電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

付箋の使い方

2014年11月09日 06時03分49秒 | 手帳文具書斎
1980年に3Mがポストイットを発表して以来、貼って剥がせる付箋が一般的になりました。大小さまざまな付箋が市販され、実際に便利に使っております。クリアフォルダはいつ頃から使われるようになったのか、貼って剥がせる付箋とともに、比較的近年になって普及定着した文具ではないかと思います。

その付箋を、どんなふうに使っているのか。私の場合は、こんなふうです。

  1. ワークショップ等でアイデア出しのツールとして
  2. 読んだ本や文献等で後で見直し転記するための覚え見出しとして
  3. ダイアリー上で仮にスケジュールを押さえるための、移動できる予定のタグとして
  4. 書類綴りの中で利用する頻度の高いページの見出しとして
  5. 今日の ToDo をディスプレイに貼り、業務の進行状況を見える化するため
  6. その他、机上に書類が散乱するときに優先度の高い書類を目立たせるため等


ここで、ワークショップ等でアイデア出しのツールとして使用するというのは、例えばこんなふうです。
(例)「組織に所属するとは」というテーマで考える場合、



イラストで描いていますが、テーマに基づいてグループで考えていくとき、それぞれの考えや思いつきを付箋に書いて、1人1枚ずつ貼り付けながら順に説明していく中で、なるほどと納得したり思いがけない気づきがあったり、メンバーに共通の理解が得られたりするところ等が、効果としてあげられるでしょうか。

2.では、いったん読み直し、備忘録等に転記してしまったら、付箋は剥がしてしまいます。剥がした付箋は備忘録ノートの表紙の次の扉あたりに貼り付けておけば、いつでも再利用できます。こういう用途なら、薄手のフィルム型の付箋が適するかもしれません。

3.は、例えば「忘年会」という付箋を12月下旬に貼っておき、日時と場所が確定したらダイアリー中に書き込んで確定します。

4.は、本当に何度も参照して利用するものならば、丈夫な見出しタックを付けるか、別途そのページをコピーして手許に用意しておくべきでしょう。貼って剥がせる付箋は、あくまでも「仮のもの」であるはずです。

5.については、昔、実務の中心にあった頃は、ディスプレイの端に、やるべき仕事(ToDo)の項目を付箋に書いて、ペタペタと貼り付け、用件が済むと剥がして捨てる、という形で「見える化」しておりました。付箋がどんどん減っていくときは達成感がありますが、付箋がどんどんたまっていく時は、ゲンナリしておりました(^o^;)>poripori

6.は、やむを得ず席を離れなければならない人に、優先度の高い書類を渡す時に、目立つようにする、という目的の利用です(^o^;)>poripori



ああ付箋。たかが付箋、されど付箋。
あんなにハードな日々には戻りたくないけれど、そういう時代もあったことは、ヒソカに満足しております。

コメント