徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

談合事件とCALS/EC

2006-01-31 23:19:40 | その他
 防衛庁のタイヤ入札をめぐるタイヤ5社の談合が、またまた明るみに出た。タイヤ会社OBの一人として肩身の狭い思いだ。
 一方では、熊本市の電子入札拡大が報じられている。ある建築関連業者さんのお手伝いをしているが、中小企業はCALS/EC(公共事業支援統合情報システム)に付いて行くのも大変だ。再来年には電子入札の完全実施や電子納品化も進んで行く。対応する準備を始めたが、業者にとっては今のところ何のメリットもなく負担でしかない。民間がそのメリットを享受することなど何十年も先の話ではないだろうか。
 大手企業の談合事件が後を絶たないが、CALS/ECはそれを防ぐのも目的の一つのはずだ。ならばなぜすぐに電子入札を始めないのだろう。大手企業ならおそらく来月からでも対応できるはずだ。ひょっとしたら官側にそうしたくない理由でもあるのではないか。そう疑いたくなる。