クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

故郷 下北沢へ

2009-11-08 06:54:50 | ネコ
今日8日迄世田谷・下北沢の画廊で開かれている個展『ねこの居場所』を見に昨日家内と出掛けた。この個展を行っているのは、ブログ“だから東京が好き 街のねこたち”を日々投稿しているアマチュアの写真家の方。画廊はビルの急な階段を下りた、地下の1室にあった。表情豊かに街中で暮らし、遊ぶネコ達の姿が沢山展示されていた。中でも迫力があったのは、ネコ同士の空中戦の図。飛び上がって蹴り合う姿。
この個展が開かれた下北沢は、僕が生まれて13歳迄育った街、僕の故郷である。あの頃は今のように、個性豊かな店は無く、極庶民の街であり、母も毎日のように買い物に通った。久しぶりに街を歩くと、子供の頃からあった丸井は建替え工事中であった。両親が月賦でこの店からかった茶箪笥と、天板にクーの篭ベットの置いてある洋服箪笥は今も健在である。街の姿は変わったが、通りの姿は昔のままであった。しかし、この街も変わろうとしている。小田急の地下化工事が終わり、駅が新しくなると、街も再開発され、路地のように細い道も太くなるようだ。
家に帰り着き、出窓で外を眺めていたクーが僕を見付けると大騒ぎ。靴を脱いでいると扉を叩き「クーちゃんも」叫び通しとなった。写真展のネコも可愛いが、我家の2ニャンはもっと可愛いのである。