電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

SONYのウォークマンEシリーズの4GBを購入する

2010年02月12日 06時09分08秒 | コンピュータ
ステレオ初期の録音が公共の財産(パブリック・ドメイン)として公開されるようになったことを意識し(*1)、当方もデジタル音楽プレイヤーを検討することにしました。

(1)小型であること。できれば首掛け型イヤホン等に一体化して、農作業のお供にもできるものがありがたい。
(2)安価であること。当方、Linuxユーザーですので、Windows はたまにしか使いません。やっぱり不便でダメだこりゃ~となる可能性は十分にあります。すっぱり諦めがつく程度に安価であるほうがありがたい。
(3)静電気や落下などを心配しなくてよいように、ハードディスクではなくシリコンディスクのものであること。
(4)セル指揮クリーヴランド管のハイドンで40~50MBですので、容量は、まあ当面は4GBもあれば十分か。
(5)充電に専用の充電器を必要としないこと。本体が小型でも、充電器まで持ち運ぶんじゃ、面倒です。

で、手近の量販店で、あれこれ物色しました。いろいろな製品があり、目移りしましたが、当方はイヤホンを二本使える初期型ウォークマンDDのユーザーでありました(*2)ので、Walkman という呼称の懐かしさもあり、ウォークマンEシリーズの4GBのものを購入してきました。税込みで9,680円也。



パッケージから取り出し、取扱説明書を見ながら Windows パソコンの USB 端子に接続します。そういえば、自宅の WindowsXP パソコンを起動するのも久しぶりです(^_^;)>poripori
Autorun でメッセージが表示されますが、管理者権限でないとダメよ、とのことですので、ログオフして管理者になり、再ログイン。今度はオートランは動作しませんので、マイコンピュータから Walkman の Install ディレクトリ中の SetupLauncher.exe を開きます。すると、SonicStageV というツールがインストールされました。これは、比較的スムーズに終了。「終わった~」と喜び、ログオフしてユーザーで再ログインします。

さて、使う前に「ソニー製品カスタマー登録」アイコンをダブルクリックしたら、Internet Explorer じゃなきゃダメよ、と言う。え~、Firefox じゃダメなの?まるで税務署の確定申告みたい(^o^)/
仕方なく Internet Explorer 8 を立ち上げ、カスタマー登録なるものをしようとしたら、「しばらくお待ちください」と表示したままぜんぜん次に進まない。

当方は、Linux ネットブックで遊んでいましたが、いくら待っても「登録に必要な情報を自動で取得しています。完了すると、自動的に次の画面が表示されます。」のままです。なんだかなぁ(^o^;)>poripori
まあ、カスタマー登録などしなくても、別に爆発したりしないでしょうから、ここは潔く諦めます。

次に、SonicStageV を立ち上げようとしたら、「このプログラムを実行するには、コンピュータの管理者としてログオンする必要があります」だそうで。おやおや、たかだかアプリケーションを起動するのに、管理者権限を必要とするのかい。へぇ~。
仕方なく、右クリックして「別のユーザーとして実行」を選び、管理者権限を持つユーザーでログインします。これはOK。

そこで、試しに CD から取り込んでみました。フォーマットは 192kbpsのMP3形式とし、曲はベートーヴェンのピアノ三重奏曲第1番と第2番の2曲。ちゃんと曲名と楽章、アーティスト名などが日本語で表示されるのはありがたい。リッピングが終わると、ファイルをウォークマンに転送します。これも、転送条件が指定できます。まあ、初期デジタル録音に特別に高いビットレートはいらんだろう、という判断です。

カスタマー登録でもたついたおかげで充電も終わっていたので(^o^)/
転送が終わるとすぐにメディアをアンマウントし、イヤホンで再生してみました。けっこういい音で、なかなか便利です。あとは蓄えた MP3 データを順次移していけばよいのですが、これは自宅の LAN 経由とするのが一番いいのかな。こうなると、家庭内の有線及び無線のネットワークが本当に生きてきます。

(*1):ジョージ・セル指揮ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」がパブリック・ドメインに
(*2):音楽を携帯する~MyComputingStyle~2004年12月頃
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