クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お日様出れば

2008-05-16 09:51:02 | Weblog
昨日は久しぶりに、午前中からお日様が顔を出した。我家の廊下は、4月半ばから梅雨入り迄と、秋の彼岸頃から11月一杯迄、レースのカーテンを通して、柔らかな日差しが入ってくる。寒くも無く、暑くも無い、この陽射しの中で、クーもココもまどろむのが好きである。昨日もココは、ブログを書いている僕の側で暫らく遊んでいたが、静かになったので探すと、廊下の本箱の上で目を瞑っていた。顎を手の上に置き、体を横たえ、足と尾を思いっ切り伸ばしていた。僕も本を持って、廊下に横になってみる。床にはマットが敷かれているので、冷たくは無い。柔らかな日差しが気持ち良く、自然に上と下の瞼が付きそうになる。猫でなくとも、自然の恵みの幸せを感ずる。
夕方クーが、ご飯を食べた後姿を消した。クーの部屋に入ると、出窓で寝転んでいた。日の入り前の光が差し込む出窓は寒く無い。クーのお腹をさすると喜んで、喉を鳴らしながら、目を瞑り、手足を一杯に広げ「もっと撫ぜてよ」と。クーのお腹の毛は柔らかくスベスベしている。クーも喜んでいたが、撫ぜている僕の方がもっと嬉しかった。
たった今、9時40分頃、朝寝から目を覚ましたココは、廊下のカーテンの中に潜っていった。庭には、数輪の菖蒲が紫の花を咲かせている。日々仕事に追われている時は、庭の様子を見る余裕が無かったが、人生の3ラウンド目に入った目には、庭の花も新鮮に映るのだ。
写真は、昨年の10月に撮った物を使用した。