クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

温かな廊下で

2009-11-07 06:22:57 | ネコ
今朝も朝ご飯を食べ終えたココは、クーにバトルを仕掛け、逆に追い返されてパソコンの上に登って来た。こうしてブログを書いている僕の目の前には、腕枕で居眠りをしている。ついつい体を撫ぜてしまう。
昨日も秋の暖かく柔らかな日差しが入って来た9時前に暖房を止めると、温風を受けながらマッタリと休んでいた2ニャンは、揃って台所に行き「ご飯頂戴よ」と大声で僕を呼んだ。無視していると、ニャンブログを楽しんでいる僕の足に手を掛けて立ち上がったクーは「あたしの声聞こえているでしょ。ご飯頂戴よ」と。甘ーい甘ーい僕は、夫々の茶碗にカリカリを入れたのである。それを食べ終わったクーとココは、茶の間に縦列に座り「お障子開けてよ」と。
廊下は秋の陽射しが一杯に入り温室になっていた。2ニャンはレースのカーテンの中に潜り、外を眺めたりと静かになった。暫らくして廊下に入ってみると、クーは定位置の箪笥の上のベッドで猫丸に、ココは背の低い、籐の衣装篭のベッドで眠っていた。ココの前のカーテンを開けると、全身に日が当たり、毛が輝いて見える。体を撫ぜても目を覚ます事はなく、完全に熟睡していた。2ニャンはお昼ご飯もパスし、居間に入って来たのは、夕方のお日様が西に隠れる頃だった。