テレビやラジオのニュースでの事件報道でよく使われる常套句で、どうも納得いかないものがある。例えばこの前の列車脱線事故では発生から数時間経って、多数の死者が出ているにもかかわらず、ニュースでは「警察では安全管理に問題がなかったかどうか調べている。」ハァ?なかったかどうかだぁ?あるから事故が起こってるんじゃないか!
また、殺人事件ではこうだ。「(加害者の)Aさんと(被害者の)Bさんとの間でトラブルがなかったかどうか調べている。」見ず知らずのゆきずりの犯行ならいざしらず、二人が知人同士であることがわかっていてもこんな言い方だ。トラブルがあったから殺人事件が起こったんじゃないか。放送倫理上の問題があるのかもしれないが、庶民感覚からは著しくずれていることは間違いない。
また、殺人事件ではこうだ。「(加害者の)Aさんと(被害者の)Bさんとの間でトラブルがなかったかどうか調べている。」見ず知らずのゆきずりの犯行ならいざしらず、二人が知人同士であることがわかっていてもこんな言い方だ。トラブルがあったから殺人事件が起こったんじゃないか。放送倫理上の問題があるのかもしれないが、庶民感覚からは著しくずれていることは間違いない。