クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

愛情テンコ盛り……おニャンコブログ

2008-05-21 10:09:59 | Weblog
今朝偶然にgomakina&azutama『ゴマきなこ&アズたま』(http://blog.livedoor.jp/kurogoma_kinako)と言うブログを見付けた。午前3時から7時迄、昨年6月の最初の書き出しから読み始め、途中で止まらなくなった。ゴマちゃん、きなこ君(姉弟)とあずきちゃん、しらたまちゃん(姉妹)の日常を綴ったブログである。作者の女性は大の猫好きさんで、勤務先の隣の空き地で泣いていた子猫を保護され、ブログを始められた。その後間もなく、お姉さまが保護された姉妹仔猫も引取られ、里親を募集されたが、可愛い姉妹を手放す事が出来なくなったと言う。まるで、ちゃとらとはちわれのぽっぽ君のように。犬好きだったご主人をも、ちびニャンズは虜にした。写真も文章も愛情が溢れている。今は3ヶ月位の白猫ちゃんの里親募集をされている。今朝は11月初め迄の分を拝見したが、残りは明日の朝にしよう。
今は改題され、まるまるかじつぽちもん日記となっている、にゃんぽち君のブログは、最初はお料理やお菓子のブログであった。05年7月、作者のひろみさんは、道にうずくまっている、生まれたての仔猫を見付け・拾い上げた事からブログは一転し、仔猫のにゃんぽち君の成長日記へとなった。医師の見捨てた仔猫が成長してゆく様子には、おもわず涙が出てしまう。僕が一番最初のお気に入りに登録した猫ブログであり、06年11月26日(日)のブログの一番下にあった里親募集を開いたのが、ココとの出会いとなった。そして、ココのお祝いを最初に下さったのもひろみさんであった。
浪人中の現在は、愛情てんこ盛りのニャンコさんブログを、ゆっくりと時間を掛けて楽しませて戴いている。
今日はこれから駅前の書店に、昨日発刊された、猫カメラ2を買いに出掛けようと思っている。午後はこの本を読むとともに、咲き出した我家のバラをクーたんをモデルにして撮影しようと思っている。

ゴァーンまだ?

2008-05-20 07:00:50 | Weblog
昨夜来東京も強い雨が降り続いている。日付が変わる頃の雨は、バケツどころかたらいを引っ繰り返したようで、その屋根に叩き付ける雨音で、僕も隣で寝ていたココも目が覚め、二人で顔を見詰め合うほどであった。
この頃我家のニャーンズは食欲旺盛である。今朝もクーは、一皿食べた後僕の膝に手を掛けて「お代わり頂戴よ」と甘ったれた声を出し、カリカリのお代わりも残さず平らげて「クーちゃんもう少し寝るわ」と自分の部屋に引上げた。
それから暫らくすると、襖を揺さぶり「ぼく起きたよ。開けてよ」と大きな声が聞こえて来た。襖を開けると、小走りに居間とダイニングを一回り。今日は玩具箱に首を入れ、ねずみを咥えて、ソファーの上に持って行って、手と足を使って、ケリケリをしたり、ねずみの頭にガブリをして振り回して、楽しく遊んでいた。それに飽きると、台所迄掛けて行き、床から電子レンジを伝って、3歩で冷蔵庫に飛び上がった。今日は勢いが付かず、片足が落ちかかったが、意に介さず立ち上がって「虫さん居ないかニャー」と探し回った。
4時過ぎ、僕がブログを見ていると、ココがモニターの前に腰を下し、手で僕の頭を撫ぜながら「ンミャー」と一言。「まだ時間じゃないよ」と言いながら床に下ろすと、つまらなそうな顔をして、カーテンの中に潜った。外は雨が強く降っており、小鳥も来ていなかった。10分位するとまた上がって来て、何回も何回も手を出してご飯の催促をする。抱き上げてお腹を擦るが不機嫌で、マウスを握っている右手首に、ガブリ攻撃をして来た。
仕方なく部屋にココの茶碗を取りに行くと「ゴァーン、ゴァーン」と言いながら、一緒に台所に入る。カリカリを茶碗に入れるのを待てずに摘み食い。食べ終わったと思ったら、またモニターの上に登り「ミャ~ァー」と。ココまでご飯のお代わりだ。しかし、幾ら食べても太らぬ。これだけ動き回るのだから、カロリー消化も多いのだろう。

