仲間さんにアドバイスをもらった「肺炎球菌ワクチン」の接種をお願いすること。
案の定、田舎病院にはワクチンの保管がない。父の許可を得て取り寄せになるというDrのお話。いいタイミングで新聞に肺炎球菌の記事が出ていたのよ。父はいちもにもなく打つと言うので、早速手続きをお願いすることに。よかった。ありがとうKさん。

さてそれから、父が入院した病院とは違う佐渡で一番の総合病院に二人の診察の付き添い。タクシーで20分かかるところ。
眼科はここしかないのよ。それで二人の全てを終えると午前中かかってしまう。階段を上ったり下りたり。よたよたした人と耳が遠い及び言葉が出にくい人では、あぶなかしくて。でもまあ、父の言葉も理解してもらえたようで。よかった。
次回は3月7日予約ということで、私の3月の日程はすでに決まったようなもの。

母一人で10日間がんばった。ので、本当に助かった。「やればできるじゃないの、よくやったね。」と私は褒めまくった。
母は、自分でもよくやったと思うとまんざらでもない表情。
心配なくせに行きたくない私が、切羽詰って「たまにでいいですから、お願いします。」と電話したお隣さんは、朝に晩に母の様子を見に来てくれたそうで・・・
家のカレンダーにその人の字で大きく電話番号が書いてあった。もうそれだけでその方のお心遣いが分って。
「おばあちゃんいつでも困ったときに電話して」と言ってくれたそうで・・・嬉しくてありがたい。なかなかできることではありません。ほんとうに!!!!

さて、一番のやらねばならないこと。備えあれば憂いなし。いつでもOKの入院準備です。おばに言われちゃいました。
「あんた、年寄り二人おいているんだから、いつ入院してもいいようにバッグに入院のとき要るものを用意しておかんかや。」
そうだ!その通りだわ。私は佐渡にいつ呼ばれてもいいように準備してあるのに、肝心の人たちのことをすっかり失念していた、というか、考えもしなかった。
この度は、母一人で何が必要かどこにあるか探すのに大変だったらしい。
そういうわけで、父のクラシックパンツを3枚も縫って、すっかり準備をしておきました。もう安心、よかった。
「とうさん、今度から、病院に行くときはこれをもって行ってね。もって行かなかったら、すぐ入院と言われても取りに戻ってよ。」と鬼娘は言い聞かせたので、今度はそちら方面の心配は要らないでしょう。

てなわけで、私はスッキリ帰ってきました。
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明日から

2006-11-08 17:08:43 | Weblog
また佐渡行きです。
父が別の病気で入院していますが、今回は様子が知れているので、連絡が来ても行きませんでした。叔母に頼み込み、新潟にいる叔父にまで見に行ってくれるよう頼み、ご近所の方にも電話で様子見をしてくれるよう頼み、私はこちらでの用事を全て片付けました。(何も用事なんてないんじゃないの?と疑われる方、私の忙しさを知らないな・・)
だってね、横浜に帰ってきてから1週間もたたないうちに、また入院したんだものね。今佐渡に戻ったら、私が倒れてしまう。
母からは「早く来ておくれ!」と言う悲鳴のような電話がきますが、鬼娘はさりげなくかわしています。問題はいつでも母なのよ。実は・・・

10月の佐渡滞在中に、私は3回も具合が悪くなりました、実は・・・
1回目は、夕食でビールを飲んでいるとき。
塩辛をつまみに呑んでいたら、あれあれという感じで、唇が膨れてきたの。いかりや長介さんみたいになったのよ。初めて食べる塩辛じゃないのに。変だ変だと騒いでいるうちに自然に元にもだったけれど。
2回目は、買い物に行く途中で。
だんだんと顔が熱くなってきて、そのうち赤くほてってくるのがよく分る。
それでも我慢して歩いていると、頭がズキズキと重く押しかぶさるように痛くなってきた。もう急いで家に帰って、血圧を測り、体温を測定し、布団に包まったわ。ほんとに救急車を呼んでもらおうかと思ったぐらい
妙な痛さなのよ。このときは、湿布薬を肩、背中、そこらじゅう貼り付けてじっとしていたら、1時間ぐらいで治まったわ。
3回目は、友達がストレスを解消しろと日帰り温泉に連れて行ってくれた帰りの車中で。
突然のように左胸から肩、首、頭が順々に締め付けられるような奇妙な感覚にとらわれた。このなんともいえない、不気味な感覚は、初めてではないのでそれこそ、「大丈夫」と自分に言い聞かせながら、数分やり過ごした。この締め付けられる痛みは、胸から始まって左耳を締め付けられることで終わる。いつか病院で検査だなとは思っているのよ。

