クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

キューピット

2009-11-10 05:40:47 | ネコ
我家のキューピットはクーである。
息子は1人子であるのに独立心が旺盛で、中学生になると完全に親離れをしていた。頼もしくもあったが、僕の本音は寂しい事も。高校を卒業前には、自分の将来への道を決めていた。僕の本心は、大学を卒業し綺麗な仕事をと考えていた。息子が選んだのは建築工事。ニッカズボンを履き、朝早く家を出る。一緒に夕食の膳を囲む事は年に数度となってしまった。夫婦の会話も減った。家に帰るのがつまらなくなっていた。そんな時クーが現れた。仔猫は全てが可愛い。クーの事は息子も可愛がった。家族の会話も多少復活した。今は我家のお嫁さんとなった、息子の彼女ともネコの事で話をするようになった。クーは家族の絆を結び直してくれたのである。今は隣に息子家族が住んではいるが、夫婦二人だけの生活の潤滑油となってくれているのが、クーとココである。2ニャンが居なければ寂しい老後になっていただろう。
キューピーと言えば、我家の近く仙川の、キューピーマヨネーズの工場が再来年3月で廃止になると新聞に報じられていた。甲州街道に面した正門に立つ、キューピー人形だけは残すか、仙川駅前に移設し、保存して欲しいものである。