安眠妨害だニャー

2008-05-19 10:08:11 | Weblog
昨日は、我家から直線距離で2㎞程離れた場所で、不発弾の撤去工事が行われた。午前8時前から、数機のヘリコプターの飛ぶ音が大きく聞こえて来た。工事現場上空を旋回し続けているようで、何時まで経っても静かにならぬ。日曜日には多い、調布飛行場からの、軽飛行機も飛ばないようであった。テレビでは、ヘリコプターから撮影した画像が、生中継で映し出された。見慣れた街並みで、解説が無くともどこか良く分かる。9時半頃調布の防災放送の声が聞こえて来た。普段は静かな住宅地が、一段と騒々しくなった。すると突然居間の扉がノックされた。ノックしているのは、クーである。普段よりずうっと早いお目覚め。超低空で飛び回るヘリコプターの騒音、緊急自動車のサイレンで、寝ていられなくなったのだろう。
11時過ぎに駅近くの商店街迄買い物に出ると、甲州街道はガラガラだった。駅のホームには大勢の鉄道職員が立ち、入って来る、新宿からの電車の乗務員に指示を出していた。バス乗り場には、この季節の何時もの日曜日と同じ位の行列が出来ていた。神代植物公園では、バラ祭りが始まっていた。僕も近々見に行こうと思っている。
昼ご飯を食べたクーとココは、夫々の部屋でお昼寝を始めた。夕刻前、前の道が騒がしくなった。孫の晃と近所のお孫さんが、大きな声を出しながら、元気に遊び始めたのだった。出窓で寝ていたくーは、またまた起され、居間に非難して来た。一言「ミャー」と言ったがこれは「安眠妨害の一日だニャー」と言ったのだろう。クーは何時もより早く部屋に戻っていった。

息子29歳良きパパに

2008-05-18 08:17:19 | Weblog
今日は息子の誕生日。29歳になった。日曜日であるが、先程仕事に向かった。親の欲目を差し引いても良く働く。毎朝6時前に家を出て、帰宅は夜9時過ぎだ。高校卒業以来建築職人として、一つの会社で働く。一人っ子故、癇癪を起こし、何時辞めるかとハラハラしたが。髭面で、ニッカズボンの厳つい面構えだが、心優しいパパだ。休日には孫と息子の笑い声が良く聞こえてくる。子供への虐待は全く心配ない。子煩悩になった。家庭は円満だ。嫁もそんな優しさに惹かれたのか。年下の義兄とも仲が良く、実の兄弟のように付き合っている。
息子は一人っ子であったが、幼い頃からむちゃくちゃな我が侭は言わなかった。一人っ子なのに、兄弟のように付き合う同級生も多い。
息子の家の猫、マイクも家族の一員として、幸せに暮らす。嫁と孫とマイクの元気で優しい顔を見るたびに、こちらも笑顔となる。

聞こえてる??!

2008-05-17 10:01:14 | Weblog
こんにちはクーちゃんです。今日も良いお天気ですね。もう少しすると、出窓にもお日様がお顔を覗かせます。それまでは、お母さんのベッドの上に居る事にします。今お父さんのところに行って「ご飯頂戴」って行っても「クー何を言っているんだ」と冷たくされますから。
みなさん聞いて下さい。今朝あたしのご飯少なかったから、お台所のニャンコ椅子に座って「お父さん」って3度も呼んだんです。お父さんはパソコンに夢中で、あたしの声が耳に入らないみたいでした。頭に来て、お父さんのところに駆けていって、パジャマのおズボンを引っ張りながら、大きな声で「クーちゃんの声、聞こえてるの」と言ったんです。やっと分かったみたいで、あたしに付いて来ました。カリカリの入っているタッパーの前で、さっきよりも大きな声で「ご飯のお代わり頂戴よ」って言ったんです。全く娘の言う事を聞いていないんだから。こんな事が続けば、本気で怒ってクーパンチするからね。
でも、あたしはお父さんも、お母さんも大好きなんです。「撫ぜてよ」なんて甘い声を出すと、直ぐに「クーは可愛い子供だよ」って言いながら、優しくお背中を撫ぜてくれますもの。
お昼を食べた後は、出窓から晃君の遊ぶのでも見る事にします。