てなわけで、意外とデリケートに体に心が表れるのです。
明日からの佐渡行きは、心もコントロールできるようにしなければね。
だんだんと課題が見えてきて・・・

閑話休題
またまた「僕の歩く道」の話で。滂沱しましたなんとも切ないお話に。
でも、心温まった。恐るべし、クサナギツヨシの演技!!!
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危なかった!

2006-11-07 15:39:59 | Weblog
危うくあの世へお呼ばれするところでした。

買い物帰り、原チャリに品物を載せて強風の中をいつものようにぶっとばしていたのよ。あぶないな、と我ながら思っていたのだけれど、案の定、足元に乗せた品が吹っ飛んだわけ。おいおいと焦って急ブレーキ!ミラーも見ずにね。
おおーー、後ろに乗用車が・・ゆっくり止まってくれたわ。もう平謝り。轢かれたって文句言えないもんね。品物がかぜに舞った時点で、おばさん運転手の方が徐行してくれたのね、「あの馬鹿が・・・」と思っただろうな。

昨日はまたまた、スーパーの帰り。信号はきちんと守って発車させた。ところが、50メートルくらい進んだところで、私の後ろからバイクに乗ったおじさんが大声で怒鳴って追い越して行くでないの。
「なによ、私がなんかあなたに悪いことした?」とムカつくくらいの怒鳴り声なのよ。キーッとなったところで冷や汗たらりよ。
ハイ!!ヘルメットをかぶっていませんでした。

閑話休題
今年のパンジー&ビオラの花色は黄色がメイン。もちろん、「僕の歩く道」の主人公テル君の好きな色。イヤイヤそれだけではないの、黄色は狭い花壇を明るくしてくれるから・・・
 

 
それにしても、テルの自画像は『モジリアニ』の瞳がないアーモンドアイを連想させます。今夜、どうなるのだろう・・・
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須賀敦子さん

2006-11-06 14:51:10 | Weblog
須賀敦子さんについて全く無知だった私は「ヴェネツィアの宿」の文庫本を手にとって、観光案内書だとばかり思って購入した。もう、何年も前に。
読み始めたら、その奥の深いこと。いっぺんに魅了されてしまった。
で、次々に読み出したのがこれら↓の書物なのです。

他に「ミラノ 霧の風景」「須賀さんについてのムック本」もある。

1950年代に大学に入り、そこから更なるものを求めて、あの時代に女性一人がパリ、ローマと海外留学をする。もう、それだけで、どんなに強い意志の人か分る。
61歳にして作家デビュー、そのすぐ第1作品「ミラノ 霧の風景」ですでに女流文学賞を受賞している、その前に上智大学の教授になって・・・
多くのファンが、須賀さんの作品を読むことを期待していたのに、69歳でがんで亡くなってしまった。
河出書房で分厚い全集が出ている。

だから、昨夜のBS朝日{須賀敦子のイタリア}をすごく楽しみにして待っていたのに。2時間じっくり見せてくれているのに、どこか中途半端。ああ、もったいない。
尊敬する詩人サバを求めて須賀さんが訪ね歩いたトリエステを一緒に旅したいのか、須賀さん本人を追い求めたいのか、番組の意図がはっきりせず、見ていて、どうにもイライラした。もっと奥深い作品を見せておくれ!ご本人と同じような・・・と、切に願ったしだいで。
須賀さん本人の語りをした某女優がまたなんともへたくそなのが、イライラに拍車をかける。

あっ、ただ、ヴェネツィアもトリエステも映像はすごくきれいで堪能させていただきました。
ヴェネツィアは、もう一度行きたい。行って、ぶらぶらしたい!!
で、もう一度「ヴェネツィアの宿」を読み返してみようと思った。
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50円苗

2006-11-05 15:27:05 | Weblog
スーパーの花苗コーナーの片隅で小さくなっていた苗です。
50円だって!

