電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

硬派のノンフィクションを読んでいる時は読了ペースが落ちる

2014年11月22日 06時03分28秒 | 読書
過去に読んだ本の再読が続いているときは、次から次へと読み終えるため、一か月あたりの読了数が増えます。たいていは、肩の凝らない小説が中心で、おなじみの作品の、勝手知ったる世界を散歩するようなものですので、速いペースで読み終えてしまいます。

これに対して、ノンフィクション、とくに硬派で歯ごたえのある学術的なものを初読するときは、要所を抜き書きしながらじっくりと読まないと理解が進みませんので、結果的に読了ペースはガクンと落ちることになります。今、読んでいるのは、平凡社ライブラリーの一冊、天野郁夫著『学歴の社会史』です。たいへん興味深い内容ですが、ワクワクドキドキの面白さからは程遠いものです。本書のおかげで「歴史技術科学」カテゴリーの記事は進みましたが、11月はまだ一冊も読了がありません。がんばって(辛抱して?)本書を読み終えるのが、目下のところの課題です。

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