お日様出れば

2008-05-16 09:51:02 | Weblog
昨日は久しぶりに、午前中からお日様が顔を出した。我家の廊下は、4月半ばから梅雨入り迄と、秋の彼岸頃から11月一杯迄、レースのカーテンを通して、柔らかな日差しが入ってくる。寒くも無く、暑くも無い、この陽射しの中で、クーもココもまどろむのが好きである。昨日もココは、ブログを書いている僕の側で暫らく遊んでいたが、静かになったので探すと、廊下の本箱の上で目を瞑っていた。顎を手の上に置き、体を横たえ、足と尾を思いっ切り伸ばしていた。僕も本を持って、廊下に横になってみる。床にはマットが敷かれているので、冷たくは無い。柔らかな日差しが気持ち良く、自然に上と下の瞼が付きそうになる。猫でなくとも、自然の恵みの幸せを感ずる。
夕方クーが、ご飯を食べた後姿を消した。クーの部屋に入ると、出窓で寝転んでいた。日の入り前の光が差し込む出窓は寒く無い。クーのお腹をさすると喜んで、喉を鳴らしながら、目を瞑り、手足を一杯に広げ「もっと撫ぜてよ」と。クーのお腹の毛は柔らかくスベスベしている。クーも喜んでいたが、撫ぜている僕の方がもっと嬉しかった。
たった今、9時40分頃、朝寝から目を覚ましたココは、廊下のカーテンの中に潜っていった。庭には、数輪の菖蒲が紫の花を咲かせている。日々仕事に追われている時は、庭の様子を見る余裕が無かったが、人生の3ラウンド目に入った目には、庭の花も新鮮に映るのだ。
写真は、昨年の10月に撮った物を使用した。

寒い日は

2008-05-15 09:38:04 | Weblog
昨日の午前中は、冷たい雨降りで、温風器を点けて、部屋を温かくしておりました。昨日のブログの後段にお話した続きです。ダイニングテーブルに乗り、袋で遊んでいたココは、それに飽きると、オルガンの上からクーの様子を暫らく見ていました。クーはココがちょっかいを出しそうも無いと分かると、手に顎を乗せて、目を閉じてしまいました。上に登った温風は、クーの背中を優しく撫ぜています。耳もほとんど動かさず、全くの無警戒です。そんなクーの様子を見ていたココも、顎が外れるような大きな欠伸をすると、オルガンの隣の、小引き出しの上に静かに登り、クーと同じ格好で目を閉じてしまいました。
ココが目を開けて、スクッと立ち上がり、ソファーに寝そべって、旅行のムックを読んでいる僕の背中に上がって来ました。「ゴァーン」と一言。時計を見ると、11時半を過ぎておりました。ココの声で目を開けたクーにも「ご飯食べる?」と聞きましたが、返事をせずにまた目を閉じてしまいました。以前からクーは、ココがご飯を食べていても、全く気にしません。例え自分の残した物を、目の前で食べられても平気です。その代わり、味には大変煩く、一口食べて美味しくないと感じたら、後は全く食べてくれません。ココは好き嫌いなく何でも良く食べ「美味しかったよ」と舌なめずりをして、余韻を楽しんでおります。
今日は春の日差しが戻りました。クーもココも夫々自分の部屋で、お昼寝の最中です。隣から孫が部屋の中を走り回る、足音が響いて来ます。後暫らくすれば、外で遊ぶ孫の声が聞こえて来るでしょう。

ブログ700話

2008-05-14 09:59:38 | Weblog
今朝も冷たい雨がふり、我家は温風器を点けております。クーは温風の来る本箱の上で、気持ち良さそうに眠っております。ココは寝室の僕の布団の上で、眠っている事でしょう。隣からも、孫のサイレンも聞こえてこず、真に静かな朝です。
このブログを書き始めて、今日で700話となりました。我ながら良くここ迄続けてこられたと思っております。毎日500~700字程の文章ですので、400字詰め原稿用紙では、約870頁になります。日記は三日坊主で、1ヶ月も続けた事はありません。それなのにです。やはり、日々書きたくなる素材が、目の前にあると言う事でしょう。クーとココの姿を見ていると、ココに追いかけられたクーが耳を寝かせ、手を出して、ハラハラする時もありますが、二人が擦り寄って、僕に撫ぜ撫ぜしてよとせがんだり、耳元で大きな声でねだったり、甘えたりと、可愛い姿を毎日沢山見せてくれます。それを写真だけでなく、文章で表現するのには、緻密な観察が要りますが、観察した後で文章を考えるのも、僕にとっては楽しい事です。
今僕の部屋から、ココの声が聞こえて来ました。そして、立ち上がって襖を揺らしております。その音でクーも起きてしまい、座ってお化粧を始めました。襖を開けると、小走りでココが洋間に入って来ました。ココは部屋の中を歩き回り、モニターの前で僕の鼻をペロリとし、玩具になりそうな物を探しています。化粧の終ったクーは、ココの動きを注意深く見守っております。ただ、今のココは、クーの事に全く感心を示さず、ダイニングテーブルの上の袋に、顔を入れて遊び始めました。
寒い日は、温風器の前で3人で、お母さんの帰りを待つ事にしましょう。

