電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

散歩のお供に~ウォークマンE(4GB)の使用感

2010年02月24日 06時05分01秒 | Weblog
今年は、年明け早々にぎっくり腰になり、運動不足を痛感しています。そろそろ春の農作業も始まりますので、冬ごもりモードから少しずつ目覚めなければなりません。体をならすには、なんといってもウォーキングでしょう。外はまだ寒いのですが、防寒スタイルでポケットにウォークマンを入れて出かけましょう。ここしばらく、使ってみての率直な使用感です。

【良い点】
(1) 小型であることを生かし、パナソニックの首掛け型ステレオ・イヤフォンに付けているので、イヤフォンのコードが邪魔にならない。コート内、または胸ポケットに入れておけば、冬季間も電池が冷えて性能が低下しないので便利。
(2) 電池の持ちが案外よい。回転部がないせいか。
(3) 音は予想以上にまともである。圧縮の影響は最小限と思われる。
(4) 色が変えられる。青を購入したのでしたが、気分でオレンジにしています。



【良くない点】
(1) 表示部の小ささ。ベートーヴェン「交響曲第3番・英雄」第1楽章のように、曲名の終わりのほうがわからないうちに自動消灯してしまう(*1)。知った曲ばかりなら問題はないが、なじみの薄い曲だと不便。
(2) いろいろな機能があるらしいが、音楽を聴くだけ。操作は直感的にわかりやすいとは言い難い。
(3) 首掛け型からふつうのイヤフォンに付け替えるのが不便。ストラップの付けはずしがやりにくい。もっとも、これは首掛け型イヤフォンの問題か。

現在、スーク・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲のほかに、次の曲が転送してあります。いずれも1950年代末の録音で、著作隣接権の保護期間が切れて、パブリック・ドメインになったものばかり。ようやく 1GB が埋まりました。数年かけて目指すは「ジョージ・セル正規録音集 on USB メモリ」です(^o^)/

ハイドン、交響曲第97番、第99番、セル指揮クリーヴランド管
モーツァルト、ピアノ協奏曲第25番、フライシャー(Pf)、セル指揮クリーヴランド管
ベートーヴェン、交響曲第3番「英雄」、セル指揮クリーヴランド管
ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第4番、フライシャー(Pf)、セル指揮クリーヴランド管
シューベルト、交響曲第8番「ザ・グレート」、セル指揮クリーヴランド管
メンデルスゾーン、ヴァイオリン協奏曲、ミルシュテイン(Vn)、セル指揮クリーヴランド管
シューマン、交響曲第1番「春」、セル指揮クリーヴランド管
ドヴォルザーク、交響曲第8番、第9番「新世界より」、セル指揮クリーヴランド管
R.シュトラウス、交響詩「ドンファン」、「死と変容」、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」、セル指揮クリーヴランド管

自宅では、デスクトップ機を ONKYO の USB オーディオプロセッサ経由でステレオアンプに接続(*2)して聴いています。当然のことですが、同じ音源を密閉型のヘッドホンで聴くのと比べてしまうと、小さなイヤフォンとは低音の迫力がまるで違います。これは、まあ、やむをえません。でも、CD を何枚も持参しなくてもよいので、ちょいと楽しみではあります。

(*1):おそらく一定の秒数で強制的に自動消灯しているのだと思います。曲名テキスト文字の末尾を検知して消灯するようにすればよいのでしょうが、組込みプログラムが、そういうテキスト処理ができるレベルなのかどうか。
(*2):ONKYOのUSBオーディオ製品を試す~「電網郊外散歩道」
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