クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

命の恩人

2009-11-06 06:12:22 | ネコ
昨日、郵便物を取りに玄関を出ると、クーが出窓に座って外を眺めていた。これこそシャッターチャンス。居間に戻りカメラを手にし、玄関を出てクーにカメラを向けていると「ジジ、ジジ」と孫の声が。嫁と一緒に帰ってきたところで、自転車を降りた嫁は「コーちゃん、クーちゃんがお外見てるよ」と。クーも外に向って「ミャー」「コーちゃんお帰り」と言っていた。
この嫁こそクーにとっては、命の恩人である。何故なら、6年前クーは我家の子供になる前日の午後家の車庫に居た。結婚前の息子と二人が家に入ろうとして、その仔猫を見付けた。ネコ大好きな彼女の手が、極自然に仔猫をすくい・抱き上げていた。「可愛いナー。可愛いよね」と若い二人に幼いクーは存分に遊んでもらい「ここのお家の子供になるんだ」と決めたようで、その夜1番中泣き通し、我家に入る事となった。あの時ネコが大好きな嫁に抱かれなければ、クーは野良になっていたかも知れぬ。だから今でもお姉ちゃんが好きで、昨日も「クーちゃーん」と呼ばれると「ンミャー」と返事をしていたのである。出窓で日向ぼっこをしている時に、帰宅した僕や家内を見付けると、大声で「お帰りなさい」と言いながら、出窓を歩き回り、玄関を開けると嬉しそうに出迎えてくれるのである。