一寸寄り道

2008-05-13 10:16:55 | Weblog
今日は一寸寄り道で、猫のお話ではありません。ご免なさい。
昨日は、失業保険の認定日で、職業安定所に出掛けた。せっかく出たのだから、真直ぐ家には戻りたくない。今迄近くて遠かったローカル線の富士急行を乗りに行く事にした。三鷹駅からは中央特快で高尾駅に出る。高尾のホームには、石造りの天狗が鎮座している。一服していると、水色と白の114系電車小淵沢行きが入って来た。この電車の兄貴分の113系は、僕が中学生の頃、2代目湘南電車として登場し、憧れの電車であった。乗った電車の所属表記が長ナノに変わっていた。合理化で松本の車輌が長野に統合されたようだ。6両の車内は全員着席出来る位の乗りであった。12時過ぎに乗換駅の大月で下車。駅前の食堂に入り、ラーメンを注文する。美味しいスープであった。駅前ラーメンは、割合外れが無い。
12時51分発の富士山特急で河口湖に向かう。車内はガラガラ。料金を100円追加して、展望席に。よくよく考えると、この線は初乗りである。富士五湖に行くのは、車か高速バスだった。また、この会社の前身の、富士山麓鉄道の発起人の一人に、母方の大叔父が名を連ねている。急勾配と急カーブの為、特急といえども40~50㎞でゆっくりと走る。都留市を通過すると、前方に富士山が見えて来た。左右も白い雲で白い富士。今朝写真を見ても溶け込んでしまい、はっきりしなかった。河口湖駅は、ログハウス風の木造で、駅全体木の香りが漂う。
30分後の各駅停車で戻る。乗ったのは元京王線の5000系である。僕が中学3年生時初めて登場した。その初日の朝学校のある笹塚迄、運転席の真後ろにへばり付いていたのを思い出す。京王が作った傑作電車だ。前面のパノラマウインドーの曲面が大好きな電車だ。
大月から八王子迄は、かいじ号を奢った。この電車も良く出来たマスクをしている。八王子からは京王特急で帰宅した。僕が部屋に入ると、ココが「ぼくし遊んでよ」と大騒ぎをし、仰向けにヒックリ反って待っていた。

我家の天使

2008-05-12 06:03:31 | Weblog
クーと住むようになって間もない頃、教会の壁に貼ってあった、キリスト教系の新聞記事に、釘付けとなった。そこには、英国のとある教会で、動物愛護デーに、司祭(牧師)が信徒が連れて来た、ワン・ニャンの頭に手を添えて、祝福をしていた。この記事を読んでいる時、不意に肩を叩かれ「羨ましいんでしょう。日本の教会には無いからネ」と言われた。正に然り。ワン・ニャンも大切な家族だもの。もし我家のクーとココに、クリスチャンネームを付けるとしたら、クーはグレース、ココは天使ガブリエルと。
孫の晃もそうであるが、クーもココも天から使わされたのである。2世帯住宅とはいえ、息子が独立した今、僕達夫婦は、クーとココにどれほど慰められているのか。彼らが我家に居なかったら、夫婦の会話も途絶えがちになり、寂しい老後を過ごさねばならなかっただろう。ココはオチビの頃からの、やんちゃがさっぱり抜けぬ。今も台所で、レジ袋を落としたり、それを蹴ったりと悪戯をしているようだが、それだって僕には、可愛い仕草に見える。クーも僕の膝に手を掛けながら、おねだりをする。これをされると、直ぐに立ち上がり、クーの言う事を聞いてしまう。お父さん、お母さんとしたってくれる、クーとココは僕達にとってかけがえの無い、神様からの贈り物である。
どのニャンコさんブログを拝見ても、愛情が溢れ出て、心が和まされるのだ。