電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

春はもうすぐ

2010年02月25日 06時21分44秒 | 季節と行事
近頃、だいぶ日が長くなったと感じます。風はまだまだ冷たく、これからも何度か小型の寒波はくることでしょうが、大寒を過ぎて立春も過ぎて、2月も残り少なくなりました。北国にも春はすぐそこまで来ていることでしょう。

そういえば、大雪の年は例外として、近年は本当に雪が少ないように感じます。私が子供の頃は、もっともっと積雪量は多かったという記憶があります。自家用車もなかった時代ですので、除雪をすることもなく、降った雪、降ろした雪はそのまま軒先まで積もっていました。戸外から玄関へは、踏み固めた雪の階段を降りて入るような状態でした。

急傾斜の茅葺き屋根がなくなり、断熱に配慮された部屋自体を暖める石油暖房が主体になったために、住宅全体、集落全体が温められ、雪が積もりにくくなっているのもあるでしょう。また、実際は地域気候そのものが、温暖化のために少しずつ変わってきているのかもしれません。



雪もだいぶ融けてきました。なにはともあれ、春はもうすぐです。日当たりの良い南向きの庭では、雪どけの向こうに、水仙の芽がもう顔を出しています。



何とはなく希望が感じられるこの季節、音楽も読書も、伸びやかなものに手が伸びます。早く確定申告の作業を終えて、週末には新調したウォークマンをお供に、果樹園の剪定作業に入りたいところです。
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