電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

週末農業で柿の収穫

2009年11月02日 05時56分46秒 | 週末農業・定年農業
好天に恵まれた土曜日、今週は暦どおりの休日となりましたので、単身赴任先から自宅にもどり、作業着に着替えて柿の収穫を行いました。品種は「ひらたねなし」という、種のない渋柿です。もちろん、そのままでは食べられませんので、あの手この手で渋を抜く工夫が必要になりますが、実に美味しい柿です。



今年は、サクランボの剪定でせいいっぱいで、柿の剪定までは手が回らず、枝も伸び放題です。でも、昨年あまり実をつけなかったのに、今年はたくさん葉をつけたせいか、鈴なりの大豊作です。先の台風でボッキリ折れた枝を切り、樹形を整えながら収穫したところ、1本の柿の木から深コンテナに4個も収穫出来ました。ろくに消毒もしていませんので、出荷も出来ませんから、一部は焼酎で渋抜き処理にまわし、残りは皮をむいて干し柿にすることにしました。



ぽかぽか陽気の太陽の光を背に受けながら、柿の収穫や皮むきをするのも楽しいものです。ラジオを聞きながら、老母もせっせと皮をむき、日当たりの良い軒先に縄でぶら下げて乾かします。その後、屋内に取り込み、カビがはえないようにときどき回しながらさらに乾かし、よく乾いたら縄から外してよく手でもんで、菓子箱などに入れて保管しておきます。真っ白に粉が吹く頃には、冬の便りが届いていることでしょう。


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