いくら売れない苗だって、売れないからって50円に値下げされては、私だったら拗ねる、いじける、泣く、怒る。そしてわめく・・だろうな。
それともどうせってあきらめるかしら。

レースラベンダー、あなたはえらい!!
八ヶ岳のどこそこで栽培されました。とか書いてあったから、そして花がまだ咲いていなかったから購入したのよ。我が家は、レースラベンダーは相性が悪い。だからいくら50円でも2個しか買わなかった。ケチだったわね。
もう、見事につぼみをつけて、今迄でいちばん生き生きと咲いています。
ほら見てごらん。売れないからって拗ねるんじゃないよ。
負け犬の遠吠えとか言っていないで、自分を見事に生かしてごらん。(誰への説教だろう、いまいち分らない!)
大事に育てます。肥料も水も欠かしません。安心してね。

それに味を占めて買ってきたスカビオサ。こいつも相性悪いのよ。
でも奮発して4鉢お買い上げ。

君も先輩に習って張り切ってください。わたしゃ、楽しみにしているからね。
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それでもな。

2006-11-03 15:29:29 | Weblog

昨日、もういい加減に携帯を持てと友人に言われて、強引に連れて行かれたのよ、ヨドバシ・・・
いろいろ見ていると、私向きのものがあるじゃない!
文字が大きい。電話とメール機能しかない。新規購入価格10円、基本使用料1575円。お兄さんにしつこく説明してもらい、パンフももらってきた。
すっかりその気になっていたのだけれど。。。その場ではね。。。

朝になって夫にその話をした。「俺は要らない。」だって
あなたに連絡したいのよ。それが、けんもほろろに、「何に使うの?」だって。電話じゃないのさ、連絡に決まっているじゃないの、ねぇ。
挙句の果てに、ソフトバンクはどうだ、だといやだっつうの。

そりゃあホンとのこというと、昨夜ベッドの上で冷静になって考えてみたら、あんまり必要じゃないなと思った。便利だろうなとは思うけれど、生活が複雑になりそうで面倒くさいなとも思った。そして、ま、いっか、いつかにしようと、いつもの思考パターンに陥ったわけよ。

でもな、夫に言われるとなんかムカつくわ。
ああ、言われたくないわ。
くーーーー、いらつくぅーーー。というわけで本日は機嫌が悪いです。

以前、読んだ雑誌に誰かが、
「携帯は別れをなくす。」と書いていたことを思い出した。
プラットフォームで別れを惜しんでも、電車に乗ってすぐに
「もしもし。」なんて話し出しては、切ない、もうこれきりで会えないかもしれないという別れはないと。だから、真の孤独を経験できないんだって・・・そっかね。



 

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あれっ?

2006-11-02 15:11:54 | Weblog

忘れてしまいました。デジカメから写真を取り込む方法を・・
ついこの間やったばかりなのにね。

おでんに入れる、がんもや厚揚げや袋詰めや、おまけにもらったおからをビニール袋毎忘れてきたりすることには、もう当たり前すぎて驚かなくなったけれど・・・
こうやって嫌でも老いていくのね。あーあ

で、あれっ?あれっ?どうだっけとばかりに迷って(でも、3分後にはできたぞよ)たどり着いた写真がこれです。

本とはこんなことは書くつもりなかったのよ。それが


どんどん大きくなるそして増え続けるオキザリス。我が家の元気印です。


毎度お馴染みスイートアリッサム。この場所が気に入ってどんどん増え続けます。夏の暑さももろともしないでね。

来年はユリをメインに咲かせようかなと考え中。このときがいちばん楽しみ。

 

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