電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「キジも啼かずば撃たれまい」とは

2014年11月07日 06時01分16秒 | 季節と行事
裏の畑に長年住みついているつがいのキジ(*1,2)、今の季節になると、よりによって夜明け時分に、ガラガラ声をはりあげて人の家の近くで「ケーッ、ケーッ」と啼きわめきます。まことに傍若無人で、安眠妨害に腹が立ちます。人畜無害を自称する私でも、思わず石でもぶつけたくなります(^o^)/

「キジも啼かずば撃たれまい」という慣用句は、ただひたすら自分を抑えて黙っていればよい、という意味ではないのですね。せっかく姿が良いのだから、もう少し大人しくしていれば、あるいはもう少し声が小さければ、猟師に狙われたりしないですむだろうに、というような感覚なのでしょう。人間社会であれば、外見はきれいで立派だけれど、喋り出すと腹立たしいヤツ、というような感じでしょうか。別に自己主張が悪いわけではない、もう少し言い方を考えろ、ということなのでしょう。

(*1):畑でよく働き、妻と帰省した娘と老母と夕食を囲む~「電網郊外散歩道」2011年5月
(*2):きょ、恐竜の足跡か?!~「電網郊外散歩道」2012年1月

写真は、山形市内から見た11月初旬の月山です。山頂付近は、すでに白く雪化粧しています。

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