クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

一寸寄り道

2008-05-13 10:16:55 | Weblog
今日は一寸寄り道で、猫のお話ではありません。ご免なさい。
昨日は、失業保険の認定日で、職業安定所に出掛けた。せっかく出たのだから、真直ぐ家には戻りたくない。今迄近くて遠かったローカル線の富士急行を乗りに行く事にした。三鷹駅からは中央特快で高尾駅に出る。高尾のホームには、石造りの天狗が鎮座している。一服していると、水色と白の114系電車小淵沢行きが入って来た。この電車の兄貴分の113系は、僕が中学生の頃、2代目湘南電車として登場し、憧れの電車であった。乗った電車の所属表記が長ナノに変わっていた。合理化で松本の車輌が長野に統合されたようだ。6両の車内は全員着席出来る位の乗りであった。12時過ぎに乗換駅の大月で下車。駅前の食堂に入り、ラーメンを注文する。美味しいスープであった。駅前ラーメンは、割合外れが無い。
12時51分発の富士山特急で河口湖に向かう。車内はガラガラ。料金を100円追加して、展望席に。よくよく考えると、この線は初乗りである。富士五湖に行くのは、車か高速バスだった。また、この会社の前身の、富士山麓鉄道の発起人の一人に、母方の大叔父が名を連ねている。急勾配と急カーブの為、特急といえども40~50㎞でゆっくりと走る。都留市を通過すると、前方に富士山が見えて来た。左右も白い雲で白い富士。今朝写真を見ても溶け込んでしまい、はっきりしなかった。河口湖駅は、ログハウス風の木造で、駅全体木の香りが漂う。
30分後の各駅停車で戻る。乗ったのは元京王線の5000系である。僕が中学3年生時初めて登場した。その初日の朝学校のある笹塚迄、運転席の真後ろにへばり付いていたのを思い出す。京王が作った傑作電車だ。前面のパノラマウインドーの曲面が大好きな電車だ。
大月から八王子迄は、かいじ号を奢った。この電車も良く出来たマスクをしている。八王子からは京王特急で帰宅した。僕が部屋に入ると、ココが「ぼくし遊んでよ」と大騒ぎをし、仰向けにヒックリ反って待